- 2012年7月28日
~7月29日
- 【一泊の宿泊研修に参加。】
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財団法人 全国市町村研修財団の「自治体予算を考える」
滋賀県大津市唐崎の全国市町村国際文化研修所にて。
全国から62名参加。人気があり今回も3倍の競争率。
講師は総務省自治財政局公営企業課長の木幡 浩氏。
自治体予算の原則。
歳入予算の基礎とそのチェックポイント。
歳出予算の基礎とそのチェックポイント。
財政運営の監視と今後の財政運営方策。
最後はグループに分かれて討論。
今回の研修はよくある教科書的な勉強でなく、議会、議員としてどうすべきという立場からの研修で非常に良かった。
専決処分という項目で税の変更が3月31日で4月1日施行。だから専決。これにたいして講師は議員が勉強していないから。
毎年12月には情報が来ている、またいろんな情報が取れるはず、それなら十分に議論できるではないか。
議員が理事者がわに出させる。要求する。皆さんは何をしているんですか。きつい口調で叱った。
行政側は単に最終数値だけを出す。その中身をきちんと出させる。その中にポイントがある。
決算審査には政策評価を出させる、それを審議する、予算に反映しているかチェック。
事務事業評価はあまり大したことない、必要ではない、というのが講師の意見。
香川県のホームページに政策評価がある。決算とおんなじ時期に審議する。これが過年度のながれでどうなっているかをみる。
予算だけでなく決算についても全体に詳しく具体的に説明があり、辛口で厳しい講師だが非常に人気のある研修。
北海道、沖縄からも参加があり、皆さん政務調査費がない自治体もあったが自費で熱心に参加されていた。
グループ討議でも他都市の議員さんと話をしても、口癖に議員が変わらないとだめだと意見が出る。
行政側からでてくる案件を審議するのでなく、必要な資料を出させる。そのためにも勉強をしないとわからない。
今後もこの研修に申し込みをしようと思う。抽選でなかなか当たらないが非常に良い研修でした。


- 2012年7月27日
- 【午前、議会改革調査特別委員会開催。】
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1、決算特別委員会に事業仕分けの機能をもたせることについて。
2、常任委員会に予算・決算機能を持たせることについて。
3、反問権の付与について。
4、通念議会について。
議論だけで各派持ち帰って再度議論をする。
午後北河内4市リサイクル施設組合臨時会開催。
議案は議長、副議長選出と人事案件。
開始時間が本来より1時間遅らせて始まる。計画停電の予定されている時間帯であったため。
会議は簡単に終了。
初めての委員だけで施設の見学を行う。
暑いのとにおいがきつかった。施設の外には臭いは出ない装置、また場内空気を活性炭で処理する装置が設置。
プラスチックだけのリサイクルであるが金属やライター、各種スプレー缶等が混じっている。
見学者が今年5月で1万人を超えた。見学して危険物が混じっているのを見て、小学生はそのご分別を気にするらしい。
とにかく汗だくの見学。また車の駐車場が寝屋川公園の駐車場を使用するため歩くだけでまた汗だく。
夜、定例の勉強会。柏原市の先進取り組み事例報告を聞く。
柏原市職員のかた2名より報告。
①市民協働のまちづくり。
柏原の地域資源は自然、歴史(業平道、河内六寺、国分寺等)、特産物(ぶどう、ワイン)、地域、人(NPO、ボランティア、市民)
歴史のロマンとぶどうの香るまち。
大平寺地区を大阪府の補助金(枚方宿と同じ)を活用してまちづくり。
行政によるハード整備の後、どうやって今後活性化をめざすにはどうするか。
ソフト事業 ぶどうの担い手塾、ワイン工場見学、史跡めぐりボランティア、地元住民と活動団体とのまちづくり策定。
柏原観光まちづくりビジョンに発展。
②健康増進法ができて12年、それにそってどうしてきたか。具体的な活動事例。
元気な人を増やす。元気な体作り。
人づくりで健康応援団。
河内音頭で健康づくり推進員。河内音頭ふれあいの会。
食生活改善推進員。 こどものための栄養講座は人気がある。
ウォーキング普及推進員。
行政はやったらやりっぱなし。ボランティがやることで住民がこんな活動をしたいとか、疑問を引き出す。
介護予防サポーター。いきいきサロン、物忘れ予防サロン。
いまはボランティアの活動が行政を追い抜いている。
高齢者は行くサロンがあればよい。
初期投資をしないといけない。
摂津市が健康づくり応援団の横の取り組みをしようとしている。
健康づくりは子供をターゲットにする。子供の時の文化、健康が大事。
教育と行政に垣根がある。
行政のイベントでなく地域の盛り上がり。行政はすぐにイベントの人数をいうが、あわてて人数をそろえるより草の根運動。
2名の柏原市の職員さんでしたが勉強熱心で大学院に通っていたりと驚くばかりでした。
話をされているときも意欲がひしひしと伝わってくる感じでした。
これを機会に枚方市の福祉計画を見直してみます。単なる事項の羅列の計画書だったと思います。
実際に自分でやられている方の話を聞くのは勉強になる。


- 2012年7月24日
- 【議会報編集委員会開催。】
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今月発行の議会報の最終確認の会議。
特に意見無し。
新行政改革大綱策定審議会開催。
