ルックス普通だけど女子力低〜い!それが“こじらせ女子”

★[こじらせ女子]の奇妙すぎる生態

2012.04.24


雨宮まみさん【拡大】

 

 思春期に恋愛できなかった非モテ女子がAVライターになるまでの紆余曲折を赤裸々に綴った『女子をこじらせて』がネットを中心に大きな話題を呼んでいる。読者層の大半は同性で、私も“こじらせ女子”だと共感を表明する女子が続出しているのだ。では、こじらせ女子とは何なのか。著者の雨宮まみさんに解説してもらった。

 「世間がいう『女のコってかわいいよね』の中に自分を当てはめられない女子です。ルックスは普通なのに、女子力が低いと悩んでいる。自分に対するダメ出しが激しくて自信を持てないんです。その原因の一つは劣等感。私の場合は中学生になるときが象徴的だったんですけど、今まで同じ子供同士だったのが、急に女として見られたときに自分ってイケてないと感じて躓いたんです。リアルに恋愛をしても、常にみんなと同じように男女関係を築けていないという違和感を持っていました」

 誰しも劣等感は持っている。しかし、男より女のほうが自分を客観的に見がちだから、こじらせてしまうケースが多いという。

 「女性は学校でも会社でも、常に女として評価されるから、思春期のトラウマと線引きできずにズルズル引きずりがち。自分を把握してしまったがゆえに“私なんかがおこがましい”みたいな。よくいえば謙虚、悪くいえば卑屈な態度になってしまうんです。こじらせ女子って周りに迷惑をかけたくない気持ちが人一倍強くて、自分が勘違いの言動を取ったことで、その場が凍ったり空気が重くなるのをスゴく怖がるんですよね」

 こじらせ女子のなかには劣等感をバネに仕事で成功を収める人も多い。仕事も気遣いもできるからこそ、同じ会社にいてもこじらせていることには気づかれない。

 「ふだんは社会に溶け込んでいるんですけど、付き合ってみたり、深入りしたときに『何でこんなことで戸惑ってるの』みたいなことが見えて、『もしかしてこじらせ女子?』と気づくんです。こじらせ女子同士で『私、全然かわいくないし』、『いや私なんてかわいくないうえに太ってるし』って、無限に“自分が下”って主張が続くのを、私は“劣等感プロレス”って呼んでます(笑)。だから、こじらせ女子にとってズケズケ言ってくる男性は、わりと話しやすいんですよ。自分でも面倒な性格を直したいと思ってるから、ダメ出ししてほしいんですよね」

 男には理解しづらい、こじらせ女子たちの具体的な迷走ぶりを見ていこう。

 ■雨宮まみさん 主にエロのフィールドで活躍するライター。著書に『女子をこじらせて』(ポット出版)、共著に『エロの敵』(翔永社)、『リビドー・ガールズ』(パルコ出版)などがある【続きを読む】

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