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岡田副総理 解散要求は問題先送り10月6日 15時12分
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岡田副総理は三重県桑名市で記者団に対し、自民党が年内の衆議院の解散を求めていることについて、「結果的に赤字国債発行法案や政治改革などの重要な問題の先送りにつながっている」と述べ、批判しました。
この中で、岡田副総理は、自民党が年内の衆議院の解散を求めていることについて、「解散の時期を決められるのは総理大臣だけだ。自民党は安倍総裁・石破幹事長という新しい態勢になったのに、解散の時期という答えが出ないことに取り組むのは理解に苦しむ。結果的に赤字国債発行法案や政治改革などの重要な問題の先送りにつながっており、理解できない」と述べ、批判しました。
また、岡田副総理は、民主党を離れる議員が相次いでいることについて、「いろいろな理由をつけるが、結局、自分の選挙のためということに帰着すると国民に思われてもしかたない。3年前の衆議院選挙で民主党の議員として選ばれたことを忘れてはならない」と述べました。
これに先立って、岡田副総理は講演で、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「影響は非常に深刻だが、さまざまな関係者が言っているように、非常に幸運だった。最悪の場合には、東京圏まで含めて汚染される可能性があった。何かあったときに極めて深刻な影響を及ぼしかねないことを考えても、原子力については慎重に考えなければならない」と述べました。
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