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【経済】

夢のある車づくりを トヨタ社長ら学生らと対談

2012年10月6日 19時44分

トークセッションで来場した学生からの質問に答える(左から)スズキの鈴木俊宏副社長、トヨタ自動車の豊田章男社長、三菱自動車の益子修社長=6日、東京都江東区の日本科学未来館で

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 車離れが目立つ若者の自動車への関心を高めようと、国内の自動車メーカーなどによるPRイベント「お台場学園祭2012」が6日、東京・お台場で始まった。新型車の展示などのほか、トヨタ自動車の豊田章男社長ら各社の首脳陣が、車の魅力や車づくりへの熱い思いを語った。

 日本科学未来館の会場には、豊田社長と三菱自動車の益子修社長、スズキの鈴木俊宏副社長の3人が、ノーネクタイのくつろいだ様子で登場。集まった学生や自動車ファンら約300人からの質問に答えた。

 どんな車が女性に好意を持たれるか問われた豊田社長は「車を持てば、女性にもてると思う。ただ、どんな車で迎えに行っても笑顔で乗ってくれる彼女がいいですね」と話し、会場の笑いを誘った。その上で「日本では次世代エコカーの普及が急速に進んでいる。わくわくする感じを忘れずに車をつくっていきたい」と力を込めた。

 鈴木副社長は「昔の軽自動車は今よりも小さく、助手席に女性が座ると肩と肩が触れ合った」と思い出を披露。夢のある車を問われた益子社長は「飲酒運転を自動で防いだり、車酔いをしない車ができたらいいですね」と笑顔で応じていた。

 これに先立つ開会式では、国内の自動車・二輪メーカーのトップが勢ぞろいし「思い入れのある一台」を実物の車とともに紹介した。

 学園祭は6〜8日と13、14日に開催。新型車の試乗や最新の安全技術の体験ができるほか、大学の「ミスキャンパス」候補らによるファッションショーなどがある。入場無料。

(中日新聞)

 

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