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佐賀県武雄市は14日、市図書館・歴史資料館の改修費や新図書館空間創出業務委託料などを盛り込んだ計4億5千万円の一般会計補正予算案を市議会に追加提案した。レンタル大手「TSUTAYA」の運営会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が来年4月から運営を始めるのに伴うもので、CCCも物販・カフェコーナーに約3億円を投資するという。
補正の主な内容は、東京の代官山蔦屋書店のイメージを再現するための本棚やソファ、テーブルなどの物品購入費を含む新図書館空間創出業務をCCCに委託する委託料1億2790万円。検索システムやレシートの発行、ネットサービスなどのための新図書館サービス環境整備業務委託料5500万円。図書館本体の改修工事費は1億2300万円、設備改修工事費5900万円となっている。
市は市図書館・歴史資料館を11月1日から来年3月31日まで休館し、図書をすべて館外に移動させた後、11月中旬には改修工事に入る。2月までに工事を終え、その後、オープン準備や陳列、図書搬入、コンシェルジュ研修などを済ませ、4月1日に開館する。
休館中、本の貸し出しはできなくなるが、絵本など約1万冊、大人向け約3千冊を市文化会館(火曜休館)にスペースを設けて貸し出すことにしている。
今回の改修で、館長室をなくし事務スペースを大幅に縮小することで、開架部分は1140平方メートルから1884平方メートルと1・65倍に広げる。開架部分に並べている図書は9万冊から約20万冊に増えるという。(安楽秀忠)