2012年10月 3日 (水)

誰かの意見よりもデータの確認

米製造業がV字回復…背景に超ドル安の維持

 製造業といえば「モノづくり日本」、「凋落するアメリカ」を連想しがちだが、神話と化した。半導体など、日本の衰退はめざましいのと対照的に米製造業は4年前のリーマン・ショック後の不況からV字型回復を遂げつつある。

 米国で製造業とは「メーン・ストリート」と称され、金融業の「ウォール・ストリート」と対比される。米国家経済上の基本テーマであり、歴代の政権は民主、共和を問わず、どちらか、あるいは両方に軸足を置いてきた。

 1980年代の共和党レーガン政権は前半が金融市場活性化、後半が製造業にシフトした。90年代の民主党クリントン政権は当初は日本産業たたき、後半はウォール・ストリート重視に転じた。2001年発足のブッシュ政権は当初、「メーン・ストリート」の復権を目指したが、9・11中枢同時テロに遭遇し、金融市場は大きく揺らいだ。そこで住宅ローン証券化商品乱発による住宅バブル創出で家計の消費需要を刺激し、モノの需要を拡大させると同時にウォール・ストリートを太らせた。

 リーマン直後に発足したオバマ政権は財政出動の成果を出せなかったが、大統領はこの1月の「一般教書」演説で製造業の復活を強調し、再選に向けた数少ない実績としてアピールしている。

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 だが、グラフを見てほしい。実のところ製造業回復はブッシュ前政権時代から始まっている。米国の自動車、電子・電機など耐久財の生産は02年以来、ドル安に呼応するように復調しているのだ。円、ユーロなど主要国通貨平均に対するドル相場はリーマン後いったん上昇したが、09年8月以降は再び下落したあと、ユーロ安の影響を受けて少し上昇して現在に至る。それでも、最近のドル相場の水準はリーマン前の最安値とほぼ同じである。

 ドル安をもたらすのは米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和政策である。ブッシュ政権の場合、FRBのグリーンスパン前議長による低金利政策だし、オバマ政権の場合はバーナンキ議長による量的緩和政策による。量的緩和により、FRBは現在までにドル資金をリーマン前の3倍まで発行している。その影響でドルの余剰資金が世界に流れ出し、発行量がほとんど伸びていない日本円の相場を押し上げ、超円高をもたらした

 オバマ政権は再選されると、製造業での雇用や中間層のてこ入れのためにますますドル安政策に傾斜していくだろう。ロムニー候補が勝利したとしても、歴代の共和党政権が踏襲したように、メーン・ストリート活性化のためにドル安政策を続けるに違いない。

 対照的に日本は、政府、日銀とも超円高を放置し、製造業の弱体化に無頓着である。民主、自民、公明の3党が円高・デフレを促進する増税で足並みをそろえ、野田政権は効果が不確かな「成長戦略」に自己満足だ。ドル安路線の米国に合わせるだけの脳天気ぶりだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20120914/inv1209140745001-n1.htm

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。量的緩和をしても投機マネーになると述べていた舌の根も乾かぬ内に量的緩和を再び叫び出す…。こういったポリシーも何も無いポジショントークが経済評論家やマスコミの経済評を色眼鏡でしか見れなくする元凶ですよね。

 以前の田村秀男の記事は過去のブログエントリー(マッチー頑張れ)でも書いていますよね。個人ブログがその場の感情だけで過去のエントリーと正反対の事を書く事が有るのは分かりますが、お金を取って書いているマスコミも同じという事なのでしょう。

 先ずは”誰かの意見よりもデータの確認”という事ですよね。最初はドル円の為替相場を見てみましょう。

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http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=USDJPY%3DX&ct=z&t=ay&q=l&l=off&z=m&c1=&c2=&c3=&c4=&bc=%E6%AF%94%E8%BC%83

 このように安倍内閣から福田内閣にかけて円安基調から円高基調に変わった事が分かります。次に日米・日中の貿易額のグラフを見てみましょう。

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http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5050.html

 このように小泉政権下で貿易額が逆転しましたよね。では、小泉政権下で何が経済的に有ったのかを調べてみましょう。

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http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/n_america/us/data/2007US-J_EconomicRelations.pdf

 このように2000年を境にして日本も米国もFTA(EPA)を結び始めていますよね。これは、何を意味しているかは明白です。米国の対日貿易赤字を解消する為に日本企業が現地生産に踏み切ったという事ですよね。

 さて、テロ組織の田村秀男は「米国の自動車、電子・電機など耐久財の生産は02年以来、ドル安に呼応するように復調しているのだ」と書いていますが、正しいですか?少なくともドル円の為替相場のチャートを見ると2005年~2007年の間は円安基調ですよね。

 ドル円相場と米国の製造業の関係は「ドル安に呼応するように復調」と言うのはデータ的に正しいとは言えませんよね。ハッキリ言えば田村秀男の妄想です。この程度の認識で経済評論家だとかマスコミの経済担当だと言うのですからお笑いです。

 さて、「FRBは現在までにドル資金をリーマン前の3倍まで発行している。その影響でドルの余剰資金が世界に流れ出し、発行量がほとんど伸びていない日本円の相場を押し上げ、超円高をもたらした」という部分を見てみましょう。

 もう一度ドル円のチャートを見て下さい。円高基調に変わったのは米国の量的緩和(QE)の前ですか後ですか?データから考えて田村秀男の言葉は正しいと言えますか?間違っていますか?

 確認するまでも有りませんよね。マネタリーベース(通貨の総発行量)が為替相場を決めると私達一般大衆に思い込ませたい勢力が嘘を吐いているのですよね。

 では何故、嘘を吐いてまで量的緩和(日銀買い取り)をしたいのでしょう?

 その方が嘘を吐いている勢力の利益になるからですよね。大昔から私達に事実ではなく嘘を吐く勢力は自分たちの利益の事しか考えていませんよね。では、続けて質問です。

 嘘を吐く勢力の利益と私達一般の日本国民の利益は同じですか?

 考える迄も有りませんよね。異なりますよね。私達は誰かの意見ではなくデータを見るように心掛けましょう。そして、嘘を吐くのは私達を騙す為なのだという事を覚えておきましょう。

 私のブログではデータを基にした事しか書いていません。そこに政治(一般論で分かる感情)的な事を加味して未来予測をしています。どうか私のブログをフル活用して下さい。データの出所はブログ上に出していますし、ブログ内の検索も出来るようになっていますからね。

 さて、ここから少し政治のお話です。量的緩和(日銀法改正)を叫んでいるのはテロ組織産経の田村秀男だけではありませんよね。維新(橋下関連)に行った竹中氏も叫んでいました。他には…。

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http://abesouri.com/menber.html

 この中では誰ですか?民主党応援団の屋山太郎に勝間和代ですよね。そして、三橋貴明です。つまり、屋山太郎や勝間和代と三橋貴明の経済政策は重なる部分が大きいと言えますよね。

 ちなみに勝間和代や屋山太郎と言えばTPP賛成でしたよね。どういう事だと考えられますか?安倍応援団は基本的にTPPに賛成の立場を表明している方々ばかりですよね。三宅久之も同類でした。では、対外的にTPP反対と今は叫んでいる三橋貴明や上念司 の立ち位置はどうなると考えられますか?

 その疑問の前に、もう一つの質問です。量的緩和(日銀買い取り)を行ってインフレになればインフレ対策が必要になりそうですよね。TPPはインフレ対策ですか?デフレ対策ですか?

 もう分かりますよね。今の量的緩和の大合唱をしている勢力はTPP推進勢力でも有るのだと私は考えます。順番として先にTPPなのか、それとも先に量的緩和なのかという違いだけです。

 そう考えてみると、全ての疑問が解消されますよね。そう言えば、テロ組織産経の田村秀男も量的緩和とTPPを叫んでいますよね。その田村秀男とマッチポンプでブログを書いていた三橋貴明の立ち位置は誰が考えてみても…。

 日本では全ての経済評論家が量的緩和を叫んでいるのではない事も確かです。(声は小さいですが…)次のような記事も出ています。

コラム:インフレ待望論の「危険な罠」=佐々木融氏

[東京 2日 ロイター] 今や世の中では、「デフレは諸悪の根源で、インフレになれば明るい未来が訪れる」という説が正しいと信じ込まれているようである。若者が定職を見つけるのが困難なのも正規雇用が増えないのもすべからくデフレのせいであり、インフレにさえなればこの苦しい状態から抜け出すことができると吹聴されている

しかし、待ってほしい。現在日本で行われているデフレ対策は、端的に言えば、日本銀行の積極的な金融緩和によって市場に資金を大量供給し貨幣価値を低下させることでインフレを引き起こすというものだ。しかし、そのような方法では、狙い通りインフレになったところで、資産家ばかりが喜ぶだけの結果にならないだろうか。そして、経済的に困窮している人々の状態は改善するどころか、さらに悪化するのではないかと危惧している。

また、インフレになれば給与が上昇し国民は幸せになれると説く人がいるが、名目の給与額がいくら増加しても、物価がそれ以上に上昇すれば、実質所得は低下し、労働者の購買力は低下、生活は今より貧しくなる。今どき、インフレ率以上に社員の給与を上げてくれる会社などそうそうないだろう。加えて、賃金上昇率はおそらく非正規雇用者の方が低く抑えられてしまうだろう。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE89104F20121002?sp=true

 このような意見も、やっと多くの方の目に触れるようになりましたよね。量的緩和を叫ぶ馬鹿(ユダヤの狗)は、データを自分自身で見れば誰にでも分かる事を嘘を吐いて印象操作で私達を惑わしているのですよね。

1.量的緩和で円安誘導出来る→小泉政権下では2005年まで円高に振れている
2.量的緩和で所得が増える→失われた20年と言う言葉と矛盾する
3.量的緩和で名目GDPが増える→名目GDPは増えなかった
4.デフレ期に量的緩和すればインフレになる→スタグフレーションの間違い

