フィギュアスケート:メダルウィナーズオープン
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順位 | 選手名 | 国名 | 得点 |
---|---|---|---|
1位 | ジェフリー・バトル | カナダ | 83.40 |
2位 | カート・ブラウニング | カナダ | 71.57 |
3位 | イリヤ・クーリック | ロシア | 69.93 |
4位 | 本田武史 | 日本 | 69.32 |
5位 | アレクセイ・ヤグディン | ロシア | 69.10 |
6位 | フィリップ・キャンデロロ | フランス | 51.63 |
順位 | 選手名 | 国名 | 得点 |
---|---|---|---|
1位 | 荒川静香 | 日本 | 64.80 |
2位 | ジョアニー・ロシェット | カナダ | 63.47 |
3位 | イリーナ・スルツカヤ | ロシア | 61.97 |
4位 | サラ・マイヤー | スイス | 54.53 |
5位 | ラウラ・レピスト | フィンランド | 52.98 |
6位 | キミー・マイズナー | 米国 | 51.90 |
詳細
女子優勝の荒川「競技のメンタルが見え隠れし始めた」
6分間のウオーミングアップは久しぶりで、自分がどんなメンタルで滑るのかなと楽しみにしていました。いつものショーで培ってきたものを出したいという思いでしたが、途中から競技のメンタルが見え隠れし始めて、欲が出てきたり、ビビったりしてしまいました。
これからも、勝利よりもパーフェクトなスケートを目指したいのは変わらず、順位はあとから付いてくるものだと思っています。まずは、自分のできる演技をすることだと思います。
男子優勝のバトル「日本は第2の故郷」
本当にうれしく思っています。競技の舞台に立てたことを誇りに思います。演技についてはとても満足しています。
日本のために作って、初めて見せる演技だったので、緊張しました。皆さんの声援があるからやってこられたと思うし、日本は第2の故郷だと感じています。応援ありがとうございます。
男子はバトルが圧勝
競技終了。
トップバッターのバトルが圧勝、最年長のブラウニングが続き、カナダ勢のワンツーフィニッシュとなった。
カート・ブラウニング
最終滑走、カート・ブラウニングの演技がスタート。曲は「雨に唄えば」。
グレーのスーツに帽子、黒い傘を持って登場。
傘を持ったままフライングスピンを披露。
軽快なステップから、トリプルサルコウはダブルになって両足着氷。2つめは傘を持ったままトリプルトゥループ-ダブルトゥループのコンビネーション。
さらに、3つ目は半回転ジャンプの連続から、やはり傘を持ったままダブルアクセル。
小道具の傘をうまく使い、エンターテイナーぶりをいかんなく発揮した。
得点は71.57。2位に食い込んだ。
イリヤ・クーリック
イリヤ・クーリックの演技がスタート。曲は「Kashmir」。
冒頭、トリプルフリップは途中で回転が開きステップアウト。
続くトリプルルッツはきれいに着氷。
もう1つ、トリプルルッツ-ダブルトゥループも決めた。
ギターの効いた曲に合わせてスピード感のある演技。
最後はキャッチフットの姿勢も含めたスピンでフィニッシュ。
得点は69.93。
フィリップ・キャンデロロ
フィリップ・キャンデロロの演技がスタート。曲は「ダルタニアン」。
長野五輪で披露した当時の衣装で登場。
冒頭、トリプルルッツに挑戦するも転倒。続けてコンビネーションジャンプはダブルトゥループのコンビネーション。
中盤、おなじみの座ったままのスピンを披露し、ジャッジ席でアピール。続くジャンプは転倒。終盤、場内をあおってから剣さばきをイメージさせるステップへ。
さらに得意のバックフリップ(宙返り)も見せる。
最後は剣をしまうジェスチャーでフィニッシュ。
場内は大歓声。
得点は51.63。
アレクセイ・ヤグディン
アレクセイ・ヤグディンの演技がスタート。曲は「Burn My Shadow」。
冒頭、トリプルフリップを着氷し、続くトリプルサルコウは手をついたが着氷。続くトゥループも決めた。
乗りのいいアップテンポなプログラムで得意の細かなステップをふんだんに取り入れた演技。観客の大歓声を誘った。
得点は69.10。
本田武史
本田武史の演技がスタート。曲は「トスカ」。
現役時代に着ていた、十字架をあしらった白と黒の衣装で登場。
冒頭はスピンから始まり、トリプルフリップ‐ダブルトゥループを着氷。
続いてトリプルアクセルに挑戦し、片手をつきながらなんとか着氷する。
3つめのトリプルトゥループはダブルになった。
雄大なイーグル、イナバウワー等を取り入れたスケーティングで情感豊かに滑り切り、
フィニッシュでは少し舌を出したものの、やりきった、という笑顔。
キスアンドクライには荒川静香の姿も。
得点は69.32。
ジェフリー・バトル
ジェフリー・バトルの演技がスタート。曲は「In The Shirt」。
前を開けた白いシャツとベージュのパンツというラフなスタイル。
冒頭、イーグルを見せてからトリプルルッツを着氷。
ゆったりとしたスケーティングから、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷し歓声が飛ぶ。
3つめのダブルアクセルもきれいに決めた。
曲の盛り上がりに合わせ、イババウワーやキャッチフットスピンなども披露。
場内は大歓声に包まれた。
得点は83.40。
本田ら、男子前半グループが登場
男子、前半グループの6分間練習がスタート。
日本の本田武史が登場。
ゲストスケーターが登場 休憩後、男子競技スタート
ここで、ゲストスケーターが登場。
シンクロナイズドスケーティングの「神宮アイスメッセンジャーズ・グレイス」が演技を披露。
20分の整氷、休憩後、男子競技がスタート。
初代女王は荒川!
