気ままなおぐのテキトーがモットーなブログ

一日に一回は更新したいですw

ではではテキトーかつ気ままなブログだけどよろピーw

「どうも○○なおぐでした」は〆に使ってますw
たまに加え書きもありますがww

NEW !
テーマ:
休日を自分の部屋でのんびりマンガを読んでいたら綾香から電話が来た。
あ「今時間ある?」
り「あるよ」
あ「今日、暇?」
り「マンガ読んでた」
あ「じゃー暇なんだw」
り「まぁな」
あ「映画行かない?」
り「いいよ」
あ「やった、じゃー時間調べてあるからいこ」
り「何時から?」
あ「えーっと19時から」
り「あと9時間もあるw」
あ「ならご飯食べてーショッピングしてー映画ってどう?」
り「じゃー今から?」
あ「そういうことw」
り「あいよー今行く」
あ「待ってる」
一人暮らしをしても3人とは近所だった。
というのもたまたま職場が近いのだ。可奈は美容院、千佳は高級ジュエリーショップ店員、綾香は図書館で働いている。
各々が自分の好きな仕事をしている。
バイクで飛ばしてすぐに着いた。
あ「早かったね」
り「まぁな」
あ「しゅぱーっつ」
り「食事どこで?」
あ「じゃー六本木のおいしいお店」
り「知り合いの店でいい?」
あ「うん!」
り「ちょい予約する」
あ「うん」
り「もっしもーし」
え「あ、涼さんお久しぶりです」
り「うぃ」
え「どういったご用件で?」
り「あのさ…久々にそこのオムレツ食べたくてさ」
え「はい了解ですでは12時半に待ってます」
り「はいはーい」
あ「今の女性だれ?」
り「ん?あーオムレツのおいしいお店の店長さん」
あ「へー」
り「愛美って言って俺の団体で唯一の女性幹部」
あ「じゃーすごい人なんだ」
り「うん」
あ「会ってみたいなー」
り「今から会えるだろw」
あ「だねw」
り「時間あるからちょっと風浴びるか?」
あ「うん!」
大型の二人乗りのバイクで東京の街中を走り回り、六本木に10分前についた。
あ「うわーオシャレでかわいいお店ー」
え「いらっしゃいませ」
り「よ!」
え「涼さん♪」
あ「だーれ?」
り「こちらがさっき言った愛美さん、でこちらが彼女候補の綾香」
え「どうもよろしく」
あ「よろしくです」
え「涼さん女できたの?」
り「幼馴染な」
え「2股?琢さんから女できたって聞いたけどこういう感じの子ではないと思ってたけど…」
り「3股」
え「私も入った?」
り「ちゃうw幼馴染3人が彼女候補」
え「いいなー涼さんの小さいころとか知りたいw」
あ「教えましょうか?」
え「今度ガールズトークしましょw」
あ「はい!」
り「あーこわっ」
あ「お腹すいたー」
え「あーごめんなさい立ち話なんかしちゃってw」
り「まぁその分おいしいんだろw」
え「まぁねw」
あ「料理教えてくれますか?」
え「いいけど…花嫁修業?」
あ「したいなーって」
え「じゃー後で連絡先教えるね」
あ「はい!」
り「とりあえずオムレツ2つ、パン盛り合わせ、シーザーサラダ、今日のお勧めスープ頼む」
え「はーい♪」
あ「ねね、愛美さんって涼くんのこと好きなんですか?」
え「うん好き」
あ「すごいなー大胆に言えて」
え「でも涼さんこの通りでしょw何考えてるかさっぱりわかんないし、優しいから私のことどう思ってるかさっぱりわかんないだよねw」
あ「わかりますw女性というか他人にめっちゃ優しいんですよね」
え「そう、どんな人にも優しいから知らないとこまで部下できちゃうんだよねw」
あ「そうなの?」
り「端っこさっぱりわかんねーw」
え「ほらねw」
あ「じゃーもし端っこの人に会ってもあっちは涼くんのこと知らないかもしれなんだ」
り「まぁ部下は大将たちが勝手に作っちゃうからね」
え「私は女性団体受け持ってるの」
あ「へーすごいなー」
え「はいシーザーサラダお待ちどう」