これまで策定委員会であったのが今回から審議会になった。
市長が最後まで参加。
内容は行政側が提出した概要について議論。
「枚方市の魅力向上へ」 都市ブランド推進。都市インフラ再構築。市民自治の推進。
上記まちづくり推進のために「行政の再構築」
まちづくりに参画できる仕組みづくり。
選択と集中を実現するシステムづくり。
事務事業の見直し、改善を進める仕組みづくり。
スリムで機動力をもった市役所の組織風土づくり。
社会経済状況の変化に対応できる、より強固な財政基盤の確立。
議論がでたのはまちづくりに参画する項目で広報、ホームページについて。
スリムな行政組織で支所の職員の多さ、役割について。
民間にまかせるものはまかせて行政をスリム化していくべき。
数値目標を、なんらかの目安となる目標は必要。
全体として議論は低調。
当たり前のことを羅列した概要項目に委員の方から活発な意見が出なかった。
一番疑問に思ったのは市長の意見。
民間活力活用について、ごみ収集の比率がでたときに委員の発言に合わせて、おおむね40%から半分が妥当。
そのように発言。この姿勢では民間活用は進まない。市長自らが基準を決めている。
また支所の業務のひまなのに職員が多いという意見に、基本は業務量にあわせて人の配置をすべきだが、思いがけない人や昼休みに来られたり、そのようなために人を張り付けている。
また休暇をとるとか病気になったりしてどうしても人が多くなる。
やむを得ないという感じに聞こえる。
リーダーシップをとる立場の市長が傍観者的な第三者的な意見を述べると行革をどう進めるつもりなのか、疑問に思う。
次回は8月8日開催予定。
- 2012年7月22日
- 【東香里ふれあい夏祭り開催。】
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21日(土)に開催予定が昼前後の大雨と警報が解除されなかったために翌日に延期。
香里小学校と開成小学校での夏祭りは21日に予定通りに開催されたらしい。
この日も夕方からの雨が心配されて、実際6時半過ぎから一時的に小雨が降った。
それでも大盛況。
曇り空と風があって意外と涼しかった。
金魚すくいは相も変わらずの人気。意外とビックリは綿菓子。長蛇の列で我慢強く順番を待っている。
今回初めて竹内市長の挨拶があった。私も急遽話せということで挨拶しました。
コミュニティの会長さんも話をされた。これまでは実行委員会の委員長と小学校の校長先生の挨拶だけだったのが変わった。
市長さんがこれまでは来たことがなかったのに昨年から来られ、今年も来られるのが分かったからだろうか。
この夏祭りはアルコールが一切ないことが素晴らしい。他のところは知らないのでわからないが。
屋台がすべて住民の皆さんで運営されていることも素晴らしい。店数も多く販売数も多い。かき氷2000個等。
楽しい夏のひと時でした。

- 2012年7月19日
- 【午後からグランドゴルフ「春日あけぼの」の集まりに参加。】
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サプリ村野が1年間使用できない間の練習場所確保、8月の練習を中止するかどうか、9月の練習日の決定。
そしてあわただしい研修。
香里中央公園が使用できることになり、場所確保はできたが2時間単位の有料。
村野なら3時間。2時間単位をなんとか伸ばせるようにという要望が会長さんからありました。
3時間にすると料金が要る。参加者からの参加費でまかなうにしてもできるだけ抑えたいという要望です。
高齢者の皆さんにとっては非常に楽しみな競技です。
今回のこともぜひ現場を知ってほしかったからと会長さんから言われました。
香里中央公園は朝9時から使用可。
夏の早朝の涼しいときに使用できないのか。スーパーも暑さ節電対策で早朝より営業している。
なぜ融通がきかないのか、暑い炎天下しか使用できないのはおかしい。
午後7時から天満橋にて「公会計セミナー」の2回目開催。
「官庁会計」の失敗の歴史を勉強。
公会計改革が進捗しない理由。
1、地方自治体の関係者(首長、議員、職員等)に、公会計改革の意義が十分に理解されていない。
2、公会計改革の必要性を訴える側が、なぜ現在の官庁会計のままではいけないのか、ということを説得的に説明できていない。
ゆえに発生主義・複式簿記会計を導入していれば防げた、もしくは明らかにできたであろう「官庁会計の失敗」を列挙して導入する理由を明らかにする。
マクロレベルでの失敗。交付金特会借入金。臨時財政対策債等。
臨時財政対策債についてはその仕組みを細かに説明。
ミクロレベルでの失敗。大阪府の決算数値例に出して説明。
決算収支によるミスリード、単年度貸付の活用、特定目的基金の借入、減債基金の借入、借換債の増発を説明。
キャッシュフロー計算書を作成すれば実態は見えてくる。
特に経常キャッシュフローがマイナスは民間企業では廃業。
現在の官庁会計は「歳入」と「歳出」の差額を表示するのみ。現貯金の残高しか表示しない会計。
大阪府の決算統計の「実質収支」をみても実態とは全く違う数値になっている。
高槻市は臨時財政対策債を発行していないことを知らされた。
次回は新たな公会計制度の活用方策、自治体における現状を事例をまじえて説明予定。
- 2012年7月17日
- 【北河内4市リサイクル施設組合の幹事会開催。】
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寝屋川市寝屋南にある北河内4市リサイクルプラザにて。
