やっぱり民主党はダメでした。

今日は岡田副総理の「社会保障と税の一体改革」の対話集会が、武雄市で開催されました。200人を遥かに越す満員御礼。

集会が始まる前に、岡田さんと話をしましたが、とっても真面目な方で、前原さんに対してもそうでしたが、好感を持ちました。

で、副総理の説明。スライドでパワポ。役人が作った数字の羅列。具体例が無いし、昨日ギリギリで決まった三党合意の裏話も無い。途中で眠る人たちも出てくる始末。とほほ状態だったのですが、活発な質疑応答では、さすが、岡田さん。メモ無しで、語る、語る。ユーモアセンスもあるにはある。

異例中の異例ですが、最後のところで、たまりかねて、私が挙手。周りがざわざわ。そりゃ、僕の民主党、特に、原口、大串、川崎各氏の佐賀県連は大嫌いなのは、少なくとも武雄市民はみんな知っているからね。なにせ、市長選の時は訳の分からん理由で、対立候補は応援するわ、言っていることとやっていることが違いすぎる。大嫌い。

僕からは、概要だけ記すと、

民主党にも前原さん、岡田さんと、中には良い人がいることが分かった(周りは爆笑)。

民主党にはそもそも消費税について語る資格は無い。ただ、政治は妥協の産物だから、本当に良い、と判断すれば、消費税を出すことはあり得るけど、やっぱり、その正統性は無い。そのハードルが高い中で、消費税増税だけを先行させるのは、絶対におかしい。自民党も公明党もそういう意味ではデタラメだ。消費税増税だけを先行させて、社会保障は同時並行、あるいは、後になって議論しようとする先送り、棚上げだ。

僕は、消費税増税がダメだと言っている訳ではない。仮にも、社会保障と税が一体というのならば、社会保障の制度と税のワンパッケージで、国民に信を問うべき。別の党は、別のパッケージで国民に信を問えば良い。国民も、消費税は上げなきゃ、って思っているし、国民はバカじゃない。だからこそ、国民を信じて、信を問うべきではないか。

これができるのは、岡田副総理、あなたしかいない。ぜひ、リーダーシップを国民のために発揮してほしい。


と。これに対する岡田さんの答弁は支離滅裂。いわく、与党は責任が必要だ、来年の選挙まで待てない、国の財政が持たない、など。期待していただけに、がっかりしましたね。また、これで、政治家が信用されなくなる。民主党も自民党も訳の分からん妥協をして悦に入っているかもしれないけど、既存政党はダメだなって思いました。やっぱり、僕は今まで通り、党派を超えて個人ベースで応援しようっと。

ちなみに対話集会後の会見はこちら。NHKのセンスが無い。やっぱり政局


by fromhotelhibiscus | 2012-06-16 23:08 | Trackback | Comments(1)
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Commented by 小島祥展 at 2012-06-17 00:04 x
今の民主党に消費税語る資格なし!!
自分も同じように思っております。(自民党もですが)
市長の大きい声でダメ出しして、我らの代弁お願いします!
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