あ「おいしいそうwそれにお皿かわいい」
り「いただきます」
あ「いただきまーす」
り「有機栽培?」
え「まぁねw」
あ「おいしっw」
え「実はさ、涼さんの団体から買ってるんだ~」
り「へー…茨城かな?たしか中将が農家だった気がする」
え「覚えてんだw正解w」
あ「涼くんの団体すごいねw」
り「知らぬ間に大きくなりすぎたw」
え「ここが幹部の集合場所なのw」
あ「へーもしかしてここ高い?」
り「まぁサラダだけでもいい値するw」
あ「私そんな金ないよ><」
り「いいから気にせず食べてw」
え「涼さんは私がおごりますって言っても金置いてくってか多すぎなくらいおいてく」
あ「そうなの?」
り「まぁ今日は二人分だから3万おいてく」
え「二人合わせても1万5千くらいのにw」
あ「2倍払ってるw」
り「経済効果出さなきゃw」
あ「政府の人が考えることじゃない?」
り「政府の役人とは何人か繋がってるよw」
あ「うわっすごっ」
え「それはしらなかったなー」
り「政府の役人が何人か団体の人と言うべきかw」
え「へー政府にも…あー金かw」
り「しー」
あ「もしかしてもらってる?」
り「いや、それはない。ただ受け渡しw」
え「パイプ役にもおこぼれあるでしょw」
り「え?そ、そんなのないっよ」
あ「あー焦ってるからうそだー」
り「たまにはあるくらいだそれにおこぼれは俺じゃないやつがもらってる」
え「はい、パン盛り合わせとオムレツとポタージュスープ」
あ「わーこっちもおいしそうw」
え「まぁパンは朝焼いて、オムレツは産みたて卵使ってるからね」
り「材料費だけですごい高いから金持ちの味のわかる人しか来ないw」
あ「すごいねw私の給料じゃこれないやw」
え「うちで働く?」
あ「でも…」
り「俺の団体入る形になるなw」
あ「うん…」
え「私は大歓迎」
り「自分の進みたいように進めばいいし、ここにいればたまに俺に会えるぞ」
え「働くように仕向けてるw」
あ「やってみる!」
り「愛美ちょっと話ある」
え「?」
綾香に声が聞こえないところに移動した。
り「綾香な俺の前だとあーだけど内気なほうだからなかなか客になれないと思うし、手先器用でなんでもうまくこなすけど自信持てない性格だからうまく出来てたらすごいほめてやってな」
え「すごい心配性ですねw」
り「綾香だからな…」
え「好きなの?」
り「というかただ心配なだけ」
え「へー、もしかしてここで働かせて恋人でもできたらとでも思ってる?」
り「まぁな」
え「へー」
り「な、なんだよ?」
え「妹思いのお兄ちゃんみたいw」
り「うるせいw」
戻ると綾香が
あ「ねね、涼くん、愛美さん顔かわいいし、スタイルいいのになんとも思わないの?」
り「だって怖いもん」
え「怖くないよー」
り「とか言ってるけどいろんな拳法使えるし、昔は酔っ払ったおじ様を鴨にいっぱい稼いでいたんだぞw」
え「それを辞めさせてくれたのが涼さん」
あ「へー」
え「いつしか尊敬と感謝から慕う気持ちに変わっていったw」
り「そこは知らないw」
あ「ぷぷぷ」
え「とりあえず今どこで働いているの?」
あ「図書館です…」
り「人と話さなくていいところw」
え「そっか…なら明日辞めて、うちにすぐ来てね」
あ「明日から?」
え「人手欲しいから」
あ「でも私悪いことしてたりしてないけど…」
り「昔はそれの改善が目的だったけど今は人助けがメイン、綾香の内気な性格直して、元気になってもらう」
あ「でも私元気だよ」
り「俺の前だとな」
あ「知ってたの?」
り「大概のことは知ってる」
あ「わわわわわ」
え「涼さんはいろんな情報持ってるからね」
り「そこはシー」
あ「まぁ明日からお世話になります」
り「住み込み制だよね?」
え「基本はね、でも涼さんの近所がいいんでしょ?」
あ「はい」