・7月27日に開催される第1回臨時会の運営について
・臨時会に提出される議案について
・議会の申し合わせ事項について
・その他主な事務報告と今後のスケジュールについて
以上を審議。
今回は議長、副議長が決まっていないために私が座長となって幹事会を進行しました。
時間的には余裕をもって市役所を出たのに意外と渋滞していて45分かかった。3連休明けの影響か。
とにかく無事に座長役終えました。
初めての経験でしたが緊張はしなかった。良い経験をさせていただいた。
今日も暑かった。梅雨明けをしたのでこれまでよりは湿度は少なかった。
枚方は今日は35.6度。いつもこの時期になると枚方がでてくる。
- 2012年7月15日
- 【これからの枚方市駅周辺を考える「まちづくりシンポジウム」が開催。】
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ラポール枚方の大研修室。ほぼ満員の参加者。100名程度。
基調講演「変化の時代のまちづくり」
京都大学大学院特定教授の土井 勉氏が講演。
土井氏は枚方市市政アドバイザーにも就任。
土井氏の話の要旨。
今大きな変曲点に来ている。
人口減少社会、不安な社会(うつ病増加、自殺3万人)、自動車保有数の減少、交通渋滞の減少。
インフラの維持管理問題は喫緊。
今までは何かをもっと多く持つことが幸せ。
東日本大震災でこれからのまちづくりの姿が見えてきた。
避難所の皆さんの状態が良いところは地域のコミュニティがしっかりしているところ。
災害が起こっても強い。人間が地域を支えている。
2010年近畿圏パーソントリップ調査データーから
1日の移動は若年・中年で減少。高齢者で増加。10代後半は休日は外出しない。
若年男性で自動車を使う人が大幅減。高齢者は増。
自転車は若年・中年で増。女性は中年で減少(買い物等は車で)
新たな都市像。行き過ぎたモータリゼーションからの転換。コンパクトシティ、スマートシティ。
土井氏がかかわっている神戸市松本地区の事例。
以前四車線道路、震災で水を入れたい。震災では火災で燃えた。
道路を狭くしてせせらぎを作り、下水の高度処理水を住民たちが管理する。
月に2回掃除をする。近所の人が顔をあわせる。
地域活性化は公共交通
公共交通利用者のほうが車利用者よりも長い間まちかどで買い物。
また京都市の中心街調査ではバスの利用客が1か月間の買い物では一番多額。
ヨーロッパでは都心部は人に開放。
富山市では将来に禍根を残さない都市構造は維持コストを低くする、コンパクトシティ。
枚方市は駅の乗降客10万人/日、バス1045便/日約4万人。
現在巨大なポテンシャルがある。
枚方市は世帯数が増加。核家族化。駅前は1.7人/世帯。
もっと夜間人口、生産年齢人口に来てほしい。
住まい(居住)
暮らし(商業、生鮮、医療、教育、文化)
仕事(行き方を含む)
まち(コミュニティ、ネットワーク)
そろそろ建て替えのタイミング、まちの在り方を考える抜群のタイミング。
まちづくりの特性。
地域のおける、住民による自立継続的な環境改善活動。
住民が主体、当事者であり利益も受けるが責任も負う。
枚方市駅再編は市全体の都市構造再編のリーディングプロジェクト。
先行投資の意味。駅周辺に集中投資を行うのかを理解してもらう。
土井氏の講演内容はもともとモータリゼーション終焉時代のまちづくりが根底にある。
ヨーロッパ、韓国、国内の富山市の例を、各種のデーターで裏付けして論理明快。
どうしても今の今までの実態にとらわれすぎるために現状肯定的な議論になってしまう。
コンパクトシティというと何か大きな変化を起こせないイメージがあるがまったく違う。
土井氏の講演はプレゼンという点でもわかりやすい。
パネルディスカッションは市駅周辺再整備ビジョン専門検討委員会の委員が3人、地元懇談会の代表、市長と土井氏の計6人。
専門委員会の委員が多いのでほぼこれまでに聞いた意見。
地元代表が枚方らしい、良かったなという風になればと思っている。樟葉は単なる住まいの利便性の施設。
近鉄百貨店が消えて情けない思い。枚方市駅のワンルームマンションは空きがない。若い人の住む場所を提供。
枚方の駅前にいったら広々、のんびりしているな、プラス文化活動ができる。そのようにしたい。
その他の意見としては医療とアート(文化施設)がセットになったアートセラピー。
文化施設は作った後が問題。文化活動をしている文化度の高い人々が多い、誇れる場所。
日常見に来る場所がまちの回遊性、心が豊かになる。用事がなくても安心する、かまっていられる。公園は厳しい。
文化施設が第二の家となると駅の北側が住みたい象徴としての文化施設。
大学とのコンソーシアム、本当に使えるコンソーシアムがあったらいい。
枚方市は拡大していなくて、いろんな施設が揃っている、まさにコンパクトシティができている。ポテンシャルが高い。
全体としてはほぼ駅周辺のまちづくりの方向性は決まっている。あとはまちの肉付けをしていく段階になった。
- 2012年7月14日
- 【地域のグランドゴルフの組織「春日あけぼの会」の練習日。】
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案内文書に経験の浅い人はぜひ参加、基本講習すると明記。
午後1時から4時ごろまで。
暑い、とにかく暑い。
高齢者が多くて大丈夫かと思う時間帯に練習。
参加者42名。
やりました。ホールインワンを達成しました。
1ゲーム目の3ホールで無心に打ったボールはひたすらまっすぐにころがり真ん中に。
