2012年05月20日

悪は結託する鋭く見破れ!

悪は結託する鋭く見破れ!

一、古代中国の兵法書は教えている。
「悪人を一人でも甘やかせば、即座に多くの悪人が結託して悪事を企むようになる」
悪人は、ずるい。悪は悪を呼ぶ。その悪を見て見ぬふりをする人間も、ずるい。
悪に対して、黙っていてはいけない。戦わなければならない。
民衆を利用し、愚弄し、苦しめて、名利を貪るのは、悪である。
正義の人、功労ある人を、デマで中傷するのは悪である。
師匠を裏切り、同士を裏切り、信念を裏切るのは、悪である。
悪は断じて許さない!   その強き祈りで立ち上がるのだ。
ロシアの文豪トルストイは、弱肉強食の野獣のごとき社会を変えねばならないと憂えていた。そのために精神の変革を訴えた。
「人間の悪は人間によって滅ぼされるのであり、そのことにのみ人間に課された課題があり、人生の意義があるのです」と。
たとえ偉そうな格好をしても、悪の本性は醜い。陰湿で、欲深く、利他の行動もない。だまされてはいけない。
 
悪を悪と見極めなければならない。
中国の兵法書『尉繚子』には、「賞罰を明らかにするのは、悪を根絶するためである」とあった。
一人の悪人が野放しにされれば、千人の善人が損をする。悪人は叩き出すのだ。
師弟という原点に立ち、皆が団結してこそ、広布破壊の悪を根絶することができる。
不惜身命の信心で進むのだ。正邪の決着は、必ず厳然たる現証となって現れる。

2008-1-13 聖教新聞
新時代大25回本部幹部会 第13回全国青年部幹部会 名誉会長のスピーチ(下) 2009-1-8 
posted by ハジャケン at 10:37| 山梨 晴れ| 池田先生の御指導、詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする