韓国TV“自衛隊ヘリが竹島接近”10月4日 21時57分
島根県の竹島を巡って、日本と韓国の政治関係が冷え込むなか、韓国国防省は先月、日本の海上自衛隊のヘリコプターが竹島付近の韓国の防空識別圏を侵犯したとして、日本側に抗議しました。
これに対し日本側は、公海上であり問題ないとして抗議を受け入れませんでした。
韓国国防省によりますと、先月21日、竹島から東へ54キロの海上にいた日本の海上自衛隊の護衛艦からヘリコプターが飛び立ち、韓国の防空識別圏を5分間、侵犯したとしており、韓国空軍がF-15戦闘機4機と早期警戒機を出動させて警告したあと、自衛隊のヘリコプターは方向を変えて防空識別圏から出たということです。
韓国のKBSテレビは、この件を4日午後9時のトップニュースで大きく伝えました。
防空識別圏は、接近する国籍不明の航空機に対し各国が警戒態勢をとるための基準としている空域のことで、韓国国防省は防空識別圏を通過する場合は事前に通告が必要であり、日本側に抗議したとしています。
これに対して、日本政府関係者は「現場は、韓国の主張する防空識別圏ではなく公海上であり、通常の訓練の途中に通過したもので何ら問題ない」と日本の立場を伝え、抗議を受け入れなかったことを明らかにしました。
海上自衛隊“領空侵犯していない”
海上自衛隊のヘリコプターが、島根県の竹島付近で韓国の防空識別圏に侵入したと、韓国のKBSテレビが伝えたことについて、海上自衛隊は、護衛艦に搭載されたヘリコプターが、竹島の東およそ50キロで、およそ1時間にわたって飛行訓練を行ったとしています。
そして、現場は韓国の防空識別圏の中だったとしたうえで、ロシア軍と共同訓練を行うため長崎県の佐世保基地からウラジオストクに向かう途中の公海上で行った通常の訓練で、韓国の領空を侵犯しておらず、問題ないとしています。
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