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「毒への耐性」が競争優位性になる

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2012/10/05


昨日は楽しいイベント。家入さん、パソナテック会長の森本さんとお話しさせて頂きました。


毒への耐性が競争優位性

懇親会でいただいた「ブログなんて誰でも書こうと思えば書けるじゃないですか。イケダさんはどうやって競争優位性を保とうとしているんですか?」という質問が面白かったので、ブログでも考えてみたいと思います。

僕は自分の競合優位性のひとつは「毒への耐性」だと思っています。これは「図太さ」といってもいいでしょう。

僕はアンチの多い、日々あることないこと書かれいるブロガーですが、別段、そういういわゆる「炎上」は気にしないようにしています。

厳密にいうと、気になるし、腹が立ちます。どうしようもないコメントを見るたびに、頭に血が上り、手に汗を握ります。が、さすがに最近は慣れてきたので、水を一杯飲めばすぐに忘れて仕事に没頭できます。一瞬で解毒できるようになっているわけです。ここまでたどりつくのに、2年以上かかりました。


「毒に対する耐性」を持つ人は、そう多くはありません。まず毒を食らうようになるまでに一定の成熟・挑戦が必要ですし、精神が図太くない人は、得てして毒を恐れて閉じこもってしまいます。

毒への恐れを払拭することは、誰にとっても大きな壁です。会社に勤めていたりするといえないこともあったりします。結局、オープンなネットの言論空間には、僕のような鈍感な人間しか残らないのです。


それは裏を返せば、いつまでも「日本のウェブは残念」ということでもあるでしょう。オープンな空間では、誹謗中傷が飛び交い、プロレスめいたやりとりばかりが目立つことになります。ツイッターなんかまさにそんな漢字ですよね。

今後は、センシティブで、才能のある創作者ほど、クローズドの空間にこもり、切磋琢磨するようになっていくのでしょう。それはとても賢いですし、お金にもなりやすいです。僕もいくつかのコミュニティに参加していますが、やりとりの質は間違いなく高いです。


僕はせっかく毒への耐性をもっているので、有料サロンではなく、当面はこのカオスの中で言葉を発し続けていきたいと思います。

クローズド空間にこもるタイミングがあるとすれば、それはオープン空間で食べていくことが難しくなったときです(Adsenseの停止、アフィリエイト料率の変更など)。


というわけで、僕が持っている優位性のひとつは「毒耐性」です。なんかポケモンみたいですね。

もちろん、ブロガーとしての競争優位性は他にも色々挙げられます。僕の場合は「筆の早さ」は特に強みだと思っています。これはまだまだ磨けるので、引き続き努力していきたいと思います。


関連本。もっと早く出会いたかった一冊。批判に心を痛めている方には、つよく、つよくオススメの一冊です。





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