Fate/EXTRA〜騎士王と聖杯戦争〜 (松本 雅明)
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序章『Prologue』
地獄から私(わたし/あなた)は生まれた。
空が焼けている。
家が溶けている。
人は潰れている。
道は途絶えている。
これが戦いの源泉。
これが再起の原風景。
ここで「私」は、ただひとり生き延びた。
命は消える。思いの外(ほか)あっさりと。
肉親も友人も、名前を知らない隣人も他愛なく。
最後まで醜くもあがき、
臨終の間際、穏やかな面持ちで呼吸を止めた。
―――それが、どうしても
承伏できなかった。
紛争と天災の違いはあれ、
なぜこのような悲劇が起きるのか。
なぜ誰をも救う事が出来ないのか。
いや、そもそも―――
なぜ世界は、この時刻を許すのか。
天を仰ぐ。
もし、もう一度
命を与えられるのなら
今度は、今度こそは、決して―――
だが二度はない。
忘れるな。
地獄から「私」は生まれた。
その意味を―――
忘れないでくれ。
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