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土屋たかゆきの【誰でも分かる、『日本国憲法』は無効だ と言う常識Ⅲ】

2012.07.01

土屋たかゆきの【誰でも分かる、『日本国憲法』は無効だ と言う常識Ⅲ】

【復習】
前回は、憲法改正には、一定の制限があることを勉強しました。
制限を超えての改正は「違憲」と言うことを理解出来たと思います。つまり、大日本帝国憲法の基本利権を超えての改正は違憲。つまり、日本国憲法は「違憲である」「無効である」ことが理解出来たと思います。
また、「自主憲法制定」や「憲法改正」と言う主張は、今の憲法を認めることになりますから、日本国憲法の「制限」を守らなければならず、ろくな憲法が出来ないことが予想されます。

【今日のテーマ】
☆大日本帝国憲法と日本国憲法の違い
いろいろありますが、一番の違いは、「欽定憲法」(きんてい)か、「民定憲法」(みんてい)憲法かの違いです。
これも、高校生の社会科で習ったと思いますが、前者は、天皇が定めた憲法、後者は、国DNA(人間をつくっている塩基配列)が違うのです。となれば、二つの憲法の連続性はないと言うことですね。
これは誰にでも分かります。
その分かり切ったことを、「知らないふり」をして、日本国憲法は「帝国憲法の改正」だと言っているのが、今の日本です。
サヨクの中には、さすがに、この不連続性(連続していないこと)に気付き、後ろめたいのか「8月革命説」を説く者があります。つまり、日本は、昭和20年8月15日に革命が起きて、新しい憲法が作られたから、これは「全く新しい、革命による憲法だ」と言う主張です。
仮に、この論が正しいと、あらゆる法律の規定(きまり)は、全く無意味になります。
それはそうですよね。憲法改正は、憲法の重要事項ですから、それが、「革命」だから、無視しても仕方ないと言うのでは、あらゆる法律が不安定になります。

☆基本的人権
基本的人権の中の( 平等 )権は、平等に生きるための権利で、男女の差別をなくすために( 男女雇用機会 )均等法や、( 男女共同参画社会 )基本法が定めれれ、これが、いわゆるジェンダーフリーの思想につながっています。

これが、前回の宿題の答えです。
確かに、平等は必要です。差別も「一君万民」(陛下がいて、国民は等しく平等であると言う思想)からも、あってはならないことです。
しかし、それは、チャンス平等を指しています。また、修正資本主義の中で、失敗してしまった、或いは脱落してしまった人には、国民が共同して「支援をする」のが、社会福祉の精神です。
ところが、サヨク勢力は、このアメリカからの輸入産物である憲法の権利を利用して、ジェンダーフリーと言う「造語」(意図的に作ったことば)を使い、性による差は、後天的に「作られた」と言い、男女同室での着替えや、トイレの表示が、男は黒で、女は赤は「男女差別だ」と言い、婦人の婦の字は、女へんに箒と書くから、女性に労働を強いるもので、婦人とは言ってはいけないと言っています。
驚くことに、自治体、学校などでは、その主張を鵜呑みにして、男女を黒い色で示しているので、間違えて、男性が女性のトイレに入るなどの例があります。
また、婦人と言うことばも、近頃では、保守系の団体でさえ、「女性部」などと呼称を改めています。
女へんに箒が、女性に労働を強いると言うのなら、男と言う字は、田んぼに力ですから、男にも労働を強いることになります。
ご都合主義とはこのことですが、知らない間に、マインドコントロールがすすんでいます。
恐ろしいですね。


ここで宿題です。8月15日、日本側ではどんな憲法改正案があったのか、また、マッカーサーはそれにどのように対処したのかを調べましょう。
DNAが違うのですから、その原因を調べなければいけませんね。