結局、遅れてきた正月休みもAoDで遊んでいる
というわけで、v1.07にアップデートされたArsenal of Democracyで新春は過ごそうと思ったところ、なんかとっても不思議な世界大戦になってしまいました。
もちろん、私は過酷な環境を楽しむためにフィンランドでプレイ。初心者の嗜みですね。冒頭は、民主政策を放棄して力の限り独裁政治へ移行、わずかな工業力で算出される生産力はEspionage(諜報)へ振り分けて全員スウェーデンとノルウェーへ送り込んでBelligerence(好戦性)を無理くり上げ、おもむろに不可侵協定を一方的に破棄。資金ができたら全力でイギリスとドイツとの関係を改善し続け、雪解けして凍傷による戦力の減少がなくなる1937年5月にはスウェーデンに宣戦布告してフィンランド全陸軍がスウェーデンに殴り込んで連戦連勝。スウェーデン政府の和平交渉は余裕の笑顔でDecline(謝絶)、二ヶ月足らずで全土を制圧してこれを併合。スウェーデン人によるパルチザン祭りを一年がかりで鎮圧したあと、またせっせとイギリスやドイツとの友好関係を立て直してから同じようにノルウェーに雪崩れ込んでまたしても併合。
我らの大フィンランド帝国の誕生です。人口少ないけど。
こうして、1939年11月の対ソ連との冬戦争に完全勝利するべく、全スカンジナビアが一体となってアカを迎え撃とうとするわけですね。
ところが、フィンランドの躍進と同じぐらい不思議なことが世界では発生していました。知らない間に日本とアメリカが関係を改善していたようで、真珠湾攻撃が発生せず。また、フィンランドがスーパー秘密兵器の山岳兵with戦車砲という面白戦術でソ連軍機甲師団を撃破しすぎたのが原因なのか、ソ連がドイツの侵攻を食い止められず惨敗。ドイツ軍が4年がかりでシベリアダッシュを敢行して太平洋側までまもなく辿り着こうかという勢いです。
イギリスは速攻で本土を失ってインドに首都を移すも、中国国民党に勝利してこれを傀儡政権とした日本軍と、モスクワを陥落させギリシャやトルコも併合、バクーを確保して懸案の石油の調達体制が万全となって怒涛の勢いで中東を確保するドイツ軍とに挟撃されてイギリスは完全に壊滅。人口のないキプロスに首都を移して滅亡のときを待っています。
一方のアメリカ様はというと、知らない間に日本と同盟を結んでおったようです… 日本と仲良くオーストラリアを占領、カナダは軽く飲み込んで、いまアフリカ大陸の覇権をイタリアと競っておられます。なんでしょう、このアメリカ。困るんですが。
おかげで世界は連合国と共産ソ連の両陣営が没落、枢軸ドイツと日米同盟とが勢力を二分し、その間に大フィンランド帝国とアイルランド、群雄割拠の南米諸国といった情勢になっております。
このままでは、世界はドイツ対日米という冷戦を迎えてしまう… 55年ぐらいから核ミサイルの撃ち合いになったりするのでしょうか。恐ろしい恐ろしい。そんな末期的な世界状況を一変させるべく、北方の雄、フィンランドは敢然とドイツに戦いをいま挑む!
続きははてなのほうに書くかもしれない。期待しないで下さい。
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