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石川のニュース 【10月4日02時42分更新】
反日嫌気?異例の満席 9月末からの上海発小松便
中国では9月30日、建国記念日の国慶節(10月1日)を含む大型連休がスタートし た。10月7日までの8日間、政府の各部門も原則休みとなる。 小松―上海便の搭乗率は、反日デモが中国各都市で繰り広げられた9月18日以降、搭 乗率が60%台から40%台に急落した。 このため、中国東方航空は増便しても利用者の確保が困難と判断、10月末に予定して いた週5便への増便の開始を、来年2月6日に延期した経緯がある。 しかし、9月下旬から上海発便の利用者が増え始め、28日は約75%、30日には8 0%を超え、10月1日はほぼ満席となった。折り返しの小松発便では、30、1日の搭 乗率が3割前後であったことと比較すると「異例の数字」(空港関係者)だ。 県によると、上海発便の利用者のピークは1日で、4日以降の便については、元の水準 に戻るとみられることから、連休に合わせた日本人の出国ラッシュの可能性が高いという 。 反日デモはおおむね沈静化したが、県関係者は「中国国内を旅行するわけにもいかず、 中国にいてもゆっくりすることができないと思ったのではないか」とみている。
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