米国のカーター国防副長官は3日、ワシントン市内での講演で、最新鋭ステルス戦闘機「F35」をアジア太平洋地域に優先配備する意向を示した。
カーター氏はアジア太平洋を重視する戦略に関連し、「我々はすでにF22を嘉手納基地に配備した。F35もこの地域に配備する。最新鋭の兵器をアジア太平洋に最初に送る」と述べた。ただ、F35の具体的な配備先や配備時期の見通しは示さなかった。
F35は開発・生産が予定より遅れており、米軍の本格配備は2017年以降と見込まれている。日本の航空自衛隊も導入を決めている。(ワシントン)