内容紹介
●上杉 隆“無”責任編集 「自由報道協会」初の編纂本。
●本書の印税はすべて「被災地支援プロジェクト」にまわします。
「自由報道協会」に所属するジャーナリストらが取材した、3・11震災&原発報道を、多様な視点で総括。
大手メディアが報じない東電会見の舞台裏や、被災地の諸問題、ソーシャルメディアが果たした役割、“市民”たちの活躍ぶりなど、
彼らが追った「それぞれの震災」の記録は、時代の証言としても貴重です。
●執筆者一覧――
上杉 隆(代表) 伊田浩之 岩上安身 上垣喜寛
烏賀陽弘道 江川紹子 小川裕夫 おしどりマコ・ケン
上出義樹 木野龍逸 重信メイ 渋井哲也 島田健弘
白石 草 神保哲生 田中龍作 津田大介 中澤大樹
七尾 功(元会員) 西岡千史 畠山理仁 日隅一雄
村上隆保 渡部 真 寺家将太(インターン) 計25名
●被災地支援プロジェクトとは――
・ワークショップ/取材の作法、ビデオ撮影の方法、文章の書き方、文章やビデオ編集のコツなど私たちが培ってきたノウハウを伝え、
被災地の人たちがその場の声を記録し、広められるように支援する。
・公開討論会/被災地の問題を現場で公開の場で議論・情報交換し、被災地の人々の思いを全国に発信する活動をする。
・被災地アーカイブ/被災地で話を伺ったさまざまな人たちの証言、街の記憶、郷土の歴史をまとめ、後世に伝える。
●自由報道協会
(Free Press Association of Japan)
2011 年1 月27 日、小沢一郎民主党元代表の記者会見を主催したことを契機に設立された団体。
設立準備会メンバーはインターネットメディア、雑誌、フリーランスの記者や編集者など様々。
日本では世界に類を見ない記者クラブ制度により、公的な記者会見への平等なアクセス権が閉ざされている。
そのため、取材・報道に携わるすべての者が参加できる記者会見を主催している。
設立以来8 か月で約50回主催した。2011 年中に設立総会を開催予定。
http://fpaj.jp
内容(「BOOK」データベースより)