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仏 青や緑のハチミツがとれる10月6日 15時12分
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フランスのアルザス地方で、ミツバチが花の蜜の代わりにチョコレート菓子の製造過程で出る廃棄物を集めたためか、青や緑など不思議な色のハチミツが出来上がり、養蜂農家は「売り物にならない」と頭を抱えています。
フランスのアルザス地方では養蜂業が盛んですが、ことしの夏ごろから、青や緑など不思議な色のハチミツが多くとれるようになりました。
養蜂農家が調べたところ、カラフルに着色されたチョコレート菓子の製造過程で出る廃棄物を処理する工場が、巣箱を置いている場所から僅か数キロの所にあることが分かり、ミツバチたちは、花の蜜の代わりにこの廃棄物を集めて巣箱に持ち帰っていたとみられるということです。
工場の責任者は「ミツバチが来ているのは知っていたが、ここにあるものを持って帰っているとは思わなかった」と話していますが、養蜂農家の指摘を受けて、ミツバチが好みそうな物の処理はすべて屋内ですることにしました。
青や緑のハチミツは、味は普通のハチミツと変わらないものの、売り物にならないということで、ハチミツがあまりとれなくなる冬を前に、養蜂農家は頭を抱えています。
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