り「綾香、明日からがんばれよ」
あ「うん!」
え「びしばし鍛えるから覚悟してねーw」
あ「は、はい!」
り「あんまいじめんなよ」
え「はいはーい、ってことで明日から働くことになった綾香ちゃんねーみんなよろしくー」
厨房から女性の返事がたくさん聞こえてきた。
り「そうだったwここ女性しかいないんだったw」
え「そう、女の花園よーw」
り「言い方w」
え「ふふふ」
あ「千佳ちゃんみたいになりそう」
り「ならねーっよw」
あ「ならよかった」
え「はいはい今日は帰った帰った」
と追い出すように帰らされた。
り「映画行くか?」
あ「ちょうどいい時間だね」
相当話し込んでいたらしい。
映画は綾香が好きな推理映画。どこがいいのかさっぱりわからないが綾香はウキウキしながら食い入るように見ている。
あ「あー面白かった」
り「そうか?俺には最初からわかりきっててつまらなかったんだけど…」
あ「え?なんでわかったの?」
り「やり方と体格、顔つきですぐにわかる。それを覆されたことないからな…」
あ「へーすごいねw」
り「まぁ悪い奴の顔は大体似てるからなw」
あ「そうなんだww」
り「夕飯どうする?」
あ「うーんあんまり空いてないからいいや」
り「じゃー帰るか?」
あ「ちょっと遠く行きたいな…」
り「明日仕事だろ?」
あ「そうだったwじゃー銭湯いきたい!」
り「りょーかい」
大江戸温泉に向かった。時間はかかるが広くて遊べるからいいと思ってのセレクトだ。
あ「わーおっきぃ」
り「そうだな」
あ「ねね、足風呂いこ」
り「はいはい」
ゆったりと二人で浸かりながら気持ちよくなっていた。
あ「手ー握っていい?」
り「んw」
あ「あったかい」
り「綾香の手冷たいな」
あ「ちょっと冷え性なの」
り「そか」
あ「落ち着く~」
り「ふふ」
あ「なによー?」
り「いや別に」
あ「気になるじゃん」
り「まぁまぁ風呂入りにいこ」
あ「うん」
別々に動き、風呂から上がると見かけなきゃよかったものを見てしまった。
り「ちょいちょいお兄さん方、女性が嫌がってんじゃん」
男H「あー?てめぇだれだ?」
り「まぁまぁ落ちつこw」
男I「はぁ、俺らはこの女と遊びたいの」
り「あっそ、でも相手は嫌がってるよ?」
男H「だからなんだよ!」
り「ナンパみてぇなゲスな行動やめろって言ってんの」
男I「ぶはっwなにかっこつけてんの?きもっw」
り「ナンとでも言えばwお前らより強いから」
男J「ほー誰が俺よりつよ…涼さんお疲れ様です」
り「ジョディか、お前の部下か?」
じ「へぃ」
り「なんでゲスな行動させてんの?」
じ「それはその…」
り「今日の会議出るな、お前クビだそれからそこの2人もな」
じ「ちょ、それはヒドイっす」
り「裏切り者はどうなるか覚えているか?」
じ「へぃ」
り「今日の会議でお前の罰を決めるから心構えしとけ、それから2人は国外追放な」
男H「あー」
り「聞こえなかった?なら残念手荒なことしたくなかったな…」
殴りかかろうとしたらジョディが盾になってきた。
じ「こいつらの処分は私に…」
り「てめぇは仲間じゃねー」
あ「あー涼くんみーっけ!」
り「あちゃー忘れてたw」
あ「?」
り「まぁいいや行くぞ」
あ「うん」
り「ちょい電話」
あ「わかったー」
り「総隊長大江戸温泉にいる裏切り者のジョディ捕まえておいて、んじゃ」
そ「了解です」
り「綾香いこか」
あ「早いねw」
り「まぁな」
綾香を家に送り届け、すぐに会議の六本木のお店に向かった。
え「また会えたw」
り「はいはい」
すでに全員揃っていた。
東京から
1番隊長、虎
2番隊長、ウルフ
3番隊長、獅子
4番隊長はジョディだった
5番隊長、愛美
6番隊長、蝙蝠
東京総隊長(東京大将)、鷲
茨城大将、梟
栃木大将、熊
群馬大将、跳ね馬
神奈川大将、海豚
千葉大将、猿
埼玉大将、清流
り「んじゃはじめようか!」
鷲「ども」とジョディを腕を縛ったまま投げた。
愛美「え?どしたの?」
り「ボクがこいつの悪事見ちゃってね」
ウ「なら消しましょう」
り「そう焦るなって」
獅「ならどうするんです?」
鷲「それを今からじっくり考えるんだ」
虎「ふんっジョディ、お前なんで涼さんにはむかった?」
り「まぁいい、ジョディ聞いておきたいことがある」
ジ「な、なんですか?」
り「お前、こいつら知ってるか?」
茨城大将をさらった男たちの写真を見せた。
ジ「し、知りません」
り「ほんとか?なーんか怪しいんだよね」
ジ「な、何がっすか?」
り「いやね、こいつらの腕のマークな、お前の団体のと同じなんだよ」
ジ「く、くそーおれはあんたみたいになりたかった。でも出来なくて、他の団体に手を貸してあんたをやろうとしたけど全然できなくて…」
り「おし、きーっめった!」
え「どうしたの?」
り「お前の団体つぶす」
ジ「それはいくらなんでもムリですよ、一番多い団体ですよ?」
り「だれが一人でやるって言った?」
ジ「え?」
り「みんな力貸してくれるよね?」
猿「あんたの頼みなら断る理由がない」
せ「そうだ、あんたについてく」
熊「重量級の俺らで一気につぶしてもいいぞー」
り「それナイスw」
鷲「ならこういうアイデアはどうでしょ、熊組が一気になだれ込み、猿組が気絶しそこなってるやつをつぶし、その間を抜けて逃げようとする連中を我らが鷲組が狙い打つって言うのはどうでしょう?」
虎「俺の団体は俺だけ行こう、みんな連携が苦手なもんでな」
ウルフ「なら俺らはバイクで逃げる連中をやる」
跳ね「ウルフに加勢する」
獅「熊と共につぶしに入る」
こ「こうもりは夜の見張りする」
ふ「ふくろうはこうもりからの連絡で動こう」
い「いるかは国外追放の準備を整えておこう」
せ「では私共は追放準備をしてる場所への運搬をいたしましょう」
り「敵は500人つぶしまくれ!」
他「おー」
り「開始」