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長浜環境相 福島県知事と初会談
10月5日 20時35分

長浜環境大臣は、5日、細野前大臣とともに、大臣就任後初めて福島県の佐藤知事と会談し、原発事故によるさまざまな課題に強い覚悟で取り組んでいく考えを示しました。

野田第3次改造内閣で新たに就任した長浜環境大臣は、5日午後、細野前大臣とともに、就任後初めて福島県庁を訪れ、佐藤知事と会談しました。
この中で、長浜大臣は「引き継ぎの中で、知事や市町村、それに住民や避難者の声を聞くことが最も大切だとうかがいました。大臣の職の責任の重さを痛感し、こつこつと努力をしたいと」と述べ、除染で出た土などを一時的に保管する中間貯蔵施設の設置など、原発事故によるさまざまな課題に強い覚悟で取り組んでいく考えを示しました。
これに対し、佐藤知事は「長浜大臣には、福島県の人になりきって対応をお願いしたい。中間貯蔵施設の設置についても、しっかり説明責任を果たして進めてほしい」と要望しました。
また、細野前大臣は、民主党内に福島県の復興を専門に担当する政策調査会長代行を新たに設け、大臣が交代したあとも党を挙げて復興を支援すると述べました。
会談のあと、長浜環境大臣は「中間貯蔵施設の設置について、国が責任をもって、この問題に取り組んでいく。県民や知事、それに市町村の声をしっかりと聞きたい」と話していました。

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