イリーナ・スルツカヤ
最終滑走のイリーナ・スルツカヤの演技がスタート。
曲は「Troyca」「Moscow Night」「Dark Eyes」。
冒頭、高さのあるトリプルフリップを着氷。続いてターンからのトリプルループも着氷。
コンビネーションにはならなかったが大歓声が起こる。
しっとりとした中盤から曲が変わり、アップテンポの「Dark Eyes」に合わせてダブルアクセルも着氷。
ロシアの曲を使い、高いジャンプとはじけるような演技でスタンディングオベーションを誘った。
得点は61.97。
荒川とロシェットには及ばず3位。
荒川静香
荒川静香の演技がスタート。曲はクライズラー&カンパニーの「Swan Lake」。
冒頭、ダブルアクセル-トリプルトゥループをきれいに着氷すると、続けて単独のトリプルトゥループも着氷。
最後のサルコウはダブルになったが、白鳥をイメージした白い衣装で優雅に舞い、終始手拍子が鳴りやまない。
最後は得意のレイバックイナバウワーを見せてフィニッシュ。
場内は大歓声に包まれ、スタンディングオベーションが起こった。
得点は64.80。
1人を残してトップに立った。
ジョアニー・ロシェット
ジョアニー・ロシェットの演技がスタート。曲は「For me...Formidable」。
真っ赤な衣装にひょう柄のスカーフ、サングラス姿で登場。
冒頭にトリプルトゥループ‐ダブルトゥループをきれいに着氷。途中でスカーフを外し、持ったまま演技。
トリプルサルコウ、トリプルトゥループの単独ジャンプもきれいに決めて、
フィニッシュでは大きな拍手。スタンディングオベーションも起きた。
得点は63.47。
荒川ら、後半グループの練習がスタート
続いて、後半グループの6分間練習がスタート。
ラウラ・レピスト
ラウラ・レピストの演技がスタート。
曲は「マラゲーニャ」。赤と黒の衣装、同じ色のセンスをもって登場。
冒頭は美しいポジションのレイバックスピンから。ダブルアクセルがシングルになり、もう1つのダブルアクセルは手をついた。
トゥループからのコンビネーションはダブルになったが、終始切れのいい演技を見せた。
得点は52.98。
キミー・マイズナー
キミー・マイズナーの演技がスタート。
冒頭にトリプルトゥループをきれいに着氷。続くループは1回転になったが、中盤のダブルアクセルをきれいに降りた。
「ロミオとジュリエット」の曲に乗ってしっとりと演じ、最後のスピンでは大きな拍手。
得点は51.90。
サラ・マイヤー
サラ・マイヤーの演技がスタート。曲はクリスティーナ・アギレラの「Not Myself Tonight」。
冒頭のルッツは2回転か。続けてダブルアクセルからのコンビネーションと単独のダブルアクセルを立て続けに着氷。
ビートのきいたリズムに合わせてステップを踏み、終盤は得意のスピンを続けた。
得点は、54.53。
女子の6分間練習がスタート
まずは女子から競技開始。前半3人の6分間練習がスタート。
滑走順・演技構成予定
<女子>
1.サラ・マイヤー(スイス)
3Lz/2A+2T/2A/ChSq/LSp/Fcsp/CCoSp
2.キミー・マイズナー(米国)
3T/3Lo/CCoSp/CoSp/2A+2A+SEQ/ChSq/FCSp
3.ラウラ・レピスト(フィンランド)
LSp/2A/2A/3T+2T/FSSp/CCoSp/ChSq
4.ジョアニー・ロシェット(カナダ)
3T+2T/2A/2A/3T+2T/FSSp/CCpSp/ChSq
5.荒川静香(日本)
2A+3T/3T/FCSp/ChSq/3S/CCoSp/LSp
6.イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
3F/3Lo+2Lo/LSp/ChSq/2A/FCSp/CCoSp
<男子>
1.ジェフリー・バトル(カナダ)
