犬血尿:ほっとけ
血尿が出た・・・\(◎o◎)/!
びっくりしましたか・・・
実は血尿は特に治療は必要ありません・・・
例えば癌や不整脈はそれ自体治療が必要です・・・
驚きましたか・・・
もう一度書きましょう・・・
血尿に対する治療はそれ自体必要ありません・・・
血尿そのものに対して治療は必要ないということです
必要なのは血尿の原因に対する治療です
では、順に見ていきましょう・・・
血尿の原因で多いのは結石と膀胱炎でしょう
勿論犬ですから、保護したばかりなどはストレスで
血尿が出ることもあるでしょう
なんせちょっと激しい運動でも血尿というのは出るんです・・・
こういう場合は治療の必要がありませんね・・・
因みに肝臓が悪いからって腎臓が悪くなければ血尿は
出ませんからね・・・
ゴキブリは平気で間違いますからね・・・
で、結石が有ると治療が必要なのでしょうか・・・
結石があったからって痛みがなけりゃ治療はそもそも
必要ありません・・・
犬も痛けりゃ泣くでしょ・・・
泣かなきゃ治療は必要ありません・・・
運動させて水を飲ませれば自然に溶けていきますよ
血尿だけで治療の必要はないんです・・・
問題は尿閉になった場合です・・・
しかし、血尿が出ている状態なら尿閉では有りませんから
放っておけってことですね・・・
次に膀胱炎・・・
腫瘍と間違いやすいものに
ポリープ膀胱炎と呼ばれるものや
好酸球性膀胱炎と言われるものがあります・・・
Urinary Bladder Mass in a Dog
H. B. Gelberg. Veterinary Pathology 47(1) 181-184, 2010
IF=2.0
Diagnostic ultrasound of polypoid cystitis in dogs
M Takiguchi. J. Vet. Med. Sci. 67(1) : 57-61, 2005
IF=0.7
Eosinophilic cystitis in a female German wire-haired pointer
Michelle D. Evason, Anthony P. Carr
Can Vet J 2007;48:509–511
IF=0.9
Polypoid Eosinophilic Cystitis with Pseudosarcomatous Proliferative Tissue in a Dog
K OZAKI
J. Vet. Med. Sci. 70(3): 289–291, 2008
IF=0.7
正確な病態はまだはっきりしないとはいえ慢性の
膀胱炎、繰り返す膀胱炎や自己免疫の関係が推測されている
結局良性ですから膀胱炎が問題になるということですね・・・
しかし、犬の膀胱炎ってそもそも治療が必要なの・・・???
膀胱炎だって特に症状がなければ治療の必要はありません
というより症状のない膀胱炎を偶然見つけるのは難しいでしょ・・・
犬の膀胱炎、自然治癒しないのかな・・・
ずーーーーーっと治療なんかしてないのに特に
膀胱炎でボンボン死んだなんて聞きませんけどね・・・
恐らく分からないんでしょうね・・・
で、残るは悪性腫瘍ですね・・・
これは治療は諦めて下さい・・・
ぐじゃぐじゃになって死んでいくだけです・・・
獣医に膀胱がんの治療は無理です・・・
消化管の手術ですら60%が術死するんですよ↓
膀胱がんの手術はそれとは比較になりません・・・
犬にしてみれば飼い主に見放されて
虐待を受けて殺される・・・
膀胱がんなら諦めて自分の目の前で
看取ってくださいよ・・・
出来る限りのことは人間でも選択してほしくないくらいですよ・・・
ましてや初歩の初歩的な治療、知識しかない獣医の治療を
選択するなんてホントに馬鹿げている・・・
犬の血尿は尿閉でさえなければ治療の必要は
そもそもありません・・・
膀胱炎なら抗生剤位は投与すれば良いでしょうが
それ以外、特に手術は虐待と同じですから
止めて下さいね・・・
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