'12/10/4
命名権取得で広島市と契約
広島市は3日、市文化交流会館ホール(中区)の命名権を取得した学校法人広島文化学園(安佐南区)と契約を結んだ。11月1日から、ホールの新たな名称は「広島文化学園HBGホール」になる。
市役所であった締結式で、松井一実市長と森元弘志理事長が契約書に署名。松井市長は「ホールを含めた会館全体が住民の宝として利用されることを願う」とあいさつ。森元理事長は「地域や社会に貢献する一助にしたい」と応えた。
新名称は大ホール(2001席)に限って使われる。契約金額は年1200万円、期間は2017年3月末までの4年5カ月間。
市は会館の修繕費用を捻出するため、10年1月に年3千万円以上、期間5年以上の条件で命名権購入を希望する企業を公募したが応募はなかった。今回は命名権の対象をホールに絞り、条件を緩和して募った。
【写真説明】契約書に署名する森元理事長(左)と松井市長