環境省は1日、福島県相馬市で東日本大震災に伴い発生したがれきを処理する仮設焼却炉の工事に着手した。昨年8月に成立した、自治体に代わって国ががれきを直接処理できる特別措置法を活用した第1号案件で、国が設置する焼却炉としては県内初となる。2014年3月までに相馬市と新地町の可燃物約17万トンを処理する計画だ。
仮設焼却炉を3基建設する。処理能力は1日計570トンで、建設費用は約40億円。来年1月に完成させ、2月に本格稼働させる。焼却炉の施工・運営はタクマに委託する。焼却灰は相馬市が用意する仮置き場に保管する予定だが、最終処分する場所は決まっていない。
起工式で環境省の高山智司政務官は「福島復興の大前提となるがれき処理が緒に就いた」と意義を強調した。国に処理を要請した相馬市の立谷秀清市長は「(がれき処理の)先が見えてきて、安堵感を覚えている。国は中間貯蔵と最終処分を考えてほしい」と話した。
福島・相馬、高山智司、タクマ
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