 もう全てのデータが揃っているのです。量的緩和は投機マネーにしかなりません。雇用が無い状態で貨幣を市場に大量に投入しても誰も設備投資はしませんからね。

 万が一、日銀の過去の量的緩和が不十分だと言う経済評論家が居たなら「ノーベル経済学者とは異なる意見なのですね?」と言って、根拠を聞いて下さい。これは、過去のブログエントリー(ジャロにいっじゃろ(量的緩和編))でも書いていますよね。

前原経財相就任で強まる日銀への緩和圧力、外債購入にも前向き (1)

 10月2日(ブルームバーグ):前原誠司国家戦略兼経済財政担当相は、日本銀行が消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率1%を目指していることに関し、厳しく注視して必要ならさらなる対応を促していく方針だ。日銀の外債購入も金融緩和を進めるための「有力な材料の一つ」と表明。前原氏の経済閣僚就任で、日銀に対する金融緩和圧力が強まることになりそうだ。

党政調会長として政府・日銀による金融政策の目標に関する協定(アコード)の締結や日銀の外債購入について言及してきた前原氏。民主党内で日銀法改正を求めている議員グループ「円高・欧州危機等対応研究会」会長の小沢鋭仁元環境相は前原氏について「リフレ派の政調会長」と指摘したほどだ。クレディ・スイス証券の白川浩道チーフエコノミストは、前原氏は金融緩和に極めて積極的だと指摘する。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MB7W6X6TTDSU01.html

 このような記事が出ています。今の量的緩和の大合唱をしている勢力(安倍応援団)と同じ事を述べていますよね。何が考えられますか?自民党と民主党で協力して日銀に圧力を加えようと考えているのが分かりますよね。

 どうか、過去のデータを自分自身で見て考えて頂ければと思います。今、日本が量的緩和に踏み切れば原油や穀物といったコモディティー(商品先物)価格が跳ね上がります。そうなれば世界的な経済の終焉です。解決には戦争しかなくなるのです。それだけは避けなければなりません。

 最後に余談となりますが、日本市場で日本人に嫌われる事をしているグーグルの事を書いたら…極端に”名目上のアクセス数”が減ったようです。朝鮮人を重用して日本人の顧客から敬遠された企業の末路はどうなるのでしょうね。

 韓国と日本のマーケット規模を考えれば朝鮮人の自己満足と日本人からの嫌悪感で、どちらを重視しなければならないのかは馬鹿にでも分かると思っていましたが…。

 ネット上で一旦、嫌悪感を多くの方に持たれたなら致命的ですよね。花王やフジテレビに対しての出来事は全ての企業に対して当てはまるのですから。特にライバル企業と競り合っているなら…。

 ブログ上で取り上げた変な翻訳に関しては修正をしてきたようですが、地図は簡単には修正できそうもないですよね。私のブログを検索画面から弾いても中身(情報)は拡散しますからね。それにしても…いつかは自分の本当のアクセス数を知りたいものです。2ちゃんねるに自分でURLを貼り付けて宣伝してみようかな…。

--------------------追記---------------------

 どうやら、本格的にグーグル(Google)には敵認定をされているようですね。

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http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%A7%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BD%99%E5%89%B0%E8%B3%87%E9%87%91%E3%81%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E6%B5%81%E3%82%8C%E5%87%BA%E3%81%97%E3%80%81%E7%99%BA%E8%A1%8C%E9%87%8F%E3%81%8C%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%86%86%E3%81%AE%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%82%92%E6%8A%BC%E3%81%97%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%80%81%E8%B6%85%E5%86%86%E9%AB%98%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%9F&rls=com.microsoft:ja:IE-ContextMenu&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7GGHP_jaJP492&redir_esc=&ei=AVZsULOxH-mTmQXLvoHoCg

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 これが、何を意味するかは誰にでも分かります。「グーグル検索では恣意的に検索結果を書き換えている」という事ですよね。地図の事だけなら、その部門だけが悪いと世間的に発表すれば済んだのですが、これでは「グーグルは会社ぐるみで不正を行う企業である」と白状しているようなものです。

 スマートフォンでも車載ナビでも検索エンジンでも…色々な企業と競合していますよね。個人情報の漏洩だとかで神経質になっている方も多いと聞いています。私のブログの影響が無ければ良いですよね。

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 こういった事ですから大丈夫だろうとは思いますが…。このような人気の無いブログを目の敵にする理由が分かりませんよね。私としては、大きな宣伝効果を持つので大歓迎です。今後も続けて貰いたいと思っています。

 ふと思い出した過去のブログエントリー(「魚拓」、「企業」、「掲示板」)ですが…ニフティーも関係しているのでしょうか…。アクセスを過去に振り分けるという事が出来るのはサイト運営しか思い浮かばないのですが…。

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 そうすると…朝鮮人は何所にでも出没するという事になりそうですよね。お金を取って顧客のアクセス数を不正操作しているとなれば刑事事件の可能性も高いのですが…。今までは只単に検索画面から弾き出されただけでしたが、今回の事はニフティーも絡んでいると考える方が妥当ですよね。

 ネット上のアクセス数やランキングというものが如何に恣意的に成されているのかが分かると思います。もし仮にニフティーから納得のいく解答が無ければ…どうしましょうか…。

2012年10月 1日 (月)

繰り返す歴史

韓国 国連委員会で日本名指し批判の方針

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は国連で旧日本軍の従軍慰安婦問題解決に向け、日本政府に対する圧力を強めていく方針だ。 

   政府は国連総会の基調演説で初めて慰安婦問題を取り上げたのに続き、3日から開かれる国連の第3委員会で「日本」と「慰安婦」に直接言及し、日本側の責任ある対応を要求する。政府当局者は1日、聯合ニュースの電話取材に対し、「主に人権・女性について協議する第3委員会では過去も直接言及することで慰安婦問題を強く提起してきた」とした上で、「今回も日本を強いトーンで圧迫していく」と話した。

   これに先立ち、韓国外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は28日、国連総会で演説を行い、「武力紛争下での女性に対する性暴力根絶問題」「戦時の性暴力」という表現で慰安婦問題を取り上げ、被害者の救済と賠償、加害者の処罰などを要求した。外交的な関係を考慮し、「日本」と「慰安婦」という単語は使用しなかったものの、日本に対し、慰安婦問題の「反省」と「責任ある対応」を求めた。

   韓国政府は第3委員会で「慰安婦問題に対する法的責任はなくすでに解決済み」とする日本側の主張の不当性を指摘し、日本の法的責任も本格的に提起する考えだ。また、今後も国際舞台で「普遍的人権」問題として慰安婦問題を取り上げ、国際世論に訴えながら日本に対する圧力を強めていく計画だ。

http://japanese.joins.com/article/505/160505.html?servcode=A00&sectcode=A10

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。歴史的な事実検証は他のブログが大量に有りますから、いつものように政治という側面で考えてみたいと思います。

 今の中国や韓国の態度に対して多くの一般日本国民が怒りを覚えていますよね。そこで、政治に何を求めるかは火を見るよりも明らかな状態です。誰もが強いリーダーを求めています。ほんの少しでも現実的な事を述べると「売国奴・腰抜け」と叫ばれます。必然的に政治家の言動もエスカレートしていきますよね。

 そこで、過去の新聞記事を見て下さい。

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 何が分かりますか?今の状況と重なりますよね。そう言えば「腰抜け東条、勝てる戦何故やらぬ」と煽っていたのは何所の新聞でしたっけ…。今見ると、下手なブログのアジテーション(扇動)と変わりませんよね。

 では、私達は何を考えるべきなのでしょうか?少なくとも戦前の馬鹿に煽られたような行動は慎むべきでしょう。その上で現実的な対応を考える事が大切ですよね。その時に、それぞれの政治家の立ち位置が見えてきます。

 以前のブログエントリー(嘘と吐いたモノの今後)でも書きましたが、橋下の発言が変わってきていますよね。彼の役割が変わったと書きました。そして、今の橋下の役割は殴られ役です。

尖閣・北方領土も「共同管理を」…橋下氏が提案

 橋下氏は23日には、竹島について「国際司法裁判所に訴えながら、共同管理に持ち込む路線にかじをきるべきだ」と発言している。

 この日、橋下氏は、政府が領土問題はないとする尖閣諸島について、「領土問題がないという(政府)答弁はやめた方がいい」として、北方領土とともにICJの利用を提案。「僕らの世代が前世代の解決できなかったことを裁判所に解決を求めていくステージにいくべきだ」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120928-OYT1T00225.htm?from=main4

橋下市長、竹島を「日韓の共同管理に持ち込め」

 橋下氏は討論会で、「北方領土と竹島については、(国際司法裁判所で他国から訴えられた場合に応じる義務が生じる)『義務的管轄権』の受諾を外交的に圧力をかけながら決着を付けるしかない」と指摘したうえで、「(日韓間の)根っこにある従軍慰安婦問題についてどこまで認めるかを韓国側としっかり議論し、(竹島の)共同管理という話に持っていくしかない」と述べた

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120923-OYT1T00495.htm

 今までのイケイケの発言からは信じられない変節ぶりですよね。誰が聞いても韓国や中国の広報にしか聞こえません。ちなみに橋下は弁護士(法律の専門家)ですよね。法律をねじ曲げて「従軍慰安婦問題についてどこまで認めるかを韓国側としっかり議論」等と言っているのは何故なのでしょうか?