ただし良かったのはこれだけ。あとはいつも通り。スコアは正直。
場所確保ができ夏期講習を連続で実施することが報告されました。
毎週連続で週半ばに、時間は12時からです。大丈夫かなと思う。
皆さん好きで好きで暑さを気にしていないほどに元気です。頑張ってみるか。
- 2012年7月11日
- 【元会社の仲間と交流会。】
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久しぶりに現役で頑張っている会社のメンバーと和気あいあいに時間を過ごした。
本社役員、グループ会社社長、本部の部長、店長等昔からの仲間の定期的な会合。
愚痴が多いが皆会社のことを人一倍思い、考え、悩んでいる。
来期のグループ会社を統合し、半分程度にする構想。役員数も大幅に削減するらしい。
地場の小さなスーパーが非常に経営が苦しくなっていて、提携の話が幾つもきている実態。
6月が雨も多くて天候に左右されて厳しかったこと。
中国へ出店した店の件。地下鉄が6分間隔で走るのに上に上がるエスカレーターがわずかに1台しかなく、あとは設置されていない。
同業他社の退職金の話、非常に少ない。しかし毎年の業績連動でボーナスのウエイトが大きくしている。
会社も退職金の在り方を検討しているらしいとかの話題。
話は尽きない。あっという間に時間が過ぎる。
次回は寒くなってからという漠然とした予定を決めて解散。
民間と公務員、身分保障の違いが一番大きい。
業績が悪いとボーナスも減る。当然。しかし公務員はこの心配がない。
業績が悪くなり会社そのものがなくなる、別の会社に吸収される。
今回話題に出ている企業も従業員は誰一人そのような話が出ているのを知らずに毎日働いている。
民間も公務員もただ共通するのは、人が作る組織に変わりない。だからどっぷりと浸かってしまい全体が見えなくなる。
前総務大臣の片山さんの話ではないが、仕事のミッションは何かをトップから末端まで明確になっている組織は強い。
久しぶりに仲間の話を聞いていてつくづくそう思った。組織は人。
- 2012年7月8日
- 【高田2丁目自治会の自主防災訓練に参加。】
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消防署の職員が緊急電話の掛け方、消火器の放水訓練、避難時の注意事項のお話。
日赤大阪府支部長の避難所での運動等の実技指導。
校区コミュニティ防災委員長の話。
私も少し挨拶をさせていただきました。
気づいたこと。
子供には消火器の放水訓練をさせない。訓練をさせると実際の火事に消火をしようとするのでさせない。
避難訓練の際に口にハンカチとかタオルとか覆うこと。すぐ忘れる。
緊急連絡をするとき住所を聞かれて言えるか。交通標識には住所が表記、自動販売機にも住所表示がある。
枚方寝屋川市では年間200から250件火災発生。昭和50年ごろ年間600件発生。
減少理由は風呂が給湯器に、オール電化、石油ファンヒーターのようなカートリッジ式、てんぷらでも機会そのものが自動制御。
いまの火災はほとんどが放火かその疑い。家の周りを整理整頓しておく。
東日本大震災でそれまで畑に行っていた人が2か月の避難所生活で、杖がないと歩きにくくなった状態が見られた。
65歳以上の人の40%にのぼった。
小学校のプールの水を避難所のトイレとかに使用できる。ポンプも購入。
また小学校に水のタンクを設置できる簡易のタンクもある。
訓練や講習で学んだことが実際の場面で実行できるかが大事。
防災委員長がイベントより実際に使える防災訓練を講習、また必要な道具をそろえていることを説明されました。

- 2012年7月7日
- 【七夕。午前9時45分から枚方市駅2階コンコースで産業振興キャラクターひこぼしくんのお披露目セレモニー。】
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マスコミも多数取材にきて賑やかでした。
交野中田市長、京阪電車社長も出席された。
くらわんこよりは一般受けするかも入れない。物語性がある。
なにより子供たちにピンとくるかもしれない。七夕という行事とともに。
浸透させるためには子供たちになじんでもらうことが一番。幼稚園、小学校、中学校の行事に参加させる。
今後の活躍に期待しましょう。

- 2012年7月6日
- 【建設委員協議会開催。】
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枚方駅周辺再整備ビジョン骨子案についてを集中協議。
4日に行われた再整備ビジョン専門検討委員会に出された資料をもとに説明と質疑。
専門検討委員会では出なかった議員ならではの質問が出された。
道路整備について。
外周道路が一本になっていない。
バス、タクシー会社からも意見を聞くべし。
自転車の話がまったく出ていないがどうするのか。
天津橋が中途半端。ビジョンでつなぐべし。
京都守口線はどうするのか。
長距離バスについても考えるべき。
枚方市駅はターミナルである。駅周辺の利便性を考えるべき。
法務局はビジョンの中に入っていない。
道路と交通に関する話が中心になった。有識者の専門委員会とは違う角度の意見が興味深かった。
誰のために再整備をするのか、改めて問い直していく必要がある。
午後5時から大阪都構想を考える会の勉強会。
大阪維新の会の議員、府・市統合本部ノメンバー、区長等をよんで勉強会をする。
ごみ問題も広域行政のテーマにあがっている。
「廃棄物処理施設における民間活力の活用に関する動向について」