り「家からここまでバイクだと早いけど歩きだと…電車かw」
え「そういうこと」
あ「定期買わなきゃ」
え「あーそんなのいらないよwこのバッチつければ電車や地下鉄の駅員室側の太いところ通れるから」
り「このバッチ失くすなよ」
あ「うん!」

テーマ:
ある日可奈から連絡があった。「今夜会える?」
時間があったので「いいよ」と返した。すぐに「じゃー19時に駅で待ち合わせね」と返事が来た。仕事先では患者さんに信頼されている。定時になったのでささっと着替えて時間に余裕を持って駅に向かった。
待ち合わせの30分前についたからカフェで時間をつぶすことにした。入ってからコーヒーをマンガ片手に飲んでいたらメールが来た。
か「ついたけど今どこ?」
り「すぐそこのカフェ」
か「じゃー行くね」
り「うん」
店の奥の方にいたから見つかるかどうかわからなかったがすぐに気付いてくれた。
か「やっぱり奥にいたか」
り「?」
か「昔から目立たないようなところ好きだよねw」
り「あんま意識してないけど…」
か「まぁいいや、夕飯いこ!」
り「あいよ」
移動中可奈はやたら早歩きだった。
り「そんなに急いでどうした?」
か「お腹ぺこぺこなの!」
り「そういうことかw」
か「早くいくよ!」
り「はいはい」
可奈について行くとかわいいレストランに着いた。
り「ここ?」
か「うん、おいしいって評判なの!」
り「そか」
か「こういうお店一人だと入りにくくてさ」
り「ようは入りずらいから俺を呼んだってわけかw」
か「うん」
り「かわいいとこあるんだなw」
か「うっさい。早くはいろ!」
り「はいはい」
家庭のフレンチ料理だった。
り「俺こういうの知らないんだけど^^;」
か「うちもよくわかんない」
り「すいませーん、お勧めってなんですか?こういうお店初めてなので…」
??「あれー涼じゃん」
り「お前、琢!」
か「え?知り合い?」
り「俺に親友と言える奴がいるとすれば琢くらいだ」
た「涼じゃんwなつかしいなw」
り「一緒に他校つぶしによく行ったな」
た「ったなw」
か「ねね、だれ?」
た「どうも涼と一緒にバカやってた琢って言います」
か「どうも涼の彼女候補の可奈です」
た「彼女候補?」
り「3人の幼馴染に告られてさ」
た「お前女子に優しすぎるところあるからな」
り「まぁそんなことはおいといて、なにがお勧め?」
た「こっちが勝手に出していい?」
り「任せる」
た「じゃー二人で1万な」
り「あいよー」
た「いいのかw」
り「まぁな」
た「まだ夜の仕事やってるの?」
り「看護士やってるよ」
た「そっちじゃないほう」
り「あーそれは今度な」
た「じゃーこれ俺の連絡先だから」
り「今度連絡するな」
た「可奈さんこいつ浮気できないやつだから安心してね」
り「あ、あのな~」
か「しってまーすw」
た「ではごゆっくり」
琢にかき乱されたが可奈とゆっくりとした時間を一緒にすごした。昔の話や琢との思い出などいろいろ教えた。
か「琢さんも涼と同じくらい強いの?」
り「しー」
か「もしかして…」
り「あー俺の団体1番隊だ」
か「1番隊?」
り「本拠地、東京は第6番隊まであってなそこの1番隊の副だ」
か「幹部ってことは…」
り「まぁ琢<1番隊の隊長<俺の順で強くなってる」
か「でも涼がまだやってるのかって聞いてたけど…」
り「最近隊長たちに連絡してなかったからたぶんやめたとでも思ってたんだろ」
か「ってかうちこんなに聞いていいの?」
り「漏らしたら付き合わないからな」
か「絶対言わない!」
り「なら考えとく」
か「ぶぅ」
た「料理はどうだった?」
り「さすがだな、うまかった」
た「サンキュー」
か「めっちゃおいしかった」
た「うわっ笑顔が眩しい」
り「おいおい寝取る気か?」
た「いや、取ったら怖そう」
