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感染のウイルス 検知難しい仕組みか10月8日 12時2分
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インターネット上に犯罪を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性2人が事件とは無関係の可能性が高いとして釈放された問題で、2人のパソコンが感染していた特殊なウイルスは感染を調べるソフトをすり抜けるためファイルの名前などを遠隔操作で変えることができる仕組みになっていたことが分かりました。
この問題はインターネット上に無差別殺人や爆破を予告する書き込みをしたとしてそれぞれ逮捕された大阪と三重の男性2人のパソコンが特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作して書き込みができる状態になっていたことが分かり、いずれも釈放されたものです。
警察が今回見つかったウイルスについて詳しく調べたところ、このウイルスは海外のサーバーを経由して第三者が遠隔操作できるうえ、ファイルの名前やプログラムの一部を遠隔操作で変えることができる仕組みになっていたことが警察関係者への取材で分かりました。
この関係者によりますと、海外のサーバーを経由すると誰が操作したのか特定が難しくなるうえ、ファイルの名前やプログラムの一部を変更することでウイルスの感染を調べるソフトをすり抜け感染が検出されにくくなるということです。
また今回見つかった特殊なウイルスは市販のソフトでは検知されないものだったということで、警察は感染のいきさつを調べています。
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