京阪電気鉄道は24日、2012年4~9月期の連結純利益が前年同期比55%増の61億円になる見通しだと発表した。従来予想は同7%増の42億円だった。行楽などを目的とした鉄道利用が増えたほか、沿線でのマンション販売も好調で、利益の押し上げ要因となった。
売上高は5%増の1290億円。従来予想は1281億円だった。鉄道利用が想定を上回ったほか、不動産事業も好調。新エリア開設でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)が入場者数を伸ばしたことで、京阪電が周辺で展開するホテルの利用も増え、レジャー・サービス部門が約8%の増収となった。
営業利益は34%増の116億円と、従来予想の92億円を上回る見通し。13年3月期通期については売上高が前期比1%増の2689億円、純利益が6%増の74億円という従来予想を据え置いた。
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