か「でも涼冷たいときあるからな…」
り「乗り換えれば?」
か「でもやっぱり涼かな」
た「あーあモテル奴は嫌いだ」
り「あのな~」
か「どういうこと?」
た「こいつ高校のときな、女子10人に学校でバレンタインチョコもらって、夜中に街に行けばきれいなおねぇさんたちにチョコいっぱいもらってんだよ」
か「そんなこと知らなかった」
た「涼は自分じゃ目立ってないつもりでもかなり有名なんだよw」
り「まじで?」
た「だって俺まで言い寄ってくる人がいるくらいだもん」
り「俺の団体が有名か…あちゃー」
か「有名だとダメなの?」
り「だってなんか嫌じゃん」
た「こういう奴なんだよw」
か「そういうところは知ってるけど…有名っていいじゃん!」
り「可奈も命危ないかもな」
か「え?」
り「琢、誰か手空いてるやついねーか?」
た「今なら3番隊の隊長が暇だよ」
り「じゃー連絡して」
た「自分でしろよ」
り「あ?おい上の言うことは…」
た「絶対服従」
り「そういうこと」
た「ったく」
り「うだうだ言わずにさっさやれい!」
た「へいへい」
電話を繋げてくれたから代わって
り「よ!久しぶりだな」
3「お久しぶりです」
り「あのさ、今から琢の店来れる?」
3「へい、バイクで5分っす」
り「2人乗り?」
3「へい」
り「ならさ、俺の大事な人乗せて帰ってくんない?」
3「へい」
り「んじゃ」
3「へい」
5分で本当に来た。
3「お待たせいたしやした」
り「ぴったりだな」
3「へいw」
り「じゃー頼むな」
と言った瞬間可奈が俺の後ろからひょっこっと現れた。
3「え?女?」
り「俺の大事な人だから丁重にな」
3「へ、へい!」
り「んじゃおれは1番隊長と呑みにいくかなw」
た・3「お疲れ様です」
か「じゃーまた!」
り「おぅ、いつでも連絡しろよ」
か「うん!」
俺が見えなくなったであろう時にバイクの音がしだした。

テーマ:
朝はやっぱり可奈のお腹空いたで始まった。そして流れのようにレストランに行き、みんなでパンを食べた。焼きたてホヤホヤのパンだ。みんな「うまい」や「おいしー」など口々に言いながら食べた。
あ「ごちそうさまですた」
ち「ごちそうさまでした」
か「ごっちー」
り「ごっそさん」
あ「ねーもーいこ!」
か「そうだね」
ち「早くしないと新幹線の時間きちゃうもんね」
あ「うん!」
り「じゃー行きますか」
ホテル代を払って衣服のカバンは先に郵送を済ませてから買い物に出かけた。
あ「わーすごーい」
か「広いねw」
ち「これは見回りがいがありそう」
り「うっ^^;」
か「さーいっぱい見て欲しいの買うぞー」
り「はいはい」
このときのために大量に金を持ってきたと言っても過言ではない。
あ「この服似合う?」
り「うん、いいと思う」
あ「でも高いな…」
り「買ってあげる」
あ「いいの?」
り「うん」
あ「やったー」
か「涼、この腕輪よくね?」
だいぶごっつい腕輪を指差しながら言ってきた。
り「変わるんじゃなかったの?」
か「だってなんかいいじゃん!」
り「そういう甘えが自分を変えれない原因のひとつなんじゃないの?」
か「じゃーお前がこれ買って、うちがこっちの細いの買ってもらうっていうのは?」
デザインが同じ細いの言ってきた。
り「買ってもらうこと前提かよw」
か「どうせもってんだろ」
り「しょうがないなー」
ち「涼くん、この香水いいと思わない?」
ボクが好きな匂いだった。
り「ボクは好きだな」
ち「ほんと?じゃー買って♪」
り「はいはい」
あ「のど渇いたー」
か「あそこにおいしそうなジュースのお店がw」
り「行ってみるか」
あ「うん!」
たくさん種類があって悩み性の綾香は苺ジュースかブルーベリージュースで悩んでいた。
り「ボクが苺にして、綾香がブルーベリーにする?」
あ「うーん…じゃー逆で」
り「あいよー」