講師は浦邊真郎氏
浦邊氏は現在大阪工大、福岡大学客員教授、日本廃棄物コンサルタント協会会長。
また東大阪市、寝屋川市、門真市等の清掃関係の委員会の委員長にも就任。かって枚方市の清掃工場選定委員もしていた。
ごみ処理施設整備にたいする施策等の経緯。
ごみ処理施設整備・運営における民間活力の考え方。
整備・運営の手順。
施設整備における内容・検討事項。
ごみ処理施設の民間活力導入状況と課題。
一応全体の説明が終わった段階で中途退場したので十分に理解できていない。
このあと質疑と懇親会が予定されていたので誠に残念でした。
会議が始まる前に寝屋川市の議員と給料削減が前日可決されたことを話をした。
市長4割減、副市長3割減、部長級で9.77%、課長級7.77%、一般職員4.77%各削減。
8月1日から2年間。削減効果は8億140万円。
議員も一緒にできなかったが9月議会で削減予定。
周辺を含め今回の件は他市に影響を与える。よくやれたと思う。9月議会はこのことが争点になるか。
第1回(仮称)枚方市市民まちづくり基本条例策定審議会開催。
午後6時から開催で6時40分に会場に到着。
これまでは策定員会であったのが正式に議会で審議会設置が決議された第1回目。
委員のメンバーはこれまでと同じ。
途中からの傍聴であり式次第から見ると委嘱状交付、市長挨拶、会長・副会長選任。
諮問事項は市民自治を推進するため、幅広い市民の声を行政に反映できる仕組みを明確にすることを目的とした、具体的で実効性のある(仮称)枚方市市民まちづくり基本条例の案の策定について。
前回平成19年にできた枚方市市民参加推進条例(案)が資料に添付されている。
議論を聞いていて市長は討論型世論調査に言及されているらしい。
市民同士が直接討論して、お互いの思いも理解し意見の変容がある。意見の分布、変容をみて参考意見とする。
ただ思うことは、確かに意見を見るのも大事、しかし市長は政治家である。選挙で選ばれている。
政治家としての決断決定が要る。八方美人では市長の立場はない。
前回の条例案は市民参加、今回は市民まちづくり、この違いは何かという意見が出た。
まちづくりは市民間の協働と副会長が説明。
今後のスケジュールが決められて終了。
会議をきいていてもなんの必要性を感じない条例案。委員の発言も他人事みたいに聞こえる。
熱意が感じられない会議。
会長は個人と立場として自分がやっているNPO法人の話をされた。川西では早く作れ、協働と参画条例を。
しかし会長の気持ちをきいても審議会の参加委員は義務的に会議をやっているとしか見えない。
- 2012年7月5日
- 【公会計セミナー(基礎コース)に参加。】
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主催は公会計の改革を推進する会
協力は霞が関監査法人大阪事務所 公認会計士 藤本勝美
講師は日本公認会計士協会準会員 大川裕介氏(元大阪府財政課職員)
参加者約30人。事務局をしている人を含め早稲田大学の卒業生が多い。
今回は地方公会計の現状について話を聞きました。
公会計改革の経緯。
東京都、大阪府の動き。
地方自治体の会計制度の特徴。大阪府の決算数値を見ながら説明。
現金主義・単式簿記会計と発生主義・複式簿記会計の概要説明。
地方公会計の諸モデル比較。基準モデル、総務省方式改訂モデル、東京都モデルの比較。
東京都モデルは企業会計と同じで、部署別・事業別で会計ができる、複式仕訳を日々やっており月次四半期半期決算ができる。
導入に係る費用と時間問題があり、総務省改訂モデルを活用次第ではいろいろ使える。それを次回から勉強。
時間をかけてじっくり勉強をしてくつもりです。
- 2012年7月4日
- 【第5回枚方市駅周辺再整備ビジョン専門検討委員会開催。】
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今回はこれまでの委員会での意見や地元懇談会やこれまでの議会での意見等をまとめた骨子案の検討。
骨子案の構成
1章 ビジョン策定にあたって。
2章 枚方市駅周辺地域の現況と課題。
3章 枚方市駅周辺の将来像。
4章 まちづくりの方向性。
5章 まちづくりの方向性の実現に向けて。
(1)文化芸術、まちなか交流、生活サポートの3つの拠点
(2)広域駅前拠点
(3)交通環境の改善
(4)快適環境の創出
(5)方向性に基づく主な取り組みスケジュール
6章 ビジョンの推進
今回は意見は少なかった。
将来像の住みたくなるまちという文言はどうか。
情報インフラについて表現が要る。
まちづくりのデザインが必要。
枚方市駅がさびれてきたのは商業の衰退。商業についてが物足りない。
駅前に百貨店があるなしでは大きく違う。
市役所には人がたくさん来ているのに帰ってしまう。百貨店に行かなかった。
お金がないときにかっこよくするにはどうするか。
天の川近辺になると急に町から田舎になる。
いまの枚方市駅周辺は賞味期限が切れている。なぜビジョンを作るのか背景を書く。
ふつうは築46年~47年で市役所は建て替え計画を作るのが当然。
今持っている土地の中で建て替えるのが一番良い。
建て替え時期にギャップがないと財源が確保できない。
こんなにふるくなるまで市役所を使ってもらうとうれしい。
市役所の建て替えを後回しにするのは我々は最後で良いと見える。市民からはなんとありがたい計画。
再開発は批判されることが多い。しかしできると周囲がよくなる。主要なところをやると変わっていく。
