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長浜環境相 宮城県知事と初会談
10月5日 17時41分

長浜環境相 宮城県知事と初会談
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長浜環境大臣は5日、大臣就任後初めて、宮城県の村井知事と会談し、原発事故で出た放射性物質を含む汚泥や焼却灰のうち、宮城県で発生した廃棄物を埋め立てる最終処分場の候補地の選定に協力を求めました。

野田第3次改造内閣で新たに就任した長浜環境大臣は5日午後、就任後初めて宮城県庁を訪れ村井知事と会談しました。
会談の中で長浜大臣は、放射性セシウムの濃度が一定の基準を超える「指定廃棄物」のうち、宮城県で出た廃棄物を埋め立てる宮城県内の最終処分場の候補地の選定について、協力を求めました。
これに対し、村井知事は「県民が心配し、関心を寄せているので、早めに国としての考え方を示してほしい」と述べたということです。
また、村井知事が、県や市町村が除染について地方事務所や福島市にある現地機関を通じて環境省に相談する際、回答に時間がかかっていると指摘したのに対し、長浜大臣は「現地機関にできるだけ判断する権限を移して、回答までの時間がかからないようにしたい」と述べ、改善する考えを示しました。
会談のあと、長浜大臣は「候補地の選定については、引き続き県と相談して検討を進めたい。なるべく早い段階で決めたいが、地元への丁寧な説明が必要だ」と話していました。

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