か「バナナー」
ち「りんご」
り「はいはい」
込み合う時間じゃなかったからすぐに買えた。
あ「うーんおいしい♪」
か「ほんと、バナナ独特のちゃんとした味だ」
ち「おいしい♪」
り「交換する?」
あ「うん!」
か「うちもー」
ち「私も」
り「これだと仲良し4人組になっちゃうんだけど…」
か「別にいいじゃん」
り「そうじゃなくて…」
ち「あーそっか」
か「?」
り「気付け!綾香だけボクとちゃんとデートらしいことしてないだろ!」
か「あーなるほろー」
あ「涼くん、気にしないでいいよ。楽しいし」
り「お前だけ時間も短いんだぞ?」
あ「うん…でも…」
り「もっとがつがつしたらどうなんだ?」
あ「え?」
り「うじうじしてるとこあんま好きじゃない」
あ「う、うん。じゃー二人だけで交換しよ」
り「いいよ」
千佳と可奈がこそこそ話している。
か「綾香泣かなかったな」
ち「そうだね」
か「なんか一歩先に行かれた感じ…」
ち「私たちも成長しなくちゃね」
か「うん」
り「どうかしたか?」
か「いや、なんも」
り「そか」
ち「さーて次は服みようっと」
か「うちも~」
ささっと飲み干して行ってしまった。綾香とボク二人っきりになった。
り「どこか行く?」
あ「アクセサリー見たいな」
り「じゃーいこっか」
あ「うん」
先にボクが歩き出してちょっと前を歩いていたら急に後ろから手を握ってきた。
あ「てーつなっご」
り「お、おぅ」
いろんなところを見て回り、2つで迷っていた。
あ「ねーどっちが似合うと思う?」
り「両方かな」
あ「そっか…」
り「いっそ両方買うか!」
あ「いいの?」
り「いいよ」
あ「やったー」
綾香に似合う落ち着いた感じのかわいいアクセサリーを買ってあげた。
するとケータイに電話が
か「涼、3階のお店きて」
り「は?」
か「千佳とうちの服かってー」
り「はいはい」
言いたいことを伝え終えたとたんに切りあがる…そういうところ直せよと思いながらケータイを閉じた。
あ「どうかした?」
り「さっきのお店いくぞ」
あ「え?あ、うん」
すぐに向かいついたら
か「お!やっと来たか」
り「で、どの服?」
か「これとこれがうちで」
ち「これが私」
可奈は女の子らしい服を自分で選び、しかも似合う服と来た。千佳は薄いピンクのワンピース。
り「はいはい、買いますよ」
か「サンキュー」
り「おれはパシリか…」
か「似たようなもんだろw」
ち「可奈ちゃんそれは違うよw」
あ「そうだよ。涼くんがいなきゃこんなに買えなかったじゃん」
か「たしかに…」
り「いいっていいって」
ち「ありがと」
り「はいはーい」
ボクと綾香が手を繋いでいるのを見て
か「なんだかんだでデートぽいことしてんだな」
あ「うん」
ち「よかったね」
あ「涼くんの手ね…温かくて安心するの」
か「あーわかる気がする」
ち「たしかに守られてる感はあるね」
り「ささ、新幹線の時間来ちゃうからまだ買うものないか確認して」
か「あー香水!」
ち「みんなの分も買ってもらといたよ」
か「さすが千佳!」
あ「ありがとー」
り「千佳は俺が好きな匂い知ってたの?」
ち「知らないよ」
り「一発であてるからそうかと…」
ち「まぐれまぐれ」
あ「そだ!涼くん服買わなくていいの?」
り「普段着ないからいいよ」
か「へー」
り「スーツにシャツだから」
ち「そうなんだ」
あ「かっこいいかも」
か「あと何時間?」
り「駅はすぐそこだからいいとして、あと1時間半」
あ「なら3着選ぼう」
り「だれの?」
か「涼の!」
ち「一人1着ね」
あ「はーい」
3人はすぐさま4階に行き、選んでくれた。
3人とも真剣に選んでくれたし、断れないから全部買った。
か「じゃーそれぞれの時にそれ着て来てね」
り「お、おぅ」
帰りの電車の中で隣に綾香が座ってそっと手を握ったら寝てしまった。
