DVD コピー フリーソフト まとめ
- このページで紹介するツールには、「技術的保護手段を回避する機能」が含まれています。誤って違法な行為を行う事が無い様、ご注意下さい。
- TV録画および市販のDVDやBlu-rayに対してこれらのツールを利用する場合は、Discの再生目的のみで利用してください。
- Discの複製・変換を行う場合は、自作DVD・Blu-rayや家庭用ビデオカメラで個人的に撮影したデータなどで利用するようにして下さい。
PCを使ってDVDをコピー・リッピングするフリーソフトのまとめページです。
このページでは、主に「DVD-Videoをそのまま(DVD形式のまま)PCにコピー・バックアップする」ためのフリーソフトを紹介します。
コピー方法などは各ソフトのリンク先を参照のこと。
このページの内容
このページは、2010年1月時点で筆者のPC環境にて行った検証を元に記載したページです。光学ドライブとの相性や、各ツールのバージョン等の要因により、このページの記載どおりの結果にならない場合があります。
(検証に利用した環境:
OS: Windows 7 Professional 64bit
光学ドライブ: HL-DT-ST BD-RE GGW-H20N ファームウェア XB04)
主なDVDコピーのフリーソフト一覧
コピーツールの詳細は各リンク先で読むことが出来ます。- DVDFab HD Decrypter(フリーソフト)
- 現時点ではフリーソフトの中ではこれが最強。
対応するコピー制限・プロテクトの種類はフリーソフトの中では一番。 - さらに便利な有料版もあり。
Mac版 DVD Copy for Mac もあり(Mac 無料版ページ) - ISO化・またはそのままHDDにリッピング(吸出し)機能あり。
- DVDのコピー制限はほぼ全て解析可能となる。
(CSS, RC, RCE, APS, UOPs, ARccOS など) - ブルーレイのコピー制限(AACS)も一部解読可能。
- 現時点ではフリーソフトの中ではこれが最強。
- DVDFab Passkey Lite(フリーソフト)
- DVDFab Passkeyの機能制限版。有料版の試用期限が30日あり、期間中は強力なリッピング機能を利用できる。
- DVD・Blu-rayの再生目的にも利用可能。
- Windowsのドライバとして作動し、DVDやBlu-rayのデータを直接読み込みが可能。
- 対応プロテクトはこれが一番多い。試用期間30日中ならほぼ何でもコピーできる。
- ISO化やリッピング機能はなし(有料版には搭載されている)。他ツールやエクスプローラーを使って操作する。
- AnyDVD HD(有料)
- シェアウェアだが、21日間の試用期間あり。
試用期間中はデータベースサーバーへのアクセスが出来ず、制限は意外と多い。 - DVD・Blu-rayの再生目的にも利用可能。
- 対応するプロテクトの種類は一番豊富。ブルーレイのAACSも解析。
- 常駐してデバイスドライバとして機能、暗号解読のみを行う。
(最新版にはリッピング機能もあり) - 優れたソフトだが有料なので最後の切り札と考えておこう。
- シェアウェアだが、21日間の試用期間あり。
- DVD43(フリーソフ
ト)
- 常駐してデバイスドライバとして機能、暗号解読のみを行う。
(ツール自身にコピー機能なし) - 変換ツール、リッピングツールを使用する時にバックグラウンドで作動させる。
- 好みによるが、これが一番使いやすいという人も。
- 常駐してデバイスドライバとして機能、暗号解読のみを行う。
- DVD Shrink(フリーソフト)
- CSS、マクロビジョン、リージョンコードの解析のみ可能。解読失敗も多い。字幕のリッピングもエラーが多い。
(紹介する中で一番貧弱) - ISO化・またはそのままHDDにリッピング(吸出し)機能あり
- 一般的なDVDビデオ(2層式:約8GBの映像データ)を安価なDVD-R(1層式:4.7GB)にコピーする際はこれが一番便利&高速。
- チャプター、メニュー編集・削除なども解り易い。
- と言う事で(既に開発中止だが)充分用途あり。
- CSS、マクロビジョン、リージョンコードの解析のみ可能。解読失敗も多い。字幕のリッピングもエラーが多い。
- DVD Decrypter(フリーソフト)
- 定番中の定番だったが、開発中止で古い。
- ISO化・またはそのままHDDにリッピング(吸出し)機能あり。
- 現在では未対応のドライブ、プロテクト技術がかなり多い。
- DVD-Rへのライティング機能があるが、最新ドライブには対応していないので注意。
どれが一番優秀なの?
「多くのプロテクトを解読できる」事が「優秀」と考え順位を付けるなら、
- DVDFab Passkey(試用期間30日の間・購入後)
- AnyDVD HD (購入後)
- DVDFab HD Decrypter
- DVD43
- DVDFab Passkey(試用期間が切れた後)
- AnyDVD HD (試用期間21日の間のみ)
- DVD Decrypter
- DVD Shrink
の順となる。
1位・2位は殆ど差は無し。そして実質フリーソフトではないので注意。
3位以下は全てフリーソフト。
- コピーに特別な手順がいらない・再生目的でも利用できるのは
- AnyDVD、DVD43、DVDFab Passkey
- 一旦HDDにデータを移す必要がない(変換目的の場合に便利な)ものは
- AnyDVD、DVD43、DVDFab Passkey
- ISO化・HDDにコピーするのに便利なのは
- AnyDVD、DVDFab HD Decrypter、DVD Decrypter
- 1枚の4.7GB DVD-Rに収めたいなら
- DVD Shrink
どんな機能がついているの?
解読できるプロテクト別にまとめてみると以下| RC (リージョンコード) | CSS | APS (マクロビジョン) | Rip Guard | RCE | UOPs | ARccOS | CPRM | AACS (Blu-ray) | BD+ (Blu-ray) | |
| AnyDVD HD | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ? | 試用中△ 購入後○ | O |
| DVDFab Passkey | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | O |
| DVDFab HD Decrypter | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | X | 無料版△ 有料版○ | 無料版X 有料版○ |
| DVD43 | ◎ | ◎ | ◎ | X | X | X | X | X | ||
| DVD Decrypter | ◎ | O | ◎ | X | X | ◎ | X | X | X | X |
| DVD Shrink | ◎ | △ | ◎ | X | X | O | X | X | X | X |
DVDFab Passkeyは、バージョンによってはCPRM解析可能な感じ。
(光学ドライブとの相性及びツールのバージョンにより「できる・できない」は変わる模様)
ブルーレイのAACS技術は常に更新されており、AnyDVD HD、DVD Fab共に最新版を利用
しなければ解読できない場合が多い。
| 他ソフトで直接 DVDの読み込み (ドライバとして常駐) | HDDへの抽出 または ISOイメージ化 | DVDメニュー の変更や削除 | 操作不能 項目の除去 | 変換機能 | ライティング機能 | |
| AnyDVD HD | O | O | X | O | X | X |
| DVDFab Passkey | O | O | △ | X | X | |
| DVDFab HD Decrypter | X | O | △ | O | 有料版で可能 | 有料版で可能 |
| DVD43 | O | X | X | X | X | X |
| DVD Decrypter | X | O | △ | O | X | △ |
| DVD Shrink | X | O | O | O | DVD形式のまま圧縮可 | X |
DVDFab HD Decrypter・VD DecrypterはDVDデータのリッピングのみを目的として作られていて、DVDFab Passkey・AnyDVD・DVD43は再生ソフトなど他のツールでデータを利用する目的で作られています。
DVDShrinkは、2層式(8.5GB)のデータを1層式(4.7GB)のDVD-Rに納める事を目的として作成されたツールです。
いずれもDVD-Rへのライティング機能は無く(もしくは貧弱)、データの抽出後は別のライティングツールを利用する事になります。
どれが便利なのか
・フリーソフトであること。
・対応するプロテクトが多い事。
・PCが不調になる事がほぼ無い。
上記3点の理由から私はDVDFab HD Decrypterを利用しています。
AnyDVD、DVD43などデバイスドライバとして作動するツールは、PC環境によっては上手く作動しなかったり、他の仮想ドライブツールとの併用で不具合を起こす事があります。(DVDFabとの相性も悪いです)
私は仮想ドライブツール(PismoFile Mount)を利用している事や、BD -REドライブが不調になる事が多く、AnyDVD、DVD43、Passkeyの利用はなるべく避けています。
(環境によっては、このような問題は起きないようです。)
また上表のように各ツール「出来る」「出来ない」項目が異なってくるので、幾つかのツールを組み合わせて使う事が重要。
以下、その他よくあるFAQ
DVDがコピー出来ない
市販されている(時には個人が製作したものでも)DVDには、著作者の権利や利益を保護するため、コピーガードが掛けられています。通常はコピー出来ません。
また、DVDメディアに傷が付いている、汚れている場合でも、(たとえ再生できても)コピー出来ない事は頻繁にあります。
最新のコンテンツ(DVDビデオやBlu-rayビデオ)には、上記以外のプロテクトがかけられていて、コピーができない場合があります。時には諦めも肝心。ツールが対応するのを待つのもあり。
コピープロテクトを外すと法律違反じゃないの?
