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国際
「慰安婦」…北と共同対処へ努力 韓国外交通商相
挺対協は、韓国治安機関が朝鮮労働党の工作機関である統一戦線部の偽装部署とみている北朝鮮側の団体「朝鮮日本軍性的奴隷および強制連行被害者補償対策委員会(朝対委)」とも連携している。今年8月15日には、挺対協がソウルの日本大使館前で開いた集会で、両団体名による共同声明を発表。日本政府に公式謝罪と賠償を要求するなどし、南北交流協力に関する法律に違反したとして、韓国統一省から50万ウォンの過料処分を受けている。
北朝鮮は韓国の李明博政権との交渉拒否の姿勢を続けており、南北関係は行き詰まっている。金外交通商相による今回の“南北共同対処発言”への北朝鮮側の当面の対応は不透明だ。共同対処方針については韓国の治安機関内でも「韓国側が北朝鮮との対話窓口作りのきっかけとしたいのではないか」との指摘もある。
韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮には168人の元「慰安婦」が生存しているという。
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