千佳も可奈も寝ていた。ボクはちゃんと起きて降りる駅で3人を起こし、それぞれを家まで送り届けた。

つづく

テーマ:
いつものように食事をした。さすがに最終日だから風呂は別にした。ボクが静かに入ってる一方であの3人は
か「ねね、だれを選ぶと思う?」
あ「まだ私デートしてないのに決めないでよー」
ち「私は手ごたえないな…」
か「あいつさ…経験ないから手ごたえもなにも恋愛とか疎いんじゃない?」
ち「それはあるね」
あ「でもでも!涼くん好きだよ」
か「それはみんな一緒w」
ち「でも涼くんが赤の他人と結婚とかになったら嫌だな…」
か「そしたら死んでも許さない!」
あ「死んだら許そうもなにも悲しいよ」
ち「この3人の中の誰かなら許せるかな」
か「まぁね」
あ「うん、諦めがつく」
か「たしかに」
ち「不倫はさせないけどねw」
か「まじかー怖い奥様になりそうだ」
ち「ふふふ、優しい奥様になるよw」
あ「余計怖くなったw」
男子風呂と隣接するから丸聞こえだ。ボクしか入っていなかったのでそっと上がった。
あ「涼くんそろそろのぼせるーとか言って上がるころじゃない?」
か「お!そうだね」
ち「じゃーあがろうかw」
あ「うん」
生活のパターンが見破られている。
ち「可奈ちゃんショートだから楽でいいね」
あ「ロングだから乾かすのに時間かかっちゃう」
か「ロングだと運動するのに邪魔でさ」
ち「その名残ってわけかw」
か「名残というかまだ運動してるんだけどね」
あ「そっか、運動するのに邪魔なのか」
か「じゃー先行ってるね」
ち「うん」
あ「ばいばーい」
先に部屋に戻ったボクは自販機で炭酸を一本買って部屋で一人飲んでいた。そこに可奈が来た。
か「お!やっぱもう戻ってた」
り「よ」
か「よ」
そこから沈黙の時間が過ぎていく。炭酸がのどを通る音だけが聞こえる。
か「あ、あのさ…」
り「ん?」
か「これ受け取って」
り「あけていいか?」
か「ぅん」
り「お!買ってくれてたの?」
か「3分割で買った。みんなに感謝しろよ」
り「サンキュー。いや~欲しかったけど買わなくてよかったー」
か「お前が買わないから急いで買ったんだよw」
り「そうだったのかー。まじサンキュー」
か「よろこんでもらえてよかった」
あ「たっだいまー」
ち「ただいま」
か・り「おかえり」
あ「あーもう渡したの~?」
か「ごめん、沈黙の時間が長くてさ」
ち「そっか。なら仕方ないね」
り「ありがとな」
あ「いいえー」
ち「いっぱい買ってもらったからお返し」
り「そか」
か「あー寝よ」
ち「今日は一段と疲れたもんね」
あ「涼くん、寝よ」
り「お、おぅ」
か「綾香に変なことするなよ」
り「俺にその勇気ないの一番知ってるくせに」
ち「ふふふ、みんな知ってるもんね」
あ「だから安心して寝れる」
り「さっさと寝るぞ」
か「明日はもっと疲れるもんね」
ち「そうだね」
あ「おやすみ♪」
可奈と千佳の寝息が聞こえる。綾香はまだ起きてるみたいだ。
り「綾香…」
あ「なに?」
り「やっぱ起きてたか」
あ「だって緊張するんだもん」
り「俺も一番緊張する」
あ「こっち向いて」
り「ん?」
いきなりホワンとしたものが顔を包んだ。
り「な(///∇//)」
あ「落ち着けた?」
り「余計寝れなくなる」
あ「ご、ごめん」
り「気持ちだけもらっとくね」
あ「うん」
り「じゃーおやすみ」
あ「おやすみ」
そのまま朝を迎えた。

テーマ:
イルカのショーの会場を後にしたボクらは館内を見て回ることにした。魚については詳しくないけど幻想的な空間にただただ酔い浸っていた。
ち「涼くん」
り「ん?」
ち「なんでもない」と言いつつ手を握って寄りかかってきた。
くらげのコーナーは特に幻想的でカップルが多く見られた。
か「涼、くらげ買おう!」
