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20年間で国民のスポーツ離れ進む10月7日 17時36分
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総務省の調べによりますと、過去1年間にスポーツをした人の割合は62%で、この20年間、低下が続いていて、特に20代から30代でスポーツ離れが進んでいます。
総務省は、5年ごとに行っている社会生活基本調査を基に、去年10月までの1年間に国民がスポーツをした状況を調べました。
それによりますと、水泳やジョギングなど12種類のスポーツをした人の割合は62%で、平成3年の78%をピークに、その後20年間、低下が続いています。
年齢別で見ますと、比較が可能な昭和61年からの25年間では、60歳以上で上昇する一方、60歳未満で低下しており、特に20代から30代で20%前後の減少と、スポーツ離れが進んでいます。
1年間で行ったスポーツで最も多かったのは、▽ウォーキングや軽い体操で35%、次いで、▽ボウリングが13%、▽水泳が11%などとなっており、手軽で幅広い年齢層で行えるスポーツが上位となっています。
また、団体で行うスポーツでは、この25年間で野球とバレーボールをした人の割合が減少傾向にあるのに対し、サッカーは僅かに上昇傾向を見せています。
スポーツ離れの傾向について、総務省は「ゲーム機やスマートフォンに接する時間が増えるなど、スポーツ以外の余暇の過ごし方が多様化していることが背景にあるのではないか」と見ています。
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