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【芸能・社会】

北野武監督 毒ガス全開 「アウトレイジ ビヨンド」初日

2012年10月7日 紙面から

 ヤクザ社会のし烈な下克上を描いた「アウトレイジ」(2010年6月公開)の続編映画「アウトレイジ ビヨンド」では、東京・新宿のバルト9で初日の舞台あいさつ。北野武監督(65)ほか、三浦友和(60)、西田敏行(64)、加瀬亮(37)、高橋克典(47)、桐谷健太(32)が、極道風のダークスーツ姿で顔をそろえた。

 北野監督は、この日もお得意の“毒ガス”を噴射。司会者が見終えたばかりの観客に「周りの人に勧めたいと思った方は?」と挙手を求めると、「押し付けがましい質問だなぁ。それでも手を挙げなかったヤツが2人ぐらいいた。あとで殴ってやろうと思います」と笑わせた。

 キャッチフレーズ「全員悪人」にちなみ、「誰が一番悪いと思う?」との質問には「(出資の)テレビ東京と(配給の)ワーナーブラザーズ。ヤクザ映画なのに、どれだけ(プロモーションで)コメディーをやらなきゃいけないんだ。三浦さんとかみんなにバラエティーに出てもらって、ひどい目に遭わせた」と暴露し、客席を沸かせた。

 一方、観客から笑いが起きるシーンがあったことについて「狙ったわけではない」としつつ「お笑いの映画を撮ると実力がバレる。『みんな〜やってるか!』(ビートたけし監督名義で95年に公開)は、私の最大の“汚点”ですが、実はあれが一番大好き」と最後まで舌好調だった。

 

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