3Lz/3T+1Lo+3S/CCoSp/ChSq/FSSp/2A/FCCoSp
2.本田武史(日本)
FSSp/3F/3A+2T/CCoSp/3T/ChSq/FCoSp
3.アレクセイ・ヤグディン(ロシア)
3F/3S/3T/ChSq/CCoSp/Sp/Sp
4.フィリップ・キャンデロロ(フランス)
3Lz/3T+2T/Sp/Sp/3S/ChSq/2A/CoSp
5.イリヤ・クーリック(ロシア)
3F/3Lo/CCSp/3Lo/FSSp/ChSq/CCoSp
6.カート・ブラウニング(カナダ)
FSSp/ChSq/3S/CCSp/3T+2T/2A/CCoSp
※演技構成予定は報道向けに配布されたものからの転載です。実際の演技とは異なる場合がありますのでご了承ください
ルール説明(報道資料より転載)
1.ウェルバランスプログラムによる演技には、各スケーターによるより芸術性を重視したものを期待する。
2.女子シングルの演技時間は3分±10秒、男子の演技時間は3分30秒±10秒とする。
3.ジャンプエレメンツは3つまで、ダブル以上。うち1つはコンビネーションまたはシークエンスでもよい。コンビネーションは2つのジャンプからなるもの。シークエンスに含むジャンプの数に制限はないが、難易度の高い2つの得点を採用する。
4.スピンはアブリビエーション(略記号)の異なるスピンを3つまで。
5.1つのコレオグラフィック・シークエンス。
6.通常競技会のショート・フリーと同様に、演技後半のジャンプには1.1の係数を掛ける。
7.如何なるボーカル入り音楽も許される。
8.特殊照明を入れた中での演技が可能。
9.イス、机、ピアノなどの使用は不可、帽子、剣、杖、傘等の使用は可。使用可能な小道具を氷上に落下させた場合の減点はない。
10.ジャッジは9人編成とする。
見どころ・出場選手
今シーズンから新設されるフィギュアスケートの「MEDAL WINNERS OPEN(メダル・ウィナーズ・オープン)」が5日、さいたまスーパーアリーナで開催される。
今大会は五輪、世界選手権、欧州選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルの5大会におけるメダリストに出場資格が与えられた、ISU(国際スケート連盟)公認の競技会。男女別にシングル6名で争われ、男子は3分半、女子は3分のプログラムを滑る。採点はISUの採点法に準じるが、技術点よりも演技構成点に重点が置かれ、ボーカル入りの楽曲、小道具、照明などの使用も許されている。アマチュア(現役スケーター)の参加も認められたオープン大会だが、第1回は主にプロで活躍するスケーターのみの参加となる。
<出場者一覧>
【男子】
本田武史(日本):2002、2003年世界選手権3位
カート・ブラウニング(カナダ):1989~1991、1993年世界選手権優勝
フィリップ・キャンデロロ(フランス):長野五輪、リレハンメル五輪銅メダル
イリヤ・クーリック(ロシア):長野五輪金メダル
アレクセイ・ヤグディン(ロシア):ソルトレイク五輪金メダル/世界選手権4度優勝
ジェフリー・バトル(カナダ):トリノ五輪銅メダル/2008年世界選手権優勝
【女子】
荒川静香(日本):トリノ五輪金メダル/2004年世界選手権優勝
イリーナ・スルツカヤ(ロシア):ソルトレイク五輪銀メダル、トリノ五輪銅メダル/2002、2005年世界選手権優勝
ジョアニー・ロシェット(カナダ):バンクーバー五輪銅メダル
ラウラ・レピスト(フィンランド):2010年世界選手権3位/2009年欧州選手権優勝
サラ・マイヤー(スイス):2011年欧州選手権優勝
キミー・マイズナー(米国):2006年世界選手権優勝
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