橋下市長:「戦争の総括必要」中韓に配慮

 新党「日本維新の会」代表に就く橋下徹大阪市長は27日、中国や韓国との関係について「日本が過去に周辺諸国に迷惑を掛けたことは間違いない。中国や韓国に謝り続けたからいいじゃないか、お金を払ったからいいじゃないかというのは違う」と述べ、第二次大戦の総括が必要との認識を示した。

 同日の記者会見で靖国神社への参拝について問われた橋下氏は「先人に対する敬意も必要だが、戦争の総括をしないといけない」と指摘。弁護士としての経験から「被害者側は腹の中に恨みつらみが残る。加害者側が謝り続けたからいいじゃないかという態度は取れない」と述べ、中韓に配慮して参拝時期などを判断する考えを示した。

http://mainichi.jp/select/news/20120928k0000m010086000c.html

 凄いですよね。でも…知ってましたか?この橋下をヨイショして救世主のような扱いでブログで誉めちぎっていたのが今の熱狂的な安倍支持者の多くと被るのです。朝鮮人には選挙権を与えるべきだと橋下が述べていたのを何故か反対に橋下は外国人参政権反対だと言い張っていたのも同じ方々ですよね。

 彼らは自分自身で書いたブログの過去のエントリーがネット上に残っているという事を忘れているのでしょうか?私のように過去のブログエントリーを何度も取り上げる方は居ませんよね。

 何も完璧な事だけを述べて欲しいとは思っていません。私も間違いは多々起こします。ですが、間違えたなら少なくとも訂正をするという事は大切だと考えます。その時々の感情に任せて書き殴るだけなら、憂さ晴らしにはなっても信用を勝ち取る事は出来ませんからね。

 ちなみに私のブログ(ココログ)では私の書いたブログの中で検索が出来ます。

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 是非、使ってみて下さい。サイドバーの一番下に有ります。

 少し脱線していましたね。戻して今の政治に関しての話をしましょう。殴られ役は決まりましたが、問題は誰が殴るかという事です。当然ながら殴る役は支持率を伸ばしたい政治家や政党になりますよね。

“橋下新党”幹事長、前原発言に不快感!民主のようにはならない

 「大阪維新の会(維新)」の幹事長である大阪府の松井一郎知事は3日、民主党の前原誠司政調会長が維新の国政進出について「(維新代表の)橋下徹氏の人気に乗じて議席を獲ったらどうなるか」などと述べたことに、「今の民主党のようにはならないようやっていく」と反論し、前原発言に不快感を示した

 前原氏は2日の講演で、維新が結党する新党に現職国会議員が合流することに「維新の勢いを借りるような志の低い人たちが国会に残ってどうなるのか」と発言した。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120903/plt1209031535005-n1.htm

 さて、前原と橋下は仲が悪いのでしょうか?過去の橋下のツイッターを見てみましょう。とても仲が悪いとは言えませんよね。

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http://twitter.com/t_ishin/status/45051836528476162

 こういった事も有りましたよね。前原が外国人献金で辞任したのはいつでしたか?即座に反応していますよね。

前原外相が辞任、外国人献金で引責

2011年3月7日03時04分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110306-OYT1T00529.htm

 何が考えられますか?今の「日本が過去に周辺諸国に迷惑を掛けたことは間違いない」という橋下の発言と併せて考えてみると今の橋下と前原の政治論争は示し合わせた上での合意の上での発言だと考えるのが妥当ですよね。

 では、民主党の方針としては何が考えられますか?簡単ですよね。中国や韓国に対しての強硬な姿勢+橋下に対する反対という姿勢で選挙戦を戦う事になると考えられますよね。

前原国家戦略、田中真紀子文科相 3次改造内閣が午後発足

 留任するのは岡田克也副総理(59)、藤村修官房長官(62)と、沖縄県・尖閣諸島などの外交案件を抱える玄葉光一郎外相(48)、森本敏防衛相(71)。枝野幸男経済産業相(48)、平野達男復興相(58)、羽田雄一郎国土交通相(45)、郡司彰農相(62)も続投する。全体として参院議員は3人から4人に増える。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210010110.html

 このような記事が入っています。狙いは明白です。これに対する自民党が何をするかが問題になるでしょう。私は前回も述べましたが、未だ安倍新総裁を支持していません。ですからブログでは、これ以上の具体的な事は書かないでおこうかと思います。(自民党が負けると困るので、多少は…)

 政治とは表に出てくる事象だけで判断は出来ないと私は考えます。表に出てくる事象を鵜呑みにするのではなく、「何故、このタイミングで発言しているのだろう」と考える事から始まるのだと考えます。

 何度も述べますが、「この情報を流して得をするのは誰?」という事を考えながら出てくる記事を読むような習慣を付けたいですよね。(少し、性格が捻くれるという弊害が出ますが…)

 さて、今の政治状況は戦前と似通っていますよね。私達はマスコミを鵜呑みにするのは危険なのですよね。そして、気をつけなければならない事としてネットも色々な人間の思惑が反映されているという事です。以前にも出したグーグルの事を思い出して下さい。

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http://maps.google.co.jp/

 こういった事をするグーグルが本当に信用できますか?何よりもグーグルの地図では諸外国はカタカナで表示しているのに朝鮮だけハングル文字ですよね。日本人が使用するという前提では無い事が分かります。

 その朝鮮人が関与しているであろうネット上で人気が有るとされるブログは本当に日本人からの人気ですか?自分自身で考えてみましょう。少しだけ私のブログに対する嫌がらせへの嫌みも入っていますが…。

 そう言えば中国の反日デモで何故か「サムスンに学べ」という垂れ幕も出てきましたね。

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 結局はサムスンも焼き討ちにあいましたね。

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 朝鮮人の末路は、いつも同じです。その朝鮮人を利用しているつもりの方々も同じ末路を辿るでしょう。

2012年9月29日 (土)

カツカレー

「カツカレー」突然ブーム 安倍新総裁「3500円」が火をつけた

「安倍さんは庶民感覚がないと叩きはじめた」と怒る

   自民総裁選が行われた2012年9月26日午後、テレビ各局は各候補者の投票直前の様子を伝えた。注目したのは、その日の昼食だ。有力候補とされた安倍氏や石破茂前政調会長が、都内のホテルで選んだ食事はカツカレーだった。選挙に「勝つ」ための験担ぎの意味が込められている。

   安倍氏は支持者を前にした出陣式で、「私も今日はカツカレーだと思って、この1か月はカツカレーを食べずにとっておきました」とお腹をさすりながら、リラックスした表情で語りかけた。2007年9月、体調不良を理由に首相を辞任した過去がつきまとうだけに、健康をアピールするためか豪快にカレーをほおばってみせた。

   このカツカレーの値段について、毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」の中で、現場リポーターがこう伝えた。

「通常のカレーだけで3500円、カツを乗せると特別オーダーでもっと高くなるそうです」

   リポーターが「種明かし」をする前に、スタジオのコメンテーターに値段を当てるよう促していた。誰も当てられずに「皆さん庶民ですね」と返したためか、ツイッター上では「安倍さんは庶民感覚がない、と叩きはじめた」などと怒る書き込みが増えた。その後リポーター本人が「ひと言も批判していません」と釈明している。

   とはいえ「3500円カレー」のインパクトが強かったのか、カツカレーはツイッター上を賑わし続ける。値段に関する驚きだけでなく、「今日はカツカレー食べたい」といった何気ないつぶやきやカレーの写真が投稿されていった。とんかつ専門店のアカウントは一気に注目度が高まり、「NAVERまとめ」には「安倍さんの3500円カツカレーと、庶民も楽しめるカツカレーの名店マップ」が登場。26日夕方から夜にかけて、ヤフーやツイッターのトレンドワードでトップに躍り出ている。

http://www.j-cast.com/2012/09/27147982.html

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。自分でも少しミーハーな所が有ると思いますが…。では、最初のツイッターのつぶやきを拾ってみましょう。

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http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%AE%89%E5%80%8D+%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC&gm=w&rkf=1&ei=UTF-8&guts=1348898533&lts=1348635600&uts=1348642800&gd=1

 このリアルタイム検索機能を使えば誰が最初に「安倍・カツカレー」で呟いたのかが分かります。「マスコミのネガキャン」だと言い始めたのは誰なのでしょうね。調べ方は大震災の時(中国人が暴れていると嘘を吐いて騒いだ馬鹿が居ましたよね)と同じです。

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 最初は誰も報道を非難していませんよね。体調を心配したりしていたのが変わったのがこの瞬間からです。では、実際の番組を見てみましょう。今は本当に便利ですよね。

 どうでしょうか?お昼のワイドショウーでは芸能人等のファッションや食事の値段は普通に興味の対象として報道しますよね。際だった変更報道だったと言えるでしょうか?私には政治家を芸能人と同じに報道したという事以外は感じられませんでした。

 つまり「マスコミのネガキャン」だというレッテルを貼りたい誰かが意図的にツイッターで流しているという事ですよね。誰が流していると考えられますか?

 確実に「安倍対マスコミ」の構図を作りたい意図を持った誰かですよね。では、このツイッターを流す事で得をするのは誰でしょう?情報戦で最も根本的な事ですよね。

 今、私が最も危惧しているのがネットの規制です。(私のブログは既にグーグルの規制に掛かっているようですが…使っている記事のコピペで検索を掛けると直ぐに分かります。)誰もが自由な情報発信を出来る事がネットの強みなのです。

 今の安倍支持者の言動を見て下さい。大義名分をちらつかせて個人攻撃(マスコミは個人とは言えませんが…)するのは私達一般人が今まで敵側から受けてきた事と同じですよね。

 この風潮が続けば「冗談も言えない」という事になります。マスコミが朝鮮人からの大量の”抗議”を受けて自主規制したのと同じ事がネット上でも起こるのは目に見えています。

 どうも、今の熱狂的な安倍支持者とマスコミに対しての朝鮮人等の行動がダブるのです。

 安倍氏に対しての批判を許さないという風潮は極めて危険です。事実を持って批判する事まで封じ込められてしまえば日本に未来は無いと思います。私は未だ安倍氏を支持しません。結果を出して始めて支持できるようになるのです。結果を出せない自民党総裁は不要だと言うよりも邪魔なだけです。

 前もって敵側の狙い(特別な場所)に関しては注意喚起をしていたつもりでしたが、結果的に私は情報戦で負けたという事です。安倍陣営の勉強会発足に谷垣氏の不出馬、解散総選挙が遠退いていますよね。ですが、今後も負けるとは決まっていません。自分に出来る事をするだけです。

 敵側の狙いは簡単に分かりますよね。根拠無し、又は捏造データでの官僚批判です。これに関しては過去のブログエントリー(孤独の肖像)でも書いていましたよね。私達は賢くならなければならないのです。

 何も難しい本を読んだりして知識を貯め込む必要は有りません。私達は最強の武器である一般常識を持っているのですから。自分自身で考えるだけです。

内閣改造の規模や陣容 具体的検討へ

野田総理大臣は、内閣機能を強化するため、来月1日にも内閣改造に踏み切る意向で、28日に民主党の輿石幹事長と会談するなど、内閣改造の規模や陣容について具体的な検討に入ることにしています。

また、野田総理大臣は、国民新党の自見代表と会談し、連立政権を維持することを正式に確認することにしており、自見代表は、今月10日に死去した松下郵政民営化・金融担当大臣の後任を、引き続き国民新党から起用するよう要請する方針です。

また、民主党内では、野田総理大臣の再選を支持した議員が、執行部から外れた前原政策調査会長らの起用を求める一方、挙党態勢の確立のために野田政権に批判的な議員も政府内に入れるよう求める意見も出ており、野田総理大臣は、こうした党内の状況も踏まえ、検討を進めることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120928/k10015347221000.html

 こういった記事も出ています。狙いは補選ですよね。この結果で政界は大きく動きます。民主党からの離党を考えている議員も、この補選の結果を待っているのでしょう。此処で、安倍氏の真価が問われます。

--------------------追記---------------------

 キリスト教徒ではないですが…何となく…。

ヨハネの黙示録

第13章

13:1わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。 13:2わたしの見たこの獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。 13:3その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、 13:4また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。 13:5この獣には、また、大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた。 13:6そこで、彼は口を開いて神を汚し、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちとを汚した。 13:7そして彼は、聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、さらに、すべての部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。 13:8地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝むであろう。 13:9耳のある者は、聞くがよい。 13:10とりこになるべき者は、とりこになっていく。つるぎで殺す者は、自らもつるぎで殺されねばならない。ここに、聖徒たちの忍耐と信仰とがある。

13:11わたしはまた、ほかの獣が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。 13:12そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。 13:13また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。 13:14さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ、つるぎの傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。 13:15それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。 13:16また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、 13:17この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。 13:18ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。

第17章

17:1それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。 17:2地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。 17:3御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。 17:4この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、 17:5その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。 17:6わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。

この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。 17:7すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。 17:8あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。 17:9ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。 17:10そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。 17:11昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。 17:12あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。 17:13彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。 17:14彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。

17:15御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。 17:16あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。 17:17神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。 17:18あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。

第18章

18:1この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。 18:2彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。 18:3すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。

18:4わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。 18:5彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。 18:6彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。 18:7彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。 18:8それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。 18:9彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、 18:10彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。 18:11また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむもはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。 18:12その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、 18:13肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。 18:14おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。 18:15これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、 18:16『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。 18:17これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、 18:18彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。 18:19彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。 18:20天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。

18:21すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。 18:22また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。 18:23また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、 18:24また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。 

http://bible.salterrae.net/kougo/html/revelation.html

 何となく…。たまにはオカルトブログらしい事も…。

2012年9月27日 (木)

様子見

選挙:衆院選・鹿児島3区補選 国民新党・野間氏、正式出馬 「死去の松下氏の志継ぐ」 /鹿児島

 民主、自民両党首選後、初めての国政選挙になるとみられ、解散総選挙の前哨戦とも目される補選。推薦を決めた民主党も、連立パートナーの国民新党を全面的に支援する構えだ。樽床氏は「タッグを組んで全力で取り組みたい」と話した。

 補選には、自民前職の宮路和明氏(71)と共産新人の大倉野由美子氏(62)も出馬の準備を進めている。【村尾哲】

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120920ddlk46010535000c2.html

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。自民党は人事を巡って激しい駆け引きが続いていると思われますが、どのような人事をしても不満は残ります。その不満を解消し、自民党を団結させるには結果が必要なのです。

 自民党の今後を占う大きな補選が有りますよね。表だって動きが出てくるのは、この結果を見てからでしょう。前総裁の谷垣氏の下で、常勝無敗の最強政党に変わった自民党が、この補選を落とすような事になれば一気に安倍体制が崩壊する事も考えられます。恐らくはキーマンも表だって動き始めるでしょう。

 マスコミの支援を受けた最強と言われていた維新との直接対決が山口の県知事選挙でした。谷垣体制では勝利しましたが、今回の補選はどうなるのでしょうね。勝利が当たり前という雰囲気の中での選挙で当たり前のように勝つ事が、どれ程難しいかは誰もが知っていると思われます。

 自民党史上最強を誇った谷垣氏を交代させて自民党総裁になったのです。言い訳は誰も聞く耳を持たないと思われます。自民党関係者で今の安倍体制に不満の有る方も今は、この補選の結果を待つべきでしょう。結果次第では解散総選挙前に自民党が割れる可能性も有りますが…。私も、この結果を待ちたいと思います。

 私が今の安倍氏を多くの方が言っているような保守政治家だと信じ切れないのは何故なのかを考えてみました。結論としては、言葉と行動が乖離している事だろうと考えます。

 これは、靖国参拝や河野談話等の事を述べているのでは有りません。諸外国との関係で国益を重視すれば持論を引っ込める事も必要な時が有りますからね。私が重視するのは、もっと根本的な事です。仲間の為に働く、仲間を守るという事です。此処で言う仲間とは自民党という事ですよね。

自公推薦の山本氏が当選確実

2012.7.29 20:29

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120729/elc12072920310001-n1.htm

 自民党が維新(橋下関連)を破ったのが7月末でしたよね。「さ~、一致結束して解散に追い込もう」という時に…

安倍氏が派閥横断の勉強会 自民総裁選へ50人出席

 自民党の安倍晋三元首相(57)は5日、総裁選出馬に向け、派閥横断の支持議員による「新経済成長戦略勉強会」を党本部で立ち上げた。50人近くが出席した。石原伸晃幹事長(55)を支持する中堅・若手議員は7日に出馬要請する方針を決めた。石破茂前政調会長(55)は、10日に支持議員からの出馬要請を受け立候補を表明する方針を固めた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209050166.html

 これで、総裁選には出る気が無かったと考えるヒトは居ません。つまり、谷垣体制に対してNOと態度で示しているのですよね。

谷垣氏が不出馬表明

2012.9.10 12:11

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120910/stt12091011350004-n1.htm

 そして、谷垣氏の不出馬です。時系列で事実のみを列挙すれば分かりますが、本当に保守の態度でしょうか?私の考える保守と政治家の考える保守とは違うという事なのでしょうか?少なくとも私と安倍氏の考える保守は異なる事が分かります。

 私は保守政治家とは正々堂々と戦い、仲間を大切にする事だと考えます。自分の欲望よりも仲間や国家の事を考える政治家を保守政治家だと言うのではないでしょうか?政治の世界では駆け引きも大切ですが、それは敵に対してのモノだと私は考えます。

 確かに推薦人さえ集まれば誰もが総裁選に立候補出来ます。しかし、常勝無敗の自民党を作り上げた谷垣氏を押しのけてまで総裁になったのです。これで補選に負けたなら自民党は割れる可能性が高くなりますよね。

 つまり、安倍氏は総裁選の告示前から既に敵に填め込まれていたと私は考えます。敵にしてみれば選挙戦で無類の強さを誇る谷垣氏は驚異ですからね。何とか自民党を瓦解させたいと考えるのは当然でしょう。

 そうなったなら、誰が一番得をしますか?民主党などの朝鮮(外国)勢力ですよね。逆に誰が損をしますか?私達一般の日本国民ですよね。今回の補選は政治生命を掛けてでも勝って貰わなければなりません。

 マスコミのネガティブキャンペーンは言い訳にならない事は谷垣氏が証明しています。ハードルはかなり高いと思われますが、安倍氏に超えられるのかお手並み拝見でしょう。

 もう一つ、安倍氏に関して気になる事は支持者の言動です。アンチ安倍と同じ位に先鋭化して危険だと私は考えます。「安倍氏こそが保守本流で異なる意見はリベラルだ」と決めつけた言動に振り回されてしまえば舵取りを誤りそうです。

 最も私が危険視しているのは、三橋貴明のようなインチキ経済評論家の言葉を信じている事です。数値データで具体的に考えるようにして貰いたいと思います。そう言えば、有名所の評論家(政治も経済も)が挙って安倍支持を述べていましたよね。

 しかも、他の政治家には見られない事ですが、中国との関係ではデマも流れましたよね。(中国が安倍氏に屈服していたというヤツです)事実を持って安倍支持を訴えるのは正当な行為だと私も思いますが、デマを流すのは他に理由が考えられますからね。

自民強硬に・重大な影響…中国、安倍氏けん制

 26日に自民党新総裁に選出された安倍晋三元首相について、中韓両国は「タカ派」「右翼」などとして警戒感をあらわにしている。

 米国では、安倍氏が首相に返り咲いた場合、東アジア情勢の不安定化を懸念する声が出ている。

 中国外務省の洪磊ホンレイ副報道局長は26日の定例記者会見で、安倍氏の総裁選出について、「日本の内政(問題)」として論評を避けた。だが、安倍氏に対する見方を問われると、「中日関係は今、大変厳しい局面にある。すべては日本が中国の強烈な反対を顧みず、釣魚島(尖閣諸島の中国名)を購入したためだ」と述べた。総裁選で尖閣諸島や離島防衛を念頭に、自衛隊の新部隊創設を掲げた安倍氏をけん制する意図は明らかだ。

 靖国神社参拝を巡り、小泉政権下で冷え込んだ日中関係を好転させたのは、安倍氏だった。2006年9月に首相就任後、最初に中国を訪問し、胡錦濤フージンタオ国家主席と戦略的互恵関係を目指すことで一致。靖国神社参拝への態度をあいまいにすることで、こじれた関係を修復させた

 だが、「タカ派」の政治家と認識されており、警戒感も根強い。中国中央テレビの評論員は26日、中国版ツイッター「微博」で、「安倍氏のタカ派の姿勢は、総選挙を前に自民党を引き続き強硬な方向に向かわせるだろう。安倍氏が首相になれば、中日関係に重大な影響を与える」と指摘した。(北京 牧野田亨)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120927-OYT1T00292.htm

 いつも「小泉政権下で冷え込んだ日中関係」と書かれますが、経済界では小泉政権下で中国依存・中国の日本依存がが進んだのですよね。(小泉政権は2001年~2006年)これは、貿易データが示しています。(米中の貿易額が逆転したのも小泉政権下ですよね)

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http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5050.html

 つまり、「靖国神社参拝への態度をあいまいにすることで、こじれた関係を修復させた」というのは経済面で必要であったのか不要であったのかを問われれば不要であったとしか言えません。これが、データが示す結論です。

 そう言えば、TPPに関して賛成の立場の評論家が安倍支持を表明しているのは何故なのかも気になります。期待が大きければ裏切られたと感じた時の失望感も比例して大きくなるモノです。安倍総裁には心して舵取りをして貰いたいと思います。

 では、安倍体制をどのようにすれば最も不満を解消できるのかと言えば、石破氏を執行部の要職に就けて安倍・石破体制として補選を戦う事でしょう。それでも負けたなら…谷垣氏に土下座でもして代わって貰うしか有りませんね。

 ともかく、今の安倍体制に不満の有る方も補選の結果を待ちましょう。今から騒げば敗戦した時に責任転嫁されてしまいますからね。そして、補選で勝利したなら解散総選挙を安倍体制で共に戦う覚悟をしましょう

 いつも思うのは何故、森元総理も麻生元総理も安倍氏に甘いのかという事です。政策立案能力で言えば今回の候補者の中では林氏が断トツでしょう。党内での纏め役なら町村氏ですし、今回の行動から信義ではありませんよね。信念の強さで言えば良いか悪いかは別にして他にも大勢居ますよね。

 そう考えると、いつも不思議で仕方が無いのです。何が彼らをして安倍氏に魅力を感じさせるのか…。もうこうなると、政策やデータではなくオカルトの世界です。いつか私にも分かる時が来るのでしょうか…。

2012年9月26日 (水)

パンドラの箱

新総裁に安倍氏 決選で石破氏を逆転

 自民党総裁選は26日行われ、安倍晋三元首相が新総裁に選出された。国会議員票と党員票の合計で行われた1回目の投票では、過半数を得た候補者がおらず、1位の石破茂前政調会長と2位の安倍氏との間で、国会議員による決選投票が行われた。その結果、安倍氏が108票を獲得し、石破氏の89票を上回り、逆転勝利した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120926/stt12092614210009-n1.htm

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。私は谷垣体制の間に解散が有ると予想していたのですが、見事に外れてしまいました。申し訳ありません。一番の原因は町村氏の総裁選途中での病気だと考えられます。そこで、大きく方針転換が有ったのではないかと考えます。

 新たに安倍体制が敷かれると思われますが、課題は山積しています。

1.党員票と議員票との乖離
2.解散総選挙への展望
3.経済対策・復興対策

 これらが大きくクローズアップされるでしょう。特に党員票で倍の差を付けられた事で石破氏に対する処遇も大きく報じられるでしょう。問題は石破氏が納得しない場合です。

 その場合は自民党を離党して民主党の反野田連合と合流する事が考えられます。その時に第三局として政界再編が進むでしょう。民主党ブランドでは勝てないと思った民主党の反主流派や改革勢力(みんなの党・維新)が大挙して合流すればマスコミ主導で今の橋下の地位を石破氏が受け継ぐことになりそうです。

 石破新党が立ち上がれば、解散をマスコミも煽り始めると考えられます。石破氏が自民党に残るにしろ離党するにしろ、今後は目が離せないと思われます。

 さて、今回のブログエントリーの題名にもしたパンドラの箱ですが、最後には希望が残っていたとされていますよね。希望とは今回の事では麻生元総理の事になるかと思われます。

 安倍候補が勝利した事により麻生元総理の再登板の芽が残されました。そして、経済政策でも麻生元総理の意向が大きく反映される事になるでしょう。つまり、量的緩和(日銀法改正)に関してはまだ阻止の望みが有ると考えられます。

 その時に三橋貴明や高橋洋一といったインチキ経済評論家が何を言い出すのかも注目ですよね。

日米の最近の金融緩和、世界的な通貨戦争を助長=ブラジル財務相

 [ロンドン 21日 ロイター] ブラジルのマンテガ財務相は、日米中央銀行による最近の金融緩和について、他国に同様の政策を促し、世界的な通貨戦争の悪化を招くとの見解を示した

 同相は、英誌エコノミスト主催の会議で、「通貨戦争は重要な国々で行われている。米連邦準備理事会(FRB)が打ち出した量的緩和(QE)はこれを助長している」と指摘。「米QEを受け、日銀がすでに追加緩和を決定しており、円安に向けた措置が講じられる見通しだ」と語った。

 さらに「他国も追随することから(日米の動きは)通貨戦争を助長する。他国が、そうした動きから自国を守ろうとするのは無理のないことだ」と述べた。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK820483420120921

 このような記事も出ています。ロシアに関しても記事が出ていましたよね。

ルーブルは堅調、QE3受けた原油高がサポート=新興国為替

 9月10-14日の外国為替市場でルーブル・円は堅調に推移した。13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でQE3(量的金融緩和第3弾)実施が表明されると投資家のリスク許容度改善でルーブル買い・円売りが優勢に。また、緩和マネーが商品(コモディディ)市場に流れ込むとの見方からNY原油先物価格が上昇基調を強め、1バレル=100ドルを視野に入れた値動きとなる中、産油国ロシアのルーブルが買われやすかった。

 債券市場では、13日にロシア中央銀行がインフレ抑制を目指し、据え置きの市場予想に反して政策金利を0.25%引き上げ、債券売りが優勢となった。ドル建て10年債利回りは週初の3.05%から3.14%に上昇して越週した。

http://www.emeye.jp/disp%2FRUS%2F2012%2F0918%2Fstockname_0918_021%2F0%2F1/

 誰にでも分かる事が「緩和マネーが商品(コモディディ)市場に流れ込む」という事ですよね。今の日本で量的緩和を行えば英国と同じ事が起きるでしょう。経済学とは数値を扱う学問だと私は考えます。数値データを無視した事を叫ぶのは単なるカルトか利益誘導ですよね。

 さて谷垣氏を追い出した安倍氏ですが、次のような記事が出ています。

情報BOX:安倍自民新総裁の主な政策

 [東京 26日 ロイター] 26日に行われた自民党総裁選で選出された安倍晋三元新総裁のテーマごとの政策は以下のとおり。

 ●財政・金融政策・円高是正

 1日も早いデフレ脱却と成長力底上げによる所得向上・雇用創出。政府と日銀が協力して大胆な金融政策などデフレ脱却のための政策を総動員。2─3%の緩やかで安定的なインフレを達成。

 円高を是正し、経済を成長させていく。「日本経済再生本部」を創設し、新たな成長戦略を策定。

 ●一体改革・3党合意、特例公債法案

 3党合意は進めていくのは当然。消費税に軽減税率を導入、社会保障制度を確立。

 まず選挙をやってから国民会議をやる。

 消費税引き上げ時期を間違えると、結果として経済の腰を折る。デフレが続いている間は、上げるべきではない。

 ●外交・安保、日中関係

 日米同盟強化など外交・総合安全保障の確立。

 大事なのは日米同盟の強化。集団的自衛権を認めていく。その上で中国と戦略的互恵関係にしていく

 排他的経済水域、12海里には断固として入れない、この意思を中国政府に伝えるべき。

 ●環太平洋連携協定(TPP)

 経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)の推進による地域づくり。TPPの「聖域なき関税撤廃」に反対

http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201209260102.html

 未だに「2─3%の緩やかで安定的なインフレ」とインフレターゲットを叫んでいますが、今現在、何所の国がインフレターゲット政策で成功していると考えているのでしょうね。これは、竹中氏も述べている経済政策でも有りますよね。

竹中元経財相:日銀は1-3%の物価目標導入を-震災後インフレ懸念

 4月8日(ブルームバーグ):元経済財政政策担当相の竹中平蔵慶応義塾大学教授は、東日本大震災後の物資不足や円安進行によってインフレ懸念が高まることを背景に、政府・日銀は1-3%程度の物価目標を導入すべきだとの認識を示した。また、日銀は市場から国債を購入することでマネーストック(通貨の総量)を増やす必要があると述べた。インタビューは7日行った。

日銀は国債を買って現金出すのが基本

 竹中氏は、日銀がこれまで実施した金融緩和政策について「当座預金を増やすことはしたが、キャッシュを増やすことはしていない。トータルとしての量はかなり不十分だ。それがデフレの要因となってきた」と批判。その上で「日銀が公開市場操作によって国債を買い、現金を出していくことが基本だ」と強調した。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LJ9PUR0UQVI901.html

 もう分かるかと思いますが、竹中氏(維新の顧問)と三橋貴明や高橋洋一の唱えている経済政策は同じなのです。まだ竹中氏は自民党総裁選等で政治に口出しをしない分だけ良心的なのかも知れませんね。

 マネーストックとマネタリーベースを同一視しているようですが、日銀買い取りを行ってもマネーストックは大幅には増えません。マネタリーベースが増えるだけです。そして、投資先の無い日本から海外へとマネーが流れたなら、マネーストックは増えるどころか反対に減る事も考えられます。

 恐らくは中国や韓国は、これを狙っていると考えられます。その狙いを達成する為の安倍候補の応援なのだろうと私は考えます。

12月マネーストックM3は過去最大の伸び、東北など預金増

[東京 13日 ロイター] 日銀が13日午前8時50分に発表した12月のマネーストック(M2)は前年比3.1%増(11月同3.0%増)となった。M3は前年比2.6%増(同2.5%増)と4年7カ月連続で増加し、伸び幅は2004年4月の統計開始以降で最大となった。東北を中心とした個人預金拡大などが寄与したもよう。

広義流動性は前年比0.4%増(同0.3%増)だった。

M3の内訳は現金通貨が前年比2.3%増、預金通貨が5.7%増。預金通貨は9カ月連続で5%台の高い伸びを続けている。公表済みの11月の都道府県別預金は全国平均で前年比3.2%増であったのに対して東北地方は同8.0%増となっており、被災地を中心に義援金などを背景とした預金増加が背景にあるとみられる。もっとも日銀では全国的にも法人・個人ともに預金の増加傾向が続いていると指摘する。

定期預金など準通貨は前年比0.4%増と4カ月連続で増加、一方譲渡性預金(CD)は同0.4%減と5カ月連続で減少した。

広義流動性に含まれる金銭の信託は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の取り崩しで前年比4.1%減、国債は同26.9%減だった

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE80C00R20120113

 こういった記事も出ていました。マネーストックが増えるのは確かに経済では良いとされますが、「日銀では全国的にも法人・個人ともに預金の増加傾向が続いていると指摘」と出ていますよね。そして、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の取り崩しで前年比4.1%減、国債は同26.9%減」とも出ています。

 何が考えられますか?投資を控えて預貯金にシフトしているという事ですよね。「一方譲渡性預金(CD)は同0.4%減と5カ月連続で減少」からも分かりますよね。

 そのような日本経済で量的緩和(日銀買い取り)をすれば、何が起きると考えられますか?預貯金が増えて、原油や穀物と言った先物への投機資金に流れるだけですよね。その結果は何が待っていますか?

 過度なインフレですよね。デフレ経済下でのインフレとは何を意味していますか?スタグフレーションですよね。何が私達の身に起こるかを知りたければ韓国を見れば分かります。給料が減って物価が上昇すれば、ますます消費が落ち込みますよね。

 何度も述べていますが、デフレ脱却には雇用先の確保が最優先なのです。そして、金融緩和に関しては多くの方(企業も含む)が「モノを買ってみよう・設備投資をした方が儲かる」と思えるようになってからなのです。

 さて、今後の日本の政界の動きですが…ハッキリ言えば読めません。中国や韓国等のユダヤ勢力にしてみれば、安倍氏が民主党と政策協議をして日銀法の改正をする事を望むでしょう。しかし、麻生元総理が気付いていないとは思われません。

 参院での問責が可決している事から、早期の解散は確定していると考えられますが…自民党の党員票が石破氏を支持している事が如実に示されましたから、解散総選挙での自民党の大勝(絶対安定多数)は望めないと思われます。(安倍カラーは敬遠されていると考えられます)

 キーマンはやはり安倍氏ではなく石破氏になるでしょう。彼の動きで政界の動きも決まると考えられます。

 最後に、パンドラの箱の話には別の解釈も有りましたよね。そうならない事だけを願っています。

--------------------追記---------------------

 もう一つブログで間違いを書いていました。それは、次の部分です。

 このようなインチキ記事まで出して安倍候補の応援をしています。「日銀の外債購入は、需給関係で為替に直接効果があるばかりか、日銀のマネタリーベースの増加になり」と書いていますが、外債(外国の債券)を購入すれば日本からマネーが海外に流失します。つまり、マネタリーベースは減るのです。

http://sanpoukojin.cocolog-nifty.com/mainblog/2012/09/post-8a6d.html

 マネーストックとマネタリーベースは、よくごちゃ混ぜになってしまいます。マネタリーベースとは通貨の総発行量ですから、中央銀行等が古い紙幣などを処分しない限りは減りませんよね。つい、釣られてマネーストックの事を書いてしまいました。申し訳有りません。

 正確には、「外債を購入してもマネタリーベースは変化しません」ですよね。減るのはマネーストックです。ついでに書きますが、外債購入が為替に直接影響が有るのではなく因果関係が逆になりますよね。

 これは、為替介入をして積み上げたドルの使い道が無くて米国債を買う事を考えれば分かるかと思います。次のような記事も出ています。

米国債保有高、日本が中国を逆転か

 米財務省が21日明らかにしたところによると、7月末現在で日本の米国債保有高(政府・民間の合計)は前月比70億ドル増の1兆1171億ドル(約87兆円)で過去最高を更新した。一方、中国による米国債保有高は26億ドル増の1兆1496億ドル(約90兆円)だった。

 ブルームバーグ通信は「このまま推移すれば、日本が今年末に米国債保有高で中国を抜く可能性が高い」と予測した。中国の米国債保有高は昨年7月をピークに減り続けており、1年間で1650億ドル(約13兆円)減少した。同じ期間に日本の米国債保有高は2320億ドル(約18兆円)増えた。

 金融業界関係者は「日本は輸出の障害となる円高に対処するため、ドルを大量に買っており、その相当数をドル建ての米国債に投資している。一方、中国は景気が低迷し、人民元安の兆候が見られるため、ドル買いの必要性が低下した状況だ」と述べた。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/24/2012092400644.html

 こういった記事からも分かりますよね。為替介入をして自国内で使えない外貨を運用する為に外債を購入するのです。欧米の金融危機が叫ばれている中ではドイツ国債と米国債が最も信頼できる投資先ですから、増えるのは悪い事では無いと私は考えます。

2012年9月25日 (火)

嘘と吐いたモノの今後

野田首相「慰安婦問題は法的に終わった、追加補償はない」

日本の野田佳彦首相が韓国の日本軍慰安婦に追加補償する計画はないと明らかにした。韓国メディアが24日に伝えた。

  報道によると野田首相は23日に米ウォールストリートジャーナルとのインタビューで、「その問題(慰安婦追加補償問題)はすでに終わった」として韓国政府に謝罪や賠償をするつもりはないと明らかにした。また、従軍慰安婦に対する日本の補償が足りないという韓国内の批判に対し、「これは良心的な日本人たちの感情を害する不幸なこと」と主張した。

  野田首相は今週始まる国連総会に出席し領有権問題を解決するにあたって「法治主義」を強調する予定だ。日本政府はこれと関連して特定の国には言及しないとみられると同紙は伝えた。

http://japanese.joins.com/article/073/160073.html

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。自民党の総裁選挙の方も終盤ですよね。それぞれの候補の支持者が、どういった方々なのかも多くの方が目の当たりにしてきたでしょう。

 少し脱線しますが、私のブログ(ココログ)がグーグル検索に戻ってきましたよね。どうやら完全にシャットアウトしてしまうよりもアクセス数を削って人気が無いというような工作をする方向になったと考えられます。

 まだ1日は完全にシャットアウトするのか最初からアクセス数を削るだけになるのかは分かりませんが、多くの方が私のブログを読んで下さっているからこその事でしょう。本当にありがたい事です。

 自分のブログからのトラックバックは正常に動いていますが、ココログの方もコピーブログの方も把握しているからアクセス数の操作は出来るという事なのかも知れませんね。

 是非とも、多くの方が私のブログにトラックバックを送って確かめて頂ければと思います。特に商売をなさっている方は宣伝を兼ねて私のブログを使ってみて下さい。特に挨拶も必要有りません。また、私と同意見の方も異なる意見の方もトラックバックを送ってみて下さい。折角のブログでの主張も多くの方に見て貰って初めて生きてくると私は考えていますから。

 トラックバックが正常に動くなら、送って下さった方の宣伝にもなり、私も理不尽なアクセス操作に対抗できます。どちらか一方だけの利益になる訳では有りません。本来のネットの使い方とは昔ながらの商売の仕方と同じなのではないかと私は考えるのです。

 「お互い様」という言葉が有りますよね。誰かを利用するだけの関係は結局は長続きしません。両者が納得して初めて良好な関係が維持できるのだろうと考えます。一方的に相手にだけ利益が有るような事を言えば、多くの方は「何か裏が有るのだろう?」と考えます。逆に自分にだけ利益が有るなら、誰も私の事を見向きもしないでしょう。

 私にはネットを使った夢が有ります。過去のブログエントリー(私には夢が有る)でも書きましたよね。

 問題は、正常にトラックバックが動かない場合です。この時はニフティーさん(ココログの管理者)の出番ですよね。

 では、話を戻しますね。記事には「「その問題(慰安婦追加補償問題)はすでに終わった」として韓国政府に謝罪や賠償をするつもりはないと明らかにした」と有ります。何だか随分と民団からの選挙協力を受けている民主党とは思えない言葉ですよね。

 対照的なのが次の記事ですよね。

橋下大阪市長、「竹島の韓日共同管理」主張

日本政界に「独島(ドクト、日本名・竹島)韓日共同管理論」が出てきた。新党「日本維新の会」の代表就任が内定している橋下徹大阪市長(43)は23日、「(韓国の)実効支配を武力でひっくり返すのは無理」とし「どうやって(韓日)共同管理に持ち込むかという路線にかじを切らなければいけない」と述べた

  橋下氏のこうした発言は、「竹島は日本固有の領土」であることを守る日本政府の従来の立場から大きく後退したものだ。特に自民党の安倍晋三元首相と手を握り、韓中に対して強硬姿勢を見せてきた橋下市長が「独島共同管理論」を持ち出したことで、独島をめぐる政界の論争も激しくなる見込みだ。

  橋下氏はこの日、大阪で開かれた政策討論会で、「国際司法裁判所(ICJ)に提訴すれば、相手がこれに義務的に応じる『義務的管轄権』を韓国に受諾させるよう働きかけるべきだ」とし「しかし(独島に)韓国警備隊が常駐し、蓄積された事実を、今さら武力でひっくり返すことができないのなら、共同管理に持ち込むしかないのでは」と主張した。

  また「(韓日間の対立の)根元にある従軍慰安婦(日本軍慰安婦)問題について、どこまで認めるのかを韓国側と議論し、(独島の)共同管理という話に持ち込まなければならない」と強調した。

  これは韓国が要求している慰安婦問題に対する▽日本の国家責任を認める▽国家レベルの賠償と独島共同管理問題を一括妥結する--という主張と解釈される。

  橋下氏が率いる「日本維新の会」は最近、次期総選挙関連の各種世論調査で約100席を獲得し、自民党に次ぐ第2党になる可能性が高いと予想されている。

http://japanese.joins.com/article/061/160061.html?servcode=A00&sectcode=A10

 何が考えられますか?橋下の存在意義が変わったと考えられますよね。今までは「安倍晋三元首相と手を握り、韓中に対して強硬姿勢を見せてきた橋下市長」と書かれているように韓国批判の急先鋒という役割を担っていました。しかし、此処に来て突然のトーンダウンと言うよりも韓国の広報と変わらない発言です。

 理由は何だと考えられますか?橋下の存在意義が韓国への不満の集結から敵対勢力として勢力拡大を図る陣営の攻撃対象として変わったと考えられますよね。橋下を攻撃する事で勢力維持拡大を図りたい陣営とは何所でしょう?

 民主党等の朝鮮勢力ですよね。自民党総裁選では石破陣営ですよね。つまり、朝鮮人が橋下を攻撃する事で日本人の賛意を得ようと画策していると考えるのが妥当でしょう。急に橋下陣営を攻撃し始めた三橋貴明も同類だと考えて間違いないでしょう。

 その安倍応援団の三橋貴明ですが、他人に対しては「数値データを示せ」と叫んでいますが自分は出しませんよね。インチキグラフを出せば直ぐに暴露されてしまいますからね。

 そこで、三橋貴明や高橋洋一の代わりに私がネット上で探したモノを出してみましょう。

2012y09m25d_132638449

http://kokka-vision.jp/_src/sc1203/92868CB4.pdf

 これが、官僚批判を繰り広げているインチキ経済評論家が信奉するマネタリーベースのグラフですよね。では、個別に見てみましょう。先ずは英国です。

 このグラフから分かる事は英国はリーマンショックの後、2010年を境にマネタリーベースを減らしていますよね。

Photo

http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=PCPIPCH&s=1980&e=2012&c1=GB

 どうでしょうか?マネタリーベースを減らし始めてインフレ率は下がりましたが、失業率は上がっていますよね。「マネタリーベースを増やせば名目GDPが増えて雇用が生まれる」という言葉は真実ですか?少なくとも英国に於いては嘘ですよね。

 次に韓国を見てみましょう。

Photo_2

http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=PCPIPCH&s=1980&e=2012&c1=KR

 どうでしょうか?マネタリーベースのグラフでは増やし続けている事になっています。ですが、リーマンショックの前後で大した失業率の増加が見られません。インフレ率も安倍元総理の言っている「3%位のインフレ率」ですよね。理想的です…が、次のような記事も出ています。

スタグフレーションが心配 不況なのに物価上昇

長引くヨーロッパの信用不安で、韓国経済を支えてきた輸出に赤信号がともり、景気が停滞局面にあるにもかかわらず、物価が上昇してインフレーションが起こる「スタグフレーション」が懸念されています。

http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=45111&id=Ec&page=1

 変ですよね。韓国や中国の統計は信用に値しない事が分かりますよね。まさか三橋貴明や高橋洋一は、日本に韓国を見習えと述べているのでしょうか?本当に経済の専門家と言えますか?そんな馬鹿と同じ事を述べている安倍元総理の経済政策は正しいと言えますか?

 米国の失業率も大統領選挙の大きな争点ですよね。中国の暴動も貧困層の事が言われていますよね。数値データで見る限り、マネタリーベースの増加は失業率の改善には寄与しないばかりかインフレ率を増大させるだけの愚策ですよね。

 企業も人も失った信用を取り戻すのは大変です。殆ど不可能と言っても良いでしょう。グーグルが変な翻訳をする事も多くの方が知りました。同じく検索画面を操作する事も分かりましたよね。今後は多くの方がグーグルを疑って掛かるでしょう。

 同じように三橋貴明も高橋洋一も数値データを無視した事を叫んでいます橋下は歴史的事実を無視した事を叫んでいます。信用に値するかどうかは分かりますよね。

 根拠無しに「正しい政策」を叫んでいる馬鹿の特徴は根拠無しの官僚批判です。そして、安倍候補の応援ですよね。

2012y09m25d_152534088

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/p/73/index2.html

 このような事が真実で有るかのように語られています。

1.麻生元総理は外交の話をペラペラと喋る方なのか?
2.石平氏は反中共の立場で、どうして会談の中身を知っているのか?
3.麻生外相(当時)は本当に胡錦涛国家主席と話をしたのか?

 外相として北京に行ったのはマッチーですよね。次の記事がヒットしました。

北京で中日外相会談

 李肇星外交部長は17日夜、北京で日本の町村信孝外相と会談した。

http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zrdt/t192040.htm

 さて、小泉内閣での麻生元総理の事を調べてみると次の記事が出てきました。

2012y09m25d_155910358

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2006/html/s1_2/s2_04.html

 さて、嘘を吐いてまで安倍候補を応援するのは何故でしょう?

 三橋貴明や高橋洋一といったインチキ経済評論家と同じく応援する勢力にとって都合が良いからですよね。狙いはあくまでも量的緩和(日銀買い取り)だと考えれば全ての辻褄が合いますよね。

 失った信頼を取り戻すのは並大抵では出来ません。一旦「あいつは平気で嘘を吐く」と知れ渡ってしまえば今後の活動に多大な影響が出るのは企業も人も同じです。企業が不祥事を起こした後に謝罪会見をするのはマスコミの脅しに屈したからではなく、今後の商売の事を考えての事です。私達は一般常識で考えて選ばなければなりません。

--------------------追記----------------------

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2012年9月23日 (日)

本質と表面的な事

安倍・石破両氏、中国を強く批判 自民総裁選の街頭演説

 自民党総裁選(26日投開票)の候補者が18日の神戸市での街頭演説で、尖閣諸島をめぐる問題で中国への批判を強めた。

 安倍晋三元首相は、中国の反日デモの一部が暴徒化していることについて「中国で働く日本人、日系企業を守るのは中国政府の責任だ。この責任を果たせない国には、国際社会の一員としての資格はない」と語り、中国当局の対応を厳しく批判した。

 石破茂前政調会長も「中国は三つの戦いを挑んできている。『ここは自分たちの海だ』と勝手に決める法律の戦い、『悪いのは日本だ』という情報の戦い、日系企業を襲い日本人を不安に陥れる心理の戦いだ」と指摘。日本政府による対策強化の必要性を訴えた。

http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY201209180291.html

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。それにしても、前回のブログエントリーでも書きましたが、中国の件では安倍・石破の両名が強硬姿勢を打ち出して支持を得ようとしていますよね。

 以前のブログエントリー(スパイのお仕事)でも書きましたが、スパイの最初のお仕事は私達の敵に対して強硬な姿勢をアピールする事です。出来もしない事を叫んで私達を煽ります。総理就任前の安倍候補の言葉を覚えていますか?靖国参拝に関して何と述べていましたか?総理就任後に参拝しましたか?それが答えです。

 中国としては経済が逼迫している事は多くの方が知っているでしょう。次のような記事も出ていましたよね。

中国:1500社余りの外為サービス利用を停止-資本流出対策か

 9月4日(ブルームバーグ):中国国家外為管理局(SAFE)は1500社余りの外為サービスの利用を停止した中国からの記録的な資本流出に歯止めをかけようと、当局が対策を講じている可能性がある。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9TEXD6TTDSF01.html

 何が考えられますか?外資が中国経済から撤退していると考えられますよね。それを何とか中国政府が食い止めようとしている事も分かります。そこへ、今回の暴動や軍隊による示威行動です。

 仮に上海閥の習金平が国家主席に選ばれても経済がガタガタでは困りますよね。何を考えますか?外資を何とか呼び戻そうとしますよね。しかし、欧米の投資家は簡単には戻りません。そこで、次の統計を見て下さい。

Photo_3

http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/stat_06/

 何が分かりますか?香港とその他を除いた中国への直接投資をしている国をグラフ化したものですよね。日本が突出して投資額を増やしています。欧米の殆どの国で減らしてきているのに変ですよね。

 さて、中国の件では世界中の投資家が引き上げる算段を始めるでしょう。それでも軍隊まで動かして示威行動をしたのには理由が有りますよね。中国国内での権力闘争と中国での暴動が有っても投資額が大して減らないという読みですよね。

 何が考えられますか?強行に中国批判をしている安倍候補の経済政策は何でしたか?

 安倍候補の経済政策は量的緩和ですよね。恐らくは石破候補も同じでしょう。つまり、日本からの大量の投資が見込めるから大胆な行動を採ったと考えられます。

安倍氏以外が自民総裁ならデフレ続く!円高&株価低迷も

 日銀の外債購入は、需給関係で為替に直接効果があるばかりか、日銀のマネタリーベースの増加になり、円安にするには即効性のある政策だ。これを否定するのは為替介入権限を持つ財務省の言いなりなのだろう。3党合意を主張し、増税路線を継承するのも財務省の意向だ。財政、金融ともに財務省そのままなのに「スペシャリスト」とは片腹痛い。

 安倍氏はデフレ脱却では日銀法改正を主張しており、総裁候補の中ではもっとも妥当な意見を持っている。消費税の地方税化についても、直ちに賛成とはいかないが、道州制論者であるので長期的な地方税化は否定していない。消費税増税についてもデフレ脱却を条件としており、穏健な方向だ。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120919/plt1209190738004-n1.htm

 このようなインチキ記事まで出して安倍候補の応援をしています。「日銀の外債購入は、需給関係で為替に直接効果があるばかりか、日銀のマネタリーベースの増加になり」と書いていますが、外債(外国の債券)を購入すれば日本からマネーが海外に流失します。つまり、マネタリーベースは減るのです

 そろそろ恥ずかしくなって記事を消しても良い頃合いだろうと私は考えますが…。このようなインチキ理論を振りかざす自称経済評論家が他にも居ますよね。大先生様こと三橋貴明です。

 インチキ理論を振りかざして根拠も数値データで示せない嘘吐きが必死で安倍候補を応援しています。彼らの目的は決選投票で安倍・石破の対決でしょう。それだけは避けなければなりません。何故なら同じ経済政策だと考えられるからです。

 今まで私は韓国に対しての投資額ばかりに目を向けていましたが、このグラフから考えてみると中国が本命で韓国はオマケ程度なのでしょうか…。韓国の対内直接投資もグラフ化してみました。

Photo_4

http://www.jetro.go.jp/world/asia/kr/stat_08/

 このグラフから見えてくるのは何でしょう?そして、理解不能な韓国の国債格付けの上昇です。米国も韓国から撤退を考えていると思われますよね。つまり、韓国に対して投資をしてくれそうなのは中国しか居ないのです。

韓国上場企業の上半期施設投資 前年比7割急減

  【ソウル聯合ニュース】韓国の上場企業による上半期(1~6月)の新規施設投資額は6兆1299億ウォン(約4220億円)で、前年同期比70.5%減少した。韓国取引所が16日までに、上半期に公示された投資額を集計した。

http://japanese.joins.com/article/605/155605.html?servcode=300&sectcode=300

 このような記事も出ていました。株式や住宅価格に関しても記事が出ていますよね。

韓国の住宅・株式取引2~3割減少 資産デフレ懸念

  【ソウル聯合ニュース】今年に入り代表的な資産運用手段の不動産と株式取引がともに激減している。不動産など実物資産価値の下落が景気低迷に拍車をかけ、資産デフレの懸念が高まっている。

   韓国取引所と国土海洋部は29日までに、今年1~7月の全国の住宅売買取引は40万799件で、前年同期(57万3999件)より30.2%減ったと明らかにした。土地取引規模は117万9759筆で、前年同期の135万7138筆から13.1%減少した。

http://japanese.joins.com/article/467/158467.html?servcode=300&sectcode=300

 どう考えてみても欧米の資本流出(キャピタルフライト)ですよね。つまり、何とか韓国に対して投資をしてくれそうなのが中国(と日本)だけだろうと思われます。

 ブログを読んで下さっている方々が仮に韓国の経済に関与している人間だとするなら、自民党総裁選で誰を応援しますか?もう分かりますよね。安倍・石破ですよね。そう考えてみると、反原発やオスプレイ反対のデモで暴れている馬鹿と安倍支持を装った品の無い態度は…。

 テロ組織である産経が安倍を応援し、朝日新聞が石破を応援している構図は根っこは同じだと分かりますよね。どちらも中国や韓国の経済を考えての事なのですから。

 少し脱線しますが、私のブログ(ココログ)がグーグル検索から消えていますよね。マッチー支持を書いたからでしょうか?逆に安倍支持を打ち出している三橋ブログは今もランキング一位を独走しています。

2012y09m23d_145520641

http://translate.google.co.jp/#ja/en/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E4%BE%B5%E7%95%A5%E3%81%97%E3%81%9F

 こういったグーグル翻訳もネット上で有名になって来ましたよね。自分自身で確かめてみて下さい。このような事をするグーグルが、それぞれの自民党総裁選候補の支持ブログをどのようにするかは分かりますよね

 そして、朝鮮人が関与しているであろうネットランキングで一位を独走するという事が何を意味しているのかも分かりますよね

 不正を働いて、嘘を吐いてまで安倍・石破を応援するのは何故でしょうね。誰が考えてみても応援している勢力(恐らくは朝鮮人・中国人)にとって美味しいからですよね。私達は表面上の勇ましい言葉に騙されて本質を見失ってはならないのです。

-------------------------追記-----------

動画に付けられていたコメントです。

市川いったら面白い動画がとれた

1.石破というプラカードもった人間がいる

2.石破の演説前と後に「石破ー!」と叫ぶ

3.石破の演説が終わったらいなくなる

4.その場所にTBSの腕章つけた人間とアナウンサーらしき人間がやってくる

5.通行人が歩いてきて、石破さん指示のコメントを出す(0:47~)

6. 「プラカードもった奴と同一人物の奴」がTBSアナウンサーと談笑してます (6:05~)

 面白いですよね。自分自身で確かめましょう。「誰かが言ったから」は考える事を放棄した馬鹿の態度です。私達は最強の武器である一般常識とネットを持っているのですから。

2012年9月21日 (金)

化けの皮

橋下・大阪市長:「特別永住者に地方選挙権を」

 在日韓国・朝鮮人などの「特別永住者」について、新党「日本維新の会」の代表に就く橋下市長は19日、「地域のルールを決めることに参加してもらってもいいんじゃないか」と述べ、地方選挙などで一定の参政権を認めるべきだという認識を示した。

 市役所で記者団に述べた。橋下市長は「国政での外国人参政権は反対」と明言する一方、地方参政権については限定的に認めるべきだと指摘。「保育所の設置やごみのルール、水道料金の問題など、コミュニティーのルール作りへの関与は議論の余地がある」と主張し、「特別永住者が特に多い大阪では、一定の配慮が必要」と述べた。ただ、被選挙権や、特別永住者以外の一般永住者の選挙権については否定した。【茶谷亮】

http://mainichi.jp/select/news/20120919mog00m010008000c.html

念の為に魚拓も…

http://megalodon.jp/2012-0919-1754-03/mainichi.jp/select/news/20120919mog00m010008000c.html

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。段々と、それぞれの人間の化けの皮が剥がれて来ていますよね。今回の自民党総裁選や解散総選挙が事実上の最終決戦となっているのでしょう。

 少し脱線しますが、私のブログで書いた事で間違いだとされている事が幾つか有ります。そして、今も訂正も謝罪もしていない事が有ります。例えば、韓国の艦艇の爆破事件に関しても過去のブログエントリー(激しい動き)では韓国の自作自演だと書いていました。

 その後の韓国側の発表では北朝鮮の魚雷だと言われていましたよね。

「北朝鮮製250キロ級魚雷で天安艦沈没」 調査団が公式発表

   海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没原因を調査してきた軍民合同調査団は20日、「天安艦は北朝鮮製の魚雷による外部水中爆発の結果で沈没したという結論」と公式発表した。この日午前10時に国防部大会議室で開かれた記者会見でだ。

http://japanese.joins.com/article/265/129265.html?sectcode=&servcode=

 このように大々的に世界に向けて発表されました。それでも私は間違いを謝罪も訂正もしていませんでしたよね。次のような記事が有るのです。

哨戒艦沈没、韓国軍が放置した「機雷」爆発か=韓国紙

 2010年3月に黄海上で韓国海軍哨戒艦「天安」が爆発し沈没した事件について、韓国地震研究所のキム・ソグ所長は27日、韓国海軍が放置した機雷が爆発の原因である可能性が高いと話した。複数の韓国メディアが報じた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=national_0828_042.shtml

 そして合同調査団に関してですが、次のような記述が有ります。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%89%E6%B2%88%E6%B2%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6#cite_note-6

 合同調査団はこの調査報告書に誰もサインをしていない」と、これでは韓国側の捏造だと言っているのと同じだと私は考えます。

 他にも中国の次期国家主席は北京閥から出されるだろうとも述べていました。世界中で上海閥の習金平が確実視されている中で変ですよね。これは、次の中国共産党大会で結果が出るでしょう。

 そして、江沢民(中国の元国家主席)や池田大作(創価学会)、文鮮明(統一協会)の死亡に関しても世間の発表とは異なる事を書いていましたよね。但しこれは、かなりの政変が無ければ事実は表に出てこないと私は考えます。

 戦後、ずっとドイツ軍の仕業とされたカチンの森に関してもソ連が崩壊してロシアになってから事実が出てきたのですよね。同じように組織のトップの生死に関する情報は出てくる迄に時間が掛かると思います。

 私も人間ですから、思い込みや間違いは犯します。ですが、謝罪も訂正もしていないモノに関しては現在も進行中なのだろうと思って頂ければ幸いです。(中にはすっかり忘れてしまっているモノも有るかも知れませんが…)

 そして、全ての情報は誰かが何かの目的の為に流すという大前提は忘れないようにして下さい。この大前提に関しては例外は一つも有りません。

 さて、話を戻しますね。世間の注目は何と言っても民主党の代表選よりも自民党の総裁選ですよね。そして、次のような記事も出ています。

5候補、大阪で遊説 「維新」言及は超控えめ

 まず、これまで橋下氏を「戦いにおける同志だ」と評価し、教育改革や憲法改正で維新と協力できるとしてきた安倍晋三元首相は、懸案の領土主権問題への取り組みなどを強調したが、維新との連携に関する発言は出なかった。

 橋下氏と「パーソナルな付き合いをしている」という石原伸晃幹事長も維新に関する言及は“封印”。林芳正政調会長代理も経済再生や外交・安全保障問題の持論を訴えただけだった。

 一方で、維新との連携に慎重な姿勢を示してきた石破茂前政調会長は「他党がどうしたこうしたという時ではない。問われているのは自民党だ」と強調。石破氏周辺は「内紛含みの維新から自民党に戻りたい人もいるはずだ」と分析する。

 また、これまで維新八策を「人気取り要素が非常に見え隠れする」と厳しく批判してきた町村信孝元官房長官も、橋下氏が関西電力大(おお)飯(い)原発3、4号機の再稼働について、夏場の電力需要を理由に容認したことに触れ「橋下市長もいろいろ悩んだ形跡はよくわかