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首相 原発事故作業員をねぎらう10月7日 12時20分
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野田総理大臣は7日、福島県を訪れ、原発の事故直後に作業に当たった東京電力の社員らと懇談し、「恐怖と過酷な環境の中で奮闘していただいたことに改めて感謝したい」と労をねぎらったうえで、廃炉など事故の収束に向けた協力を求めました。
野田総理大臣は7日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、復旧作業の拠点となっている福島県楢葉町の運動施設「Jヴィレッジ」を訪れ、事故直後に対応に当たった東京電力の社員ら8人と懇談しました。
この中で、野田総理大臣は、事故当時の状況について説明を受けたうえで、「皆さんの最前線における対応で、現在、廃炉に向けた取り組みができるようになった。恐怖と過酷な環境のなかで奮闘していただいたことに、国民の1人として改めて感謝したい」と述べて、労をねぎらいました。そして、野田総理大臣は「廃炉に向けた取り組みでは、さまざまな課題があるだろうが、引き続き協力いただきたい」と述べ、廃炉など、事故の収束に向けた協力を求めました。
また、これに先立って野田総理大臣は、警戒区域で活動している警察官と懇談し、「今なお多くの住民が避難を余儀なくされているなか、この地域の治安を守るため、昼夜を分かたず、献身的にパトロールや検問に取り組んでいる諸君を本当に頼もしく思う」と激励しました。
野田総理大臣は、このあと東京電力福島第一原子力発電所の施設内の視察を行うことにしています。
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