中国:台湾野党幹部を「貴賓」扱い
毎日新聞 2012年10月06日 23時12分
【北京・工藤哲】中国メディアは6日、訪中している台湾の最大野党・民進党の謝長廷(しゃ・ちょうてい)・元行政院長(首相)が同日、中国政府系のシンクタンク、中国社会科学院台湾研究所の余克礼(よ・こくれい)所長らと1時間弱会談し、時間をかけて良好な意思疎通を図ることで一致したと伝えた。
報道によると、謝氏は5日夜、北京空港に到着し、中国国務院台湾弁公室の劉軍川(りゅう・ぐんせん)・連絡局長らが出迎えた。市内への移動も含め、謝氏を「貴賓」として扱ったという。中国当局は、独立志向の強い民進党の対中政策を認める考えはないが、中台間の民間交流を拡大させる政府の方針は変えておらず、謝氏に一定の配慮を示したようだ。