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「今こそ交流深めよう」 日中友好の集い | ||
日本政府の尖閣諸島国有化後に日中の交流イベントが相次いで中止されている中、佐賀県日中友好協会は6日夜、佐賀市で「友好の集い」を開いた。中国人留学生ら約40人を招いて親睦を深め、「今こそ草の根で心の交流を深めよう」と呼び掛けた。 同協会の堤清行理事長は「こういう時期だからこそ互いを知り、尊敬することが大きな力になり、諸問題の解決につながる」とあいさつ。中国の霍穎(かくえい)駐福岡副総領事は講演で、国交回復後の40年で両国は経済や文化交流の重要なパートナーになっていると強調、「日中の平和友好は共通の願い」と述べた。 同協会の会員と留学生らは佐賀の印象や大学生活などを話題に会食、歌を披露し合って親交を深めた。5回目の参加という佐賀大大学院生の馬聞倬(まきたく)さん(27)は「日本の民間に親切な気持ちがあることを中国でも伝えれば、両国関係の発展につながる。スポーツや文化の民間交流を深め、協力していきたい」と話した。 |
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2012年10月07日更新 |