何を言ってるかわからねーと思うが、ふんどしを履いて生活をしてみました。ポルナレフもびっくり。
オシャレなふんどしを頂いた
何を言っているかわからねーと思うが、オシャレなふんどし「SHAREFUN(シャレフン)」をある方からプレゼントとして頂きました。「騙されたと思って一度履いてみてください」というネタ振り付き。
こんなオシャレパッケージ。ふんどしが入っているとは思えない。
ほどいてみます。ワクワク。
アッー!
アッー!ほんとにふんどしって書いてある!
同梱されていたポストカード兼説明書。「自由を楽しもう」って天才的なコピーですね。
使い方はこんな感じ。ふんどしってこうやって装着するのか。
SHAREFUN(シャレフン)には「SHARE FUN(シェア・ファン)」という意味もあるそうです。
このふんどしの名前は「LADY-KILLER」と書いて「モテモテ男」と読むそうです。
開封。黒い地に白いドットの赤帯です。
広げるとこんな感じ。奥さんと一緒に開封したのですが「やだ、これ普通にかわいい」という良好な反応が得られました。僕もいいデザインだと思います。
実際に履いてみた
さて、ここからはさすがに自分の写真はいやなので、文章で解説。
まずパジャマの下に履いて寝たのですが…
快適です!
思わず見出しタグ使っちゃうぐらい快適です。これすごい。通気性いいです。氏いわく「一度ふんどしにすると、ボクサーパンツから戻れない。その自由さに」という話でしたが、これは確かに分かる。ヤバい。気持ちいいぞ…。
寝るときだけにしようと思ったのですが、騙されたと思って一日履いてみることにしました。
この日は朝から晩まで外出。クライアントの皆様は、真面目にディスカッションしていた僕が実はふんどしを履いているとはつゆ知らずだったと思うと、意味もなくニヤニヤしてしまいます。ふんどしやばい。
さて、一日過ごした感想ですが…
快適です!
思わずタイトルと同じレベルの見出しタグを使ってしまいました。SEO的な影響が気になりますが、驚きを表現する方が優先です。
商品説明にも書いてあったのですが、通気性が明らかにいいです。蒸れるという感覚がない。
トイレが気になるところですが、結論だけ述べれば、まったく問題ありません。詳しくどういう仕組みかは書きませんが、まぁとりあえず問題がないことだけご理解ください。
色々いい効果があるらしい
プレゼントしてくれた某氏いわく、締め付けがゆるいふんどしは下半身の血行をよくする力があり、これまで「男性機能が回復した」「生理痛が軽くなった」「冷えが改善した」「肌が荒れておりゴムがかゆかったが、ふんどしにしてかゆくなくなった」などの使用レポートが上がってきているそうです。これ男性陣、夏場はかなりいいと思います。
ギフト需要に
現在市場は未成熟で、ギフト用需要がメインだとか。
・「ふんどしを締め直す」という意味で「退職祝い」に
・2/14を「ふんどしの日」と定め、チョコの代わりにふんどしをプレゼント
・敬老の日にふんどしをプレゼント
などが主なニーズだそうです。退職祝いはいいですねー。
「日本ふんどし協会」もある
ふんどし業界を盛り上げるために、協会も立ち上がっていたりします。「日本ふんどし協会」って響きがヤバいですね。なんという力強さ。「ふんどし」という語感のインパクトといったら世界で通用するレベルではないでしょうか。
ふんどし協会会長に狙いを聞いた
さて、そろそろネタばらし。
ふんどしを僕にくださったのは、なんと「日本ふんどし協会」の会長そのひと、中川さんです。たまたま「ニッポンのジレンマ」を見てくださったそうで、アポ依頼をFacebookでくださいました。テレビも出てみるもんですね。棚からふんどし?
気になる中川さんがふんどしに目覚めたきっかけも聞いてきました。
中川さんは以前、うつ病で会社を休職なさっていたそうです。
休職期間中に尊敬する方から「騙されたと思ってふんどし履いてみな」と勧められ、「えー、ふんどしなんて嘘でしょ」と思いつつも、「騙されたと思って」試したところ、その魅力に一気に取り憑かれたとか。
ただ、当時はふんどしを買おうと思っても、「ザ・ふんどし」と言わんばかりの紅白カラーしか市場に出回っていませんでした。ふんどしは「お祭りのときに着るもの」「変なコスチューム」という存在でしかなかったのです。
そんなわけで中川さん、「もっとオシャレで、日常的に使えるふんどしがあればいいのに」というアイデアから、未経験でふんどし業界に参入し、今や世間を騒がす人物にまでなっています。
メディア露出も頻繁で、テレビ、ラジオにはかなり出ています。僕もメディアの人間ですが、これは間違いなく面白いネタです。今年一番ヒットしたかも。
(公式サイトより)
なんと小山薫堂さんもふんどしユーザー。あの小山薫堂ですよ!
タレントのいとうせいこうさんとのコラボSHAREFUNもリリース。これいいデザイン。
「ふんどしで日本を元気にしたい」
ご自身がうつ病を患ったという経験もあり、ふんどしの企画・販売にあたっては「日本を元気にしたい」という強い思いがこもっています。
もともと振り返れば、ふんどしは長らく続く日本文化。ふんどしを身に付ければ、日本を感じることができるだけでなく、「締める」という動作を通じてエネルギーを得ることもできるのです。
何より、ふんどしは今の時代「楽しい」ものです。僕もふんどし一つでこんなコンテンツを作っちゃいましたし、皆さんもここまで読んでいるということは、ふんどしというコンテンツに巻き込まれている証拠です。
販売にあたっては日本文化への着眼も。ギフト用のSHAREFUNに使われている檜の枡ケースは、枡職人がひとつひとつ手作りした、高級な枡だそうです。檜は防臭、防虫にも優れているので、ふんどしをしまうにはぴったりです。
「ユニクロにふんどしが並ぶ世界を」
中川さんは「ユニクロにふんどしが並ぶようになれば、僕の役目は終わりだ」と語ってくださいました。いやー、壮大な夢です!でもステテコがブームになりましたし、あながち無謀な話ではないでしょう。どうでしょうユニクロさん。
まずは話題性を生かしてギフト用としての浸透を図り、そこからリピーターを増やして文化として根付かせたい、とのこと。実は一部の東急ハンズなどでは、既に販売されています。
いやしかし、これ履いてみるとマジで快適なんですよね。少なくとも寝間着にはちょうどいいです。健康面でのメリットも魅力的。本気で文化として根付いていくかもしれません。
というわけで、ふんどしヤバいです。さぁ騙されたと思って、みなさんふんどし履いてみてください。愛と元気のふんどしライフへようこそ。
ちなみに意外なことに女性のニーズが高く、主な利用者の4割ほどは女性ユーザーだとか。男女問わず、ふんどし生活への門戸は開かれているのです。
おしゃれなふんどし SHAREFUN(しゃれふん)オンラインショップ
日本ふんどし協会(JAPAN FUNDOSHI ASSOCIATION) – 日本ふんどし協会(JAPAN FUNDOSHI ASSOCIATION)