サッカー九州リーグＦＣ鹿児島の徳重剛社長は１日、県庁で記者会見し、Ｊリーグ準加盟申請の手続きを本格的に始めることを明らかにした。将来のＪ２参戦のために欠かせない手続きで、県内では同じ九州リーグのヴォルカ鹿児島に続き２チーム目。申請時期は「できるだけ早く」としている。
　ＦＣ鹿児島は９月に終了した今季リーグで初優勝。Ｊ２の一歩手前、ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）昇格を狙える状況になったため決断したという。ホームスタジアムは県立鴨池陸上競技場、ホームタウンは鹿児島市とする方針。
　申請には県サッカー協会の承認などが必要。ヴォルカがすでに受けているが、徳重代表は「同じ県で（複数の）Ｊリーグチームが活動するところもある」として、問題はないとの見通しを示した。