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最終更新:2012年10月8日(月) 5時13分

「首相にふさわしい」 安倍氏45%

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 JNNが行った世論調査で、野田総理と自民党の安倍総裁のどちらが総理大臣にふさわしいか聞いたところ、安倍氏が45%で、野田総理の29%を上回りました。

 調査は、この土日に行いました。野田内閣を「支持できる」とした人は前の月の調査より5.6ポイント減って29.6%でした。一方、「支持できない」と答えた人は6.1ポイント増えて69.7%でした。

 野田総理は先週、内閣改造を行いましたが、今後の野田政権に「期待する」とした人は25%で、「期待しない」が71%でした。田中真紀子氏を文部科学大臣に起用したことについては、「評価する」が31%で、「評価しない」が56%でした。

 自民党の新しい総裁に安倍元総理が選ばれましたが、安倍氏に「期待する」とした人は38%で、「期待しない」が59%でした。

 野田総理と安倍総裁のどちらが総理大臣にふさわしいか聞いたところ、「安倍氏」と答えた人が45%で、「野田総理」の29%を上回りました。

 衆議院の解散・総選挙の望ましい時期については、「できるだけ早く」と「今年中に」と答えた人が最も多く、両方を合わせると年内の解散を求める人が過半数でした。

 政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化したあと、中国の海洋監視船の領海への侵入が相次ぐなどしていますが、今後、中国に対してとるべき対応を聞いたところ、「日中関係の改善を目指すべき」が最も多く、「強い態度で臨むべき」を上回りました。

 政党支持率は、自民党が25.6%で前回の調査より8.1ポイント上昇。民主党は11.8%と政権交代後最低となりました。また、初めての調査となった日本維新の会の支持率は3.2%でした。

 次の衆院選の比例区の投票先でも自民党は35%に伸びて、民主党の15%を引き離しました。(08日02:01)

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