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秋田大と公益文科大が連携 文理補完協定締結
 | 協定書を交わす吉村秋田大学長(右)と町田東北公益文科大学長 |
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秋田大(秋田市)と東北公益文科大(山形県酒田市)は3日、教育や研究分野における相互連携協定を締結した。「東北日本海の次世代リーダー育成」を目標に掲げ、来年度にも人材育成の共同プログラムを始める。 協定は(1)教職員の交流(2)研究施設の相互利用(3)共同シンポジウムの実施−など7項目からなる。人材育成に特に力を入れる予定で、共同教育プログラムとして、少数選抜による合宿形式の講義、作家や経済人を特別講師とした講義を検討している。2013年度後期に試行し、14年度から正式に実施する予定。 酒田市の公益文科大で行われた記者会見で、秋田大の吉村昇学長は「同じ日本海側の高等教育機関であり、理系に強い秋田大と文系に強い公益文科大で相互補完できる」と提携理由を説明した。 公益文科大の町田睿学長は「長い伝統を持つ秋田大の力を借りて、日本を背負う人材を地方から輩出したい」と意気込みを語った。
2012年10月04日木曜日
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