舞力介入P [著] 2011/06/24 14:00
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必要な環境

OS

 DirectX 9.0cをインストールした、Windows XP/Vista/7(32bit/64bit)上で動作します。

ビデオカード

 最低限、DirectX 9.0(Shader Model 2.0)に対応したビデオカードが必要です。

 また、MMEのすべての機能を使用するには、DirectX 9.0c(Shader Model 3.0)に対応したビデオカードが必要です。しかし、DirectX 9.0c対応のビデオカードでも、Shader Model 3.0のすべての機能に対応しているとは限らないため、DirectX 10.0(Shader Model 4.0)以降に対応したビデオカードを推奨します。

表1 動作環境
  対応DirectXバージョン ビデオカードの例
必須環境 DirectX9.0(SM2.0)対応 Radeon R300(9500-9800, X300-X600)以降
GeForce FX Series以降
推奨環境 DirectX10.0(SM4.0)対応 Radeon HD2xxx Series以降
GeForce 8xxx Series以降

環境構築

MMDのインストール

 まず最初に、MMDをインストールします。MMD本体は以下のサイトで配布されています。

 旧バージョンも含めて数種類のバージョンが配布されていますが、「MikuMikuDance(DirectX9 Ver)」と書かれているのが最終版(Ver 7.39)です。

 これをダウンロードします。

図2 MMD配布サイト
図2 MMD配布サイト

MMEのインストール

 次に、MMEをインストールします。MMEは以下のサイトで配布されています。

 「MME最新版」のリンクから、zipファイルをダウンロードします。

 (執筆時点での最新バージョンは Ver0.27です)

図3 MME配布サイト
図3 MME配布サイト

 ダウンロードしたzipファイルを展開すると、以下の5つのファイルが得られます。

  • d3d9.dll
  • MMHack.dll
  • MMEffect.dll
  • MMEffect.txt
  • REFERENCE.txt

 これらのうち、上3つのdllファイルを、MMDをインストールしたフォルダにコピーします。

図4 MMEインストール
図4 MMEインストール

 このように、「MikuMikuDance.exe」と同じフォルダに、dllファイルが格納されていることを確認してください。

インストール確認

 これでインストールは完了です。MikuMikuDance.exeを実行してみましょう。

 MMEが正しくインストールされていると、起動したMMDのメニューの右端に、[MMEffect]というメニューが追加されます。

図5 [MMEffect]メニュー確認
図5 [MMEffect]メニュー確認

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INDEX
3DCGツール「MikuMikuDance」のエフェクトを拡張する 「MikuMikuEffect」の概要と導入方法
はじめに
対象読者
MMEの紹介
Page2
必要な環境
環境構築
動作確認
最後に
参考資料
プロフィール
舞力介入P ブリョクカイニュウピー

ニコニコ動画でMMD関連のツール開発者として活動中。代表作は「MikuMikuEffect」。

我流のAPI Hookを常套手段とする、邪道プログラマです。

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