今後のスケジュールは8月に骨格を固めて肉付けをして12月にビジョンをまとめる。
人が主役のゆとりのまちへ、というのがキャッチフレーズだがわかりにくい。
ゆとりが1つのポイントになるのは当然。しかしゆとりでは活性化が見えにくい。再整備の戦略の1つであるのは確か。
しかしなんとなく駅周辺のまちのイメージは見えては来ている。
- 2012年7月3日
- 【朝から大雨。武雄市市役所に行く。】
-
フェイスブックを使った情報発信。
図書館をCCCに指定管理すること。
この2点を確認に武雄市を訪問しました。
武雄市SNSの活用の流れ。
平成21年たけおブログ解説。平成22年Twitter開設、全職員アカウント取得。
平成23年F&B食品オープン。平成24年フェイスブック課設置、全職員アカウント取得。
フェイスブックは実名制で荒れにくい。誰でも見ることができる。拡張性(多様な外部サービス)。
武雄市では「いいね」を「みたよ」ボタンに変えている。
コミュニケーションの活性化、情報提供の機動力を高める(誰でもできる)、低コスト。
なぜフェイスブック?ミクシイが減少、フェイスブック増加。
ホームページは情報を取りに行く。フェイスブックは投稿すると拡散する。
2011年にホームページとフェイスブックが一体化。
ファン数14000、月間アクセス数300万件。旧ホームページは5万件。
「共感」発信で「つながる」武雄市を目指す。
樋渡市長が登場されて40分近く市長の独演場と化す。
共感を発信したほうがよい。
市役所に部外者がいっぱいいた方がよい。今中途採用全職員の15%。将来30%にしたい。
今年の採用は600倍。ソフトバンクにも人を派遣している。
フェイスブックの費用は200万円。
批判も賛成もすごい。議会傍聴も200人が来る。議会は意志決定の場。
「努力します」「検討します」という言葉は使わない。
無関心が一番ダメ。大人が平気で何もないというのはおかしい。
問題あるかもしれないが私は政治家。
好きの反対は無関心。どうすれば見てもらえるか。1のことを100くらいに脚色して言う。
市民感覚で言う。市民が毎日見ている。
スピードが一番。間違ってたら直す、市民の許容。
難しい問題は待ってもらう。
今日も営業部に行って怒鳴りまくった。棚ざらし、おきざらしを嫌う。
橋下大阪市長から日本で一番意思決定が早いのは武雄市、なんでと問われて「決定する前に決めている」と返事。
早くしないと納得しない。
フェイスブックも熱狂的なファンがいる。F&B商品も買いまくる。アップルが強いのもエバンジェストがいるから。物があるから。
とにかくパくる。うまくいっているのを謙虚にまねをする。
議会はライブ感が大事。部長も答弁書と違うことを言う。市長が飛び入り修正する。
答弁調整もしない。
フェイスブックへの市民からの意見も職員が直接返答する。市長と意見が違ったりする。職員は大慌てすることもある。
100の議論より1の実行。
ツタヤのカード一本化のことも今は併存する。
市長になったら職員が100人一挙にやめた。行革になり中途採用をした。
能力は変わらない。挨拶をしろ。仕事ができるかどうかは問題ない。挨拶のできないバイトはクビ。アルバイトは挨拶と愛嬌だけ。
市民課にもエースを出す。議会事務局にも、外部へも。
職員の評価は評判で決める。相対評価がよいのはスタンドプレーばかり。
異動の意見を聞く。人間は過剰評価する。本人の希望を聞く。
F&Bの売上7月月間100万になる。枚方も入ってきてほしい。コマゾンでもつくるか。3か年で100自治体にしたい。
ホームページはだめ。フェイスブックに一本化。見ている人も一本のほうがよい。
介護食とおなじでフェイスブックもニュースに流れてくる。物を買わせないとダメ。物語を買う。
広報紙もどうせ誰も見ていない。ワイルドさ。アエラをパクル。アエラのこのページを。アエラは60歳以上の人が見ている。
情報の選択肢を増やしているだけ。
2月から3月にもう一度すごい仕掛けをする。
逆風を順風にどう変えるか。風が吹かないのは問題。どうせ失敗する。やらずにやって、カマス。
副市長が全権限をもっている。報連相も一切ない。市長は政治家。方向性だけ決めて帳尻をあわせる。
部長会議にも一切出ない。会議は大嫌い。定時に来ない。職員からご無沙汰ですと言われる。
フェイスブックの活用事例を市長も一緒に説明。
英語の授業助手で外国人を募集。市民から日本語だけで英語の文章がないのはおかしいと指摘。すぐに英文も添付。
昨年の大雨に情報提供、道路で通行止めになっている箇所とか地図で情報流し、好評。
図書館について。
ツタヤに指定管理をすることで現在の1.6倍の40万人が利用。貸出56万冊。
職員は引き上げ、司書はツタヤで継続雇用の仕様書で計画。
今まで市がやってきたことを安いコストでやる。サービスを1.6倍に拡大。カフェ、物販がある。カフェ物販は賃貸料をもらう。
ゆっくりくつろぐ魅力ができる。
指定管理は通常3年だが今回は5年。
新刊本は書店で買ってもらう。文具販売も高級な武雄オリジナルなものを販売。
カフェ、物販は賃貸でまだ決まっていないが坪2200円とか考えている。
選書委員46名。一人年間50冊選定。年間8000冊購入する30%を選んでいる。
指定管理するとこれまでのノウハウがなくならないか?司書は継続雇用、市立図書館であり良さは継続する。
民間の企業広告がでないか?検討している。市立図書館を前面に詳細調整中。
武雄市MY図書館について。
遠くて行けない人、子育て、障がいをお持ちの方、などすべての市民に等しく図書館の図書に親しむ機会を提供する。
平成22年夏、市長がツイッターで構想発表。
平成22年9月議会で調査研究委託費計上。
10月に慶應義塾大学に委託。
10月末に中間報告。12月議会に中間報告に基づきシステム化予算計上。
中間報告で著作権にて問題があることが指摘。できるところからやろうとなった。
平成23年4月オープン。
Ipadを持っている方、図書館でのIpad貸出で1000名を上限。サーバー能力。
現在370名。907冊貸出。延べ利用者数465名。
現在は武雄市が著作権を有する図書、個別に了解が得られた図書、青空文庫、国立国会図書館の近代デジタルライブラリー所蔵の図書の配信。
今後は市民が読みたいと思うもの。Tomorrou、歌うクジラを増やす。
できないことをやってみよう。対象デパイス拡張。著名な作家の一本釣り。障がい者向け書籍配信。
視察を終えて。
樋渡市長にはびっくり。ずけずけと言いたい放題に話される。
スピード感がまったく違う。
自信があふれている。批判されようが間違っていない、必ずわかってもらえる、解らせられる自信。
いいとこどりをすることは昔から私も会社時代によくやったことです。時間もかからずに早くできる。
とにかく話題性を発信する。大阪橋下市長と類似している。
コストをかけずに事業をする方法を考える。
最終目標は市民サービスの向上。
市民病院も民間移譲して医療レベルが上がったと評価されている。
図書館も365日朝9時から夜9時まで開館することが当然との観点からスタートしている。
大雑把に見えるが緻密に計算されているように見える。
私の好きなあれもこれも同時並行でいろんなことに取り組んで仕事をするタイプの人です。
前総務大臣の片山さんと共通する面も多い。本質に切り込む。
次に大きなことを準備していると発言されたので期待して待っています。
情報発信について、リーダーシップについて、行政サービスについて考えることが多い視察でした。

▲樋渡市長(中央)と視察メンバー

▲広報誌も良いものをパくる

▲フェイスブックで情報発信
★佐賀県武雄市フェイスブック(外部サイトを開きます)
http://www.facebook.com/takeocity
- 2012年7月2日
- 【佐賀市中部給食センターを視察。】
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給食センター所長と質疑、およびセンターを視察。
平成22年度から10中学校を対象に開始。建物は市が建設、運営は日米クック。
調理可能食数4000食。保護者アンケート、近隣の宇美町の実態を判断。対象中学生5000人の80%。
当初1300食からスタート、昨年2000食を超える。現在2300食。目標は2500から3000食。
当初薄味で中学生が求める味ではなかった。中学生好みの味付けに変更。おいしくなった。
1年生全員を対象に試食会を市費負担で実施。
あたたかい弁当方式で2月と9月(食中毒の怖さ)に喫食率が高い。
中学校の立地により差が出る。農村部では低い、都心部では高い。
小学校が自校方式であたたかい給食であり、温かいを基本と考えた。
保護者負担は1食250円、食材分。
中学校に配膳室などの整備の初期費用は平均1校で300万円。空教室等を改修。
小学校も運営を民間委託しており中学校給食を開始する際も運営委託業者の心配はしなかった。
民間委託が当然なくらいに民間へのシフトが進んでいる。
業者とは2000食を基本契約しており、不足分は市が補てん、2000を超えた分は1食48円を追加で支払う。
業者とは3年契約で1回更新ができる。最長6年。6年後は新規で公募。毎年評価委員会を開き業者を評価。
中学生は食べる量が違うということについてはおにぎり等の補食の持参を認めている。
おかわり分を用意している春日市の実態をみると女子生徒は利用しない、半分以上残る。
その費用を保護者負担の1食250円からまかなうと質を落とすか量を減らさざるを得ない。
給食の申し込みシステムは教育委員会の小中学校学齢簿システムをかつよう。単独のシステムではない。
口座振り込みを利用の場合はバーコードシステムで処理をするので手間はかからない。
給食センター
延べ面積2093.88㎡。一部2階建て。
施設整備事業費 1,281,079千円。用地取得費、委託費含む。
運営体制 市職員7名。(正規3名、嘱託3名、日々雇用1名)
調理配送委託業者47名。日米クック九州営業所。
運営経費平成23年度決算額137,564千円。
年間契約食数37万食。
施設はHACCPの概念に基づく衛生管理基準に準拠。
炊飯ラインを整備。当日は6キロ釜で39釜炊飯。米はすべて佐賀米。
朝6時30分から調理開始、8時半に盛り付けの従業員が出勤。最終午後3時半から4時。
盛り付けに時間がかかる。ホットランチボックス方式で盛り付け後スチームコンベクションで100度で14分程度再加熱。
配送ボックスも85度に保温する。
ご飯は炊き上げた後に定量分割機で1食ずつ容器に盛り付ける。ご飯は220グラムから230グラム。
味付けは再加熱を前提とした味付けにしている。
平成22年度建設の新規給食センターであり、設備も最新で衛生的で明るい施設。
佐賀市立城東中学校にて当日の給食を試食。
配膳室を視察。生徒がクラスごとに取りに来るの最後まで確認。
生徒が非常に元気。明るくて大きな声で挨拶をしてくれる。
給食は容器を持つのが熱いくらいに保温されている。
味もおいしかった。冬に人気があるのも理解できる。
鳥栖市市役所訪問。
