サブカテゴリー

PR:

海外サーバー経由し操作か?大阪府警、接続ルートを捜査

 大阪市に殺人予告のメールが届いた事件で、何者かが海外など複数のサーバーを経由して、アニメ演出家北村真咲被告(43)=業務妨害罪で起訴、釈放=のパソコンを遠隔操作していた疑いがあることが8日、大阪府警への取材で分かった。

 府警は不正指令電磁的記録作成・同供用容疑の適用を視野に接続ルートを解析し、プログラムの作成者や接続元の特定を進めている。

 また、インターネット掲示板に伊勢神宮を破壊すると書き込みがあった事件で、津市の男性(28)=三重県警が威力業務妨害容疑で逮捕、釈放=が、書き込みがあった時刻の約30分前に、ネットから無料の画像編集ソフトをダウンロードしていたことも判明した。

 男性は県警に「ソフトをインストールしようとしたら、パソコンが異常な動作をした」と説明。県警は、ソフトのダウンロードを通じ不正プログラムが侵入し、遠隔操作されるようになった可能性が高いとみて調べる。

 大阪府警によると、北村さんのパソコンに入っていたプログラムは、遠隔操作で名前を変更したり削除したりする機能を備えていた。殺害予告があった3日後の8月1日、府警は北村さんからパソコンの任意提出を受けたが、既に削除されていた。

 北村さんは任意の事情聴取を受けた際、プログラムの存在やパソコンの異変に気付いておらず、知らない間に遠隔操作で削除されていた可能性が高い。

 パソコンを使っている大まかな場所を確認することも可能で、府警は、所有者の北村さんが大阪府在住と知った上で、大阪・日本橋での殺人予告を書き込んだとみている。

[ 2012年10月8日 18:07 ]

Webtools & Bookmarks
Yahoo!ブックマークに登録

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

クイックアクセス
【楽天】オススメアイテム
スペシャルコンテンツ