り「いくらするんだよ^^;」
か「そっか…」
あ「でもほしい!」
り「あのな~」
あ「えさなんだろう」とすごい食い入って水槽を眺めている。
り「プランクトンとかじゃない?」
か「管理とかめんどそうだからいいや」
あ「でもかわいいからほしいな」
り「俺に余裕があったら買ってあげれるんだけどね」
か「余裕ならあるだろw」
り「うっ」言葉につまった。実際のところ有り余るくらいの金額は持ってきているし、大将に「これほしいんだよな…」とでも言えばすぐに用意できるだろう。だけどそんなことはしたくなかった。
あ「まぁいいや」
ち「涼、思い出に買おうよ」
り「誰が飼うの?」
ち「え?それは…」
だれもやるとは言い出さなかった。どうせえさやりとか面倒になって殺してしまうからだ。
か「もういいって」
り「ちゃんと冷静に将来も見つめなきゃな」
あ「それって私たちとの未来も?」
り「あーもちろん」
か「だから今日は考えてばっかなのかw」
り「うっ」
言葉につまった。それだけじゃないというかそれより大将のことで考えていたからだ。
か「違うの?」
り「そうだよ」
ち「なんか言い方が単調だな~ww」
あ「ウソなの~?」
り「いや、君たちとの未来について考えていたよ」
あ「そうなんだーw」
り「そんなことよりペンギンそろそろ行かない?」
あ「いくー」
か「そうだね、見たらご飯食べに行こ」
ち「いい時間だね」
り「そうだな」
ペンギンのコーナーにつくと小さい子供がたくさんいた。中にはボクと同じように幼馴染の女の子に囲まれてるかわいい男の子もいた。
り「きっとあの子も俺みたいに悩むころが来るんだろうな」
ち「たぶん来ないよw」
か「ってか涼がうちらをみんな惚れさえちゃうのがいけないんだよw」
あ「でもあの男の子ずっとあの女の子と手を繋いでるw」
り「ペンギン見よう」
あ「そうだったw」
か「涼がいきなり変なこと言い出すから~」
ち「ふふふ」
千佳は自分の感情に大きな起伏が起きると手を繋ぐくせがあるみたいだ。その都度そっと握り返すと口元が少しばかり上がる。
か「さっきから千佳と涼いいムードだねw」
あ「ずるーい」
か「いいじゃん、メインの買い物で涼と歩けるんだから」
あ「それもそっかw」
り「メ、メインって?」
か「買い物デート」
ち「みんなで買い物に行って、好きなものいっぱい見たり買ったりするの」
り「そか」
か「一番楽しみ楽なんだからね!」
り「はいはい」
あ「あーお腹すいたー」
ち「可奈ちゃんみたいw」
か「うちは『飯行こ、飯』だよ」
り「まるでおっさんだな」
か「うっさい!それにしても腹減ったー」
ち「可奈ちゃん、男というよりおじさんみたい…」
り「ってか言ってること違うしw」
か「まぁ細かいこと気にすんなって!」
り「はいはい」
水族館に入っているレストランで食べることにした。大きな水槽が目の前にあり、おいしいと評判のお店だ。
子連れが多いみたいだ。
か「うわっ、どれがいいか迷う~」
り「じゃー俺カレー」
ち「私も」
あ「じゃー私は…これ!えびかつサンド!」
か「うちは…ぼっかけ丼」
り「さすがだなw」
か「まぁねw」
ち「すごい食欲w」
あ「ある意味尊敬だゎ~w」
か「けなしてる?ほめてる?」
あ「どっちもw」
か「喜んでいいのかわかんないこの状況w」
り「っばあははははは」
か「笑うなし!」
り「わりぃわりぃw」
ち「でも笑っちゃうのも無理はないねw」
あ「可奈ちゃん、涼くんがいるといいねw」
か「もーみんなして冷やかさないで~」
従「お待たせいたしました、えびかつサンドをお持ちいたしました」
あ「はーい」
従「カレーお持ちいたしました」
千佳がボクと自分を順々に手で表示した。
従「ぼっかけ丼をお持ちいたしました。以上でお揃いでしょうか?」
り「はい」
従「どうぞごゆっくり」