現在は、コピープロテクトを外し「複製」を行った時点で(個人利用・家庭内の利用を含め)全て違法となっています。
2012年10月1日の法改正で、コピーガードのかかった映像ソフトの「複製」は法律で全て禁止されました。今の所、複製行為には罰則は無いようですが、「市販のDVDを購入しiPhoneなどスマートフォンに転送するためにリッピング」なども個人で楽しむ範囲内から外れ、違法となっています。
現時点では「リッピングツールを所有しているだけ」では違法とみなされないようですが、それらで複製行為を行った時点で法律に反する事になります。
コピーガードにはどんな技術があるの?
主なコピー防止技術のみ紹介。- RC(リージョンコード)
- 特定の国。地域でのみ視聴を可能にするための技術。
- メディア・ドライブ両方に設定されている。
- 日本のリージョンコードは2
- コピーガード技術ではなく再生を制限するもの。
- CSS
- これを解除し て複製すると違法になります
- DVD Shrink、DVD Decrypterなど古いコピーソフトでも解読可能。
- 昔からある、一般的なDVDのコピー防止技術
- 厳密には「アクセスをコントロールする技術」で「コピーを防止する技術」ではないとして、過去グレーゾーンとして扱われてきましたが、これを解除し複製することも違法となりました。
- ARccOS
- これを解除して複製すると違法になります
- DVDFab HD DecrypterまたはAny DVDで解読できる。
- ソニー独自のプロテクト技術。通常の再生時に不具合を起こす場合もあり、使われなくなる傾向に。
- RipGuard
- これを解除して複製すると違法になります
- DVDFab HD DecrypterまたはAny DVDで解読
- 意図的にエラーとなる領域を記録しておくことで、コピー時の読み込みエラーを誘発させるもの。
- 普通に再生・視聴する場合でも不具合が多く、最近では使われる事は無くなった。
- CPRM
- これを解除して複製すると違法になります
- DVD-R、DVDドライブ、再生ソフト、全てがCPRMに対応する必要がある。
暗号解読する際も、DVD-R、DVDドライブ、再生ソフトなどが揃っていないと無理。 - AnyDVD HD・DVDFab HD Decrypterで一部メディアは解読可能?(未確認)
- メディア製造毎にキーを変更出来るので、あるDiscがコピー出来ても、別のDiscがコピー出来ないとか容易に発生。
- 通常はCPRM対応メディアにしか記録できない。
- 専用の解除ツールも存在するが、かなり特殊なのでこのページでは扱わない。
- AACS
- これを解除して複製すると違法になります
- 常に新しいものが出るので、対応ツールも最新のものを使う必要がある
- Any DVD・DVDFab は定期的なアップデートで対応している。
- ブルーレイで採用されている技術。
- APS・マクロビジョンなど
- これを解除して複製すると違法になります
- PCで視聴、デジタル機器での視聴には無関係。
- アナログ形式でのコピーを防止する機能。
- UOPs(User Operation Controls)
- DVD冒頭のロゴ・コマーシャル等々、ユーザーが操作・スキップ・早送り不能な部分に利用されている