教育委員会学校教育課の課長、担当職員から中学校給食について説明をいただき質疑。
平成20年度より中学校給食開始。対象中学生2000人。
平成15年段階で佐賀県内75.5%の市町村で完全給食実施。
鳥栖市においても保護者の要望も強く学校給食問題検討委員会を設置して検討。
平成16年に答申を受ける。
答申内容は小中学生保護者の78%が給食希望、中学生の55%が弁当希望。
配膳作業の要らない弁当形式とすることで校時への影響を最小限度にとどめる。
選択制にすることで事前申し込み段階において給食費を徴収するため滞納が発生しない等で選択制弁当方式が適切。
答申を協議した結果、選択制弁当方式による給食とし、民間の調理場で調理される校外調理委託方式による中学校給食実施。
平成18年に請負業者を公募、11社が申込み。11社のうち9社が設備投資及び衛生管理基準が遵守できないため辞退。
2社で入札したが業者との調整が上手くいかず再入札後、平成19年8月に1社と1食あたり397円、1001食以上は1食あたり150円、1日1000食補償で契約。
1日1000食対応できる調理場の整備を条件にしているなかで1000食以下の状態が続くと人件費・減価償却費の損失が大きく給食の提供が困難になる。
調理可能食数は1400食。調理場は鳥栖専用の施設になっている。
食材の青果物はJAさが直売所及び鳥栖青果市場から地元産をできるだけ購入。
米は100%鳥栖市産米を使用。
佐賀市と同じ業者であり温かいものは温かく、冷たいものは冷たく供給。
スタートの時点で喫食率27%、平成24年6月より1000食をこえ7月は最高の51%。教員の70%が利用。
7月が毎年喫食率が高くなる。食中毒の時期で弁当をつくらないからか。
最初は味が薄く、色目も良くなかった。味付けやメニューを工夫しおいしくなった。
「日刊給食だより」の取り組み、平成22年度から写真つき献立表を家庭に配布、毎年10月以降1・2年生の保護者や新1年生の保護者対象に試食会を実施。
毎年1月24日から5日間を学校給食週間として取り組み。
年間7920万円を委託料として支払。
中学校に給食受け入れ設備に当初4校で3000万円。
中学生の食べる量の個人差への対応はおかわりジャーも考えたが経費もかかり近隣をみてもあまり効果ないため、何もしていない。
給食センターから中学校までは遠くて20分、近いところは10分。
保護者負担は1食240円。
全体の20%残菜率。
注文は学校ごとで行い、教育課が週計して食数、食材を業者に伝達。いたってアナログな方式。コストがかからない。
鳥栖市の松隈議員、下田議員と給食について意見交換。
松隈議員はもともと選択制に反対。
小学校が自校式で施設が老朽化。O157のあと衛生基準を満たしていない。
小中学校一緒のセンターを作れば将来的に人件費も抑えられる。
親の愛情弁当の良さをいうなら喫食率は少なくても良いという矛盾になる。
公費を投入するなら給食を食べる、弁当を持参するで不公平さがでる。
起債がおおきくなるので避けたい、そういうことで選択制。
いま、将来小中合計7000食の給食を3500食をセンターをまず作り、先にもう一つ3500食のセンターをつくる案が出てきた。
今やっている選択制はなくなる。小学校と同じ方式。
将来作る2つめの3500食センターは小学校の給食施設の老朽化対策。
再来年で現在契約している業者との契約が切れるが、3500食のセンターをいつ建設するか明確でなく1年延長か。
民間選択制は当初の想定の1.5倍の委託料になっている。センター施設費用をすべて業者持ちにしたためか。
近隣市がすべて給食をしている鳥栖に移転してくると給食がない。その疑問もあった。
センターで作るとにおいがしない、働いている姿が見えないとか、食育の点で反対の意見もあった。
センターになるとどんな食材を使われるかわからないという意見もあった。
給食はまずは安全給食が第一。
3500食のセンターなら用地費含み10億。共同調理場なら国の補助もすこしある。
中学校で完全給食にしてほしいという親の意見が強い。本当は中学校まで一緒にやればいい。
市は信念を持ってやってほしい。
その他の件で、鳥栖は病院が多い、病院が多いと医療費が高くなる。保険財政に影響がある。
視察を終えて。
給食問題はまさに各市各様の考えがある。視察をすればするほどにそう感じる。
将来の生徒数、今の小学校の給食施設の老朽化、財政等考えれば考えるほどに難しい。
しかし給食は生徒のため、これを忘れてはならない。
大阪は周囲がまだ給食の未実施が多く、比較されないが、いずれ枚方市も他市との比較される時期が来る。
中学校給食が定着すれば給食に対する考え方も変わる。鳥栖市の議員の話も良く理解できる。以前反対が今賛成。
将来を見通してのリーダーシップの決断、信念が要る。
佐賀市、鳥栖市の給食センター建設費用が枚方市の数値と大きく乖離しているように思える。
枚方市の小学校給食調理場もどうするのか、他人事ではない。

▲佐賀市中部給食センターを視察

▲設備も最新で衛生的で明るい施設

▲配送ボックスも85度に保温されている

▲佐賀市立城東中学校にて当日の給食を試食
- 2012年7月1日
- 【佐賀市、鳥栖市、武雄市へ視察に出発。】
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2日の朝が早く8時に出発して佐賀市中部給食センターを視察するために前日移動。
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