か・り「いただきまーす」
ち・あ「いただきます」
り「うまっ」
ち「ほんと、おいしい」
あ「千佳ちゃん頂戴」
ち「はいどうぞ」
あ「おいしい!これもおしいよ」
ち「おいしっ」
か「どれどれ、涼もらうよ」
り「あー」
か「うめー」
り「お前のももらうからな」
か「やらねーよ」
り「不公平な」
ち「頂戴」
か「いいよー」
ち「こっちもおいしい!」
あ「うちもー」
か「どうぞ」
あ「おっいし~。可奈ちゃん食べる?」
か「うん。うまっ」
ボクはただ一人黙々と食べすすめた。
あ「涼くん怒った?」
り「別に」
あ「顔に書いてある」
り「怒ってないって」
か「ムスってなってるw」
ち「ごめんなさい」
り「謝らなくていいよ」
か「あっそ!」
あ「あのさ…険悪なムードやめない?」
り「あー悪かった」
か「ごめん…」
ち「ね!楽しくやろう」
か「ん!」と手を出してきた。
り「なんだよ?」
か「握手!」
あ「仲直りかw」
り「ん!」
ち「ふふふ、昔もこんなことよくあったね」
か「ほんとw懐かしいw」
あ「切り替わり早い可奈ちゃんに対して引きずる涼くん」
り「だって…」
ち「細かすぎるんだよ」
か「お前は女か?」
り「男だ!ってか俺が女だったらどうすんだよw」
か「たしかにw」
あ「もとに戻ったw」
ち「ほんとだね」
あ「喧嘩をするほど仲がいいw」
り「ごっそさん」
か「ごっそさーん」
あ「あーおいしかったー」
ち「ごちそうさまでしちゃ」
か「さて帰って遊びますか!」
あ「うん!」
ち「涼くん、もう少しここにいよ」
り「いいよ」
か「むむ!それは危ないなー」
あ「な~」
ち「ちっとも二人っきりになれないんだもん」
か「うちだって昨日二人っきりになってないよ」
ち「でもでもー」
あ「でもはなし!平等にね」
ち「ぶぅ」
か「帰って遊ぶにけってーい」
り「ここは従うしかなさそうだね」
ち「うん…」
あ「わーい」
外に出るとご飯を食べ終えた客がお土産を買っていた。
り「なんか買っとく?」
あ「ぬいぐるみ~」
か「キーホルダー揃えとく?」
ち「そうしよっか」
り「千佳、タツノオトシゴなんかどうか?」
ち「かわいいw」
か「やっぱイルカっしょ!」
あ「イルカいっぱい思い出あるもんね」
ち「そうだね、ちょうど、青、ピンク、緑、赤があるね」
り「青がいい」
か「赤にきめーった!」
あ「緑がいいな~」
ち「ピンクかわいい」
みんな同時にばらばらの意見を言った。
り「ちょうど決まったなw」
か「なにこの団結の無さw」
ち「でも争わなくていいからいいじゃん」
か「それもそっか」
あ「あーサメのぬいぐるみ~かわいい~」
り「買うか?」
あ「うん!」
ち「これ買って♪」
り「お!すごいなw」
ち「かわいいでしょ、白いアザラシのぬいぐるみ」
か「お菓子買ってー」
り「どうせ部屋で食うじゃんw」
か「ばれたか!」
り「でもいいよ」
か「まじ?あざーっす」
り「はいはい」
ち「涼くんはいいの?」
り「おれはいいよ、キーホルダーがあればそれで」
ち「そっか」
か「千佳、気にすんなって」
あ「涼くん荷物多くなるから買わないの?」
り「いや、ただほしいものがないだけ」
か「千佳見ててね」
ち「?」
か「お!この時計いいな!」
り「え?どこどこ?」
か「これ!」
り「おー!でもいいや」
か「な!」
ち「残念だね」
か「うん、はまると思ったのだが…」
り「今はめてるのまだ腕になじまないからさ」
あ「ちゃんとなれるまで新しいの買いたくないんだ!」
り「そういうこと」
か「くそー」
ち「まぁいいじゃん」
か「そうだね」
そうして水族館でのデートが終わり、何事もなくホテルに着いた。

つづく

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