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BPO 日本テレビの番組「放送倫理違反」
10月4日 18時16分

BPO 日本テレビの番組「放送倫理違反」
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日本テレビがバラエティー番組で、女性タレントと占い師の同居を巡る騒動を特集した際、占い師本人が出演するかのような告知や演出をしながら実際は登場しなかったことについて、BPO=放送倫理・番組向上機構の委員会は「視聴者をあざむくなど放送倫理に違反する」という意見をまとめました。

日本テレビはことし5月、バラエティー番組「芸能★BANGザ・ゴールデン」で、女性タレントが占い師と同居していた騒動を取り上げた際、新聞のテレビ欄や番組冒頭のナレーションで占い師本人が出演するかのような告知を行いました。
しかし、実際は全く別の占い師が登場し、女性タレントとの同居生活についても番組内の字幕で「今明かされる衝撃の真実」、「全ぼうを激白」などと繰り返しあおったものの、異なる内容が放送されました。
これについて、BPOの放送倫理検証委員会は「番組の告知やナレーションで不適正な言葉を多用し、過剰な演出によって視聴者をあざむくなど放送倫理に違反する」という意見をまとめました。
日本テレビは「今回の指摘を重く受け止め視聴者の皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

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