【レポート】
ILMは、より映画向けCGの制作を高速化、そしてプロダクションの段階ではなるべくインタラクティブに進められるように、と、2009年の今年初頭、「プロジェクトGPU」をスタートさせる。
これはシミュレーションの高速化、よりリアルなアニメーションとレンダリングを追求するために開始されたプロジェクトで、文字通り、ILMのCG制作にけるレンダリングハードウェアにGPUを導入していくものだ。
プロジェクトの目標は、
などが掲げられた。
そこで白羽の矢が立ったのがNVIDIA製のGPUだったというわけだ。
ILMは1基のQuadro FX 4800で剛体物理シミュレーションの実験を実施。すると12,700個の剛体の崩壊と衝突のシミュレーションをわずか1時間13分でこなすことが確認される。さらに10万個、270万点分の剛体衝突のシミュレーションを実施したところ、こちらもわずか3時間20分でこなすことが確認された。
これは大きなインパクトをILM内に与え、当時製作中だった「トランスフォーマー(2):リベンジ」のシーン制作にもGPUアクセラレーションを導入していくことが決定される。具体的には「トランスフォーマー:リベンジ」のクライマックス、デバステーターがピラミッドを破壊するシーンなどの制作に採用されている。このシーンの制作では、監督がシーンの概要、キャラクタ達とシミュレーション部分との絡み方をインタラクティブに指示指定が出来ることとなり、制作効率が大幅に向上したことが確認されたとしている。
Steve Jobs氏の死から1年、Appleは映像で同氏を追悼 - Cook氏のメッセージも [00:02 10/6] |
米Appleが指紋認証セキュリティ企業の豪Microlatch買収か [22:51 10/5] |
Mozilla、Windows 8向けのFirefox Metroプレビュー版を公開 [19:32 10/5] |
ストーム、IvyとKeplerベースの高性能に水冷標準装備の静音ゲーミングBTO [18:01 10/5] |
日本AMD、Radeon HD 7770搭載グラフィックスカード購入者向けキャンペーン [17:40 10/5] |
ガザのパルクール、9月ベストフォト [00:35 10/6] キャリア |
TVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』、キャスト陣のコメントを紹介 [00:08 10/6] ホビー |
Steve Jobs氏の死から1年、Appleは映像で同氏を追悼 - Cook氏のメッセージも [00:02 10/6] パソコン |
ほんのり幸せを目指そう!毎日をハッピーに生きるための5の秘訣 [00:01 10/6] キャリア |
握って操作する「Grip UI」、ドコモが開発中の触覚センサ搭載スマートフォン [00:00 10/6] エンタープライズ |