県内ニュース山形市消防署西崎出張所が開所 市民防災センターも落成
2012年10月01日 21:00
山形市西部の消防防災拠点となる市消防署西崎出張所と市市民防災センターが開所した=山形市西崎
西崎出張所には消防職員36人、消防車10台、救急車2台を配備した。敷地面積は2ヘクタール。消防署棟は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は消防署が2802平方メートル、防災センターは628平方メートル。車庫棟は鉄骨造り平屋で483平方メートル。総工事費は22億円。 消防署棟は免震構造で、南側壁面に90平方メートルの太陽光発電パネルを設置した。消防署で使う照明の3分の1を点灯できる。出動準備室にはステンレス製の回転式防火衣ロッカーを備えた。仮眠室は個室30部屋。非常用発電設備は水害などの影響を受けないよう、2階に設置した。防災センターは入場無料で、消火作業や地震、火災時の煙などを体験できる。
山形市西部の消防防災拠点となる市消防署西崎出張所。最新式のステンレス製回転式ロッカーも整備された=山形市西崎
今後、敷地内に訓練塔を建設する予定。5年後には本署と同等レベルのはしご車などを整備、58人態勢の「西消防署(仮称)」とし、消防2署体制にする。 式では、市川昭男市長のあいさつの後にテープカット。引き続き参加者に施設を案内した。
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