明日朝一で控えている仙台講演
の前日入りということで、
「SOYJOY」と共に、
東京駅から仙台行き新幹線に乗り込もうとすると、
とっても見覚えのある美顔がいるじゃないですか。
なんと、親友 も今日仙台でのイベントがあるとのことで、
偶然にも新幹線が一緒だったわけです。
○
新幹線の出発時間まで一緒で、
乗車号も隣だなんて、
かなりの驚きです。
こんな奇跡的偶然て、あるもんですね。
運命の出逢い記念に、ハイポーズです。
とても怪しい二人ですが、
出逢うやいなや、
仙台のおいしいもの話になってました。
そんなおいしいものに目もお腹もない私達は、
仙台に着いたら、
まっ先に仙台名物に飛びつくことでしょう。
今年10月にオープンした『ア・ニュ 』には、
同じ食材を食べ比べできるコースがあります。
それがこちらです
↓
12月初旬のディナーコース（1万2千円）より。
アミューズは、
「ラディッシュ カレークリーム」「豚のリエット」「キャビア」と、
「じゃがいものピュレ カプチーノ仕立て」です。
もこもこの泡の下からは、
トリュフや、ウズラの卵や、じゃがいものピュレが出てきます。
パンは、
「全粒粉パン」「フランスパン」「ミルクパン」の3種です。
レモンをしぼったスパークリングウォーター、
みかんのシャーベットを入れたシャンパン、
赤ワインといった飲みものをあわせつつ、
食べ比べコースに進みます。
○
最初の食べ比べ食材は、
「白菜」。
「魚貝のサラダを詰めた白菜のファルシー 生ハムジュレ」と、
「白菜のリゾット」です。
2番目の食べ比べ食材は、
「セップ茸」。
「セップ茸とフォアグラのポワレ セップ茸のコンソメスープをかけて」と、
「セップ茸のテリーヌ パセリのソース」でした。
いったん、
「雉のもも肉を浮かべた栗のブルーテ」と、
「ラルドののったハタのソテー グレープフルーツを敷いて」をはさみ、
3番目の食べ比べ食材「蝦夷鹿」に突入です。
「蝦夷鹿内もも肉のロティ りんごのソテーと春菊添え」と、
「蝦夷鹿すね肉とマッシュポテトのグラタン」でしたが、
この素朴なグラタンが、
私の中での今日一でした。
デザートも一種類、
「トマト」の食べ比べがあります。
「トマトのソルベ」と、
「トマトのミルフィーユ（シュー）」です。
デザート含め、
計4種類の食べ比べ料理と、
その他の料理数品を頂いた後は、
「ちょっと変わったスープ仕立てのティラミス（苦味のきいたコーヒー味のタピオカ入り）」と、
「りんごとタルトが逆さまになったタルトタタン」といった
2種類のデザートと、
「シンプルクッキー」と「チョコココナッツクッキー」で締めくくりです。
相変わらずの食べっぷりに感心です。
そういえば、
同じ食材で、数品作る食べ比べって、
日常茶飯事でやってました。
最近は、
さつまいもが大量にいてくれるので、
おから入りさつまいも団子（ニョッキ）を使った食べ比べ料理がHITです。
↓
「さつまおからニョッキ
」
～ゴルゴンゾーラソイソース～
「さつまおから白玉 」
～粒あんときなこをかけて～
同じ食材でも、
調理法や味付けによって、
全く性格が変わるから、
飽きずにおいしく頂けます。
食材や飲食店は、
飽きられないように、
人間がフォローしなくてはならないんですよね。
でも、
人間そのものは、自分での努力が必要です。
人間て、やることいっぱいですね。
だから楽しいんでしょうけど。
私もせっかくなら、
飽きられない人間を目指そうと思います。
世間は忘年会真っ盛りかと思いますが、
お陰さまで、
私は忘年会ゼロ＆暴飲暴食知らずで突き進んでおります。
しかし、
仕事柄（趣味も含め）、
2009年の終わり月も、
暴食続きの毎日です。
我ながら、「よくもまぁこんなに食べられるなぁ」と、感心しつつ、
これだけ食べてくれてる体への労をねぎらうために、
甘いものに囲まれた仕事の合間に、
化学調味料を使わない『華園 』で、
温かいプーアル茶を飲みながら、癒しごはんです。
今日は12月11日、
胃にいい日ですし。
「青菜の温サラダ」
「キャベツと干し海老の味噌炒め」
「自家製腸詰」
胡瓜・長葱・パクチー・辛味噌・酢醤油と一緒に頂きます。
「舞茸・しめじ・竹の子・イカの炒めもの」
「鶏と長葱の汁そば」
麺は一玉ってことですが、
掘れば掘るほど湧き出てくるような迫力の量です。
でも、
脂っこさもなく、
やんわりした繊細な味付けで、
つるっといけます。
どれをとっても、
随所に“そのやままきえ ”が散りばめられた『華園』オアシスごはんでした。
そうそう、こちらのお 店、私と同い年とのこと。
癒し系同級生を見習って、
私も多少なりとも癒し系に近づきたいものです。
そして、
癒しごはんを作ろうと思います。
『東京最高のレストラン 2010 』でも、
今年の話題店として取り上げられている
『ケ・パッキア 』のカウンターに座ると、
黒板書きメニューと定番メニューに釘付けになります。
悩みに悩んだあげく、
「前菜盛り合わせ」
シェフおススメものと、
私の食べたいものを盛り合わせて頂いたのですが、
ラインナップは、
「鯖のマリネ」
「平目のカルパッチョ」
「槍イカとウイキョウのサラダ」
「鰯のトマト煮」
「白いんげん豆のサラダ」
等。
これで一人分です。
少食の方なら、
これでもうお腹いっぱいになるでしょう。
ここ掘れワンワン状態で、
中を探っていくと、
さやいんげんや、茹で玉子がいました。
財宝を見つけ出した気分です。
どれも白ワインやシャンパンとのマリアージュ最高です。
といいつつ、
私は赤ワイン（メルロー）を飲んでましたが。
もちろん一緒に、
レモンをしぼったスパークリングウォーターを交互に飲みます。
温前菜「槍イカの詰めもの」
パンは、
フォカッチャ・プチパン・グリッシーニ・パリパリチップです。
槍イカの中から、
続々茹で玉子や角切りハムが顔を出します。
軽いバターソースの香りも芳しいです。
「アマトリチャーナ ブガティーニ」
パンチある力強いパスタです。
「ポルチーニ茸の自家製タリオリーニ」
ポルチーニ特有のぬるっと感が、
うまいことソースとパスタに絡んでくれてます。
食べもののぬるぬる系、私のタイプです。
「仔羊のロースト」
メニューにあった「緑アスパラガスのミラノ風」も食べたかったので、
シェフに、
「何かのお料理にアスパラって添えて頂けないですかね…」と
お願いしていたところ、
この羊君に連れ添ってくれてました。
目玉焼きがのってると、
何だかお子様ランチに見えます。
イタリア版大人様ディナーですね。
仔羊には、
ダイナミックにカットされたレモンをぎゅっとしぼって、
時々粒マスタードを添えて頂きます。
仔羊の断面は、
私のほっぺみたいな赤桃色です。
半熟玉子とかりかりチーズが纏わりついたアスパラもグッジョブです。
お腹もぱつぱつになってきたところで、
別腹ドルチェです。
またしてもそそられる黒板書きメニューの誘惑に、
5種類をオーダーしてました。
「ティラミス」
「リコッタチーズケーキ」
「マロンのロールケーキ」
「ヘーゼルナッツのジェラート」
「ペッパー入りチョコレートケーキ バニラアイス添え」
写真では小さく見えるかもしれませんが、
全てかなりのボリュームです。
1つでもお腹いっぱいになる方、
多いはずです。
店員さんに、
「こんなに食べる方いるんですかぁ？？」と尋ねると、
「や、たくさん召し上がられるかと思って…。
普通に考えたら多いですよね(苦笑)」
と。
確かにたくさん召し上がる私ですが、
これほどの大きさには驚きました。
でも、
どれも予想以上においしく、
結局全て完食してました。
絹のようなしっとりきめ細かな生地のロールケーキには、
栗がごろごろいます。
このしっとり生地、
金賞授与です。
また、
リコッタチーズケーキには、
カラフルなドライフルーツが散りばめられていて、
まるでダイヤのようでしたが、
ありそうでないこの宝石チーズケーキに、
気持ちも高ぶります。
脂肪燃焼してる感覚です。
これまたロールケーキと並ぶ金賞です。
ドッピオを飲み干すと、
お隣の奥様が飲んでらっしゃった泡モコモコなカプチーノが気になって仕方なかったので、
モコモコカプチーノも頂いてました。
一緒に、
「ビスコッティ」と「かりかりメレンゲ」もかじります。
ドルチェもこれでもかってほど食べたのに、
無性に「焼きリンゴ」が食べたくなってきました。
別腹のまた別腹です。
これだけ食べても太らないのは、
“そのやままきえです ”の中でも、
特に、「き」が大きな鍵を握ってます。
とても楽しいお食事でしたから。
やっぱり気持ちって大事です。
さらに、
とてもおいしそうなシェフはじめ、
スタッフの方もとても感じよかったですし。
おいしそうなシェフと書きましたが、
誤解を招くといけませんので、
正確には、
おいしそうなお料理を作ってくれそうに見えるシェフです。
私もこちらのシェフみたいに、
おいしそうな料理を作るオーラを身につけられたらいいなぁと思います。
お腹の底からごちそうさまでした。
オーガニックイタリアン『ルカデリ 』に、
これまで数回トライしたのですが、
運悪く、どの日も定休日だったため、
振られ続けてきた私です。
しかし、
本日のお昼、
常連だという里奈さん と共に、
やっとこさありつけました。
恋が実った心境です。
2100円のオーガニック野菜コースをチョイスします。
「舞茸がのったカリフラワーのポタージュスープ」
「ハーブ入りフォカッチャ」
「インカのめざめ・ズッキーニ・モロッコいんげんのチーズ焼き」
鶯色のバジルソースです。
「特盛りイタリアンサラダ」（里奈さんチョイス）
ほんとに大盛りです。
たっぷりハーブ野菜に、
自家製カッテージチーズのパートナーが連れ添ってます。
里奈さんから、おすそ分けを頂きましたが、
苦味のきいた野菜が、
体の中を洗濯してくれるかのようです。
「野菜のグラタン」（真希絵チョイス）
これまたボリューミーです。
が、
グラタンといっても、
ホワイトソースではなく、
九条葱をすりおろして、とろとろになったソースです。
ゴーヤ・ビーツ・ブロッコリー・カリフラワー・紫芋・さやいんげん・モロッコいんげん・ミニトマト・じゃがいも・キャベツ・四角豆・椎茸等、
豪華ラインナップが大集結です。
噛むたび、
力強い野菜の生命力を感じます。
“そのやままきえです ”の「や」を網羅しまくりです。
里奈さんの深い話に入り込み過ぎて、
あっとゆーまに、
ランチ閉店時間となってしまってましたが、
自分の身近に、
学ぶべきお手本才女 がいてくれて、
幸せな限りです。
帰り際、
店主のルカさんに、
人参色の有機みかんを頂きました。
写真では分かり辛いですが、
おったまげるほど、
ルカさんの洋服とおんなじ色です。
今日頂いた野菜達やこのみかんみたいに、
今でも十分逞しいサムライ魂を持った私達女2人は、
これからもすくすく逞しく育つことでしょう。
そして、
鉄の棒並みに頑丈になりすぎるのも困りますが、
どんな荒波に巻き込まれようと、
スイスイ陸に上がって、
にっこり笑顔で、
噛み応えあるイカ焼きでも食べてることでしょう。
噛めば噛むほど旨みの出るサキイカみたいな
味わい深い人生を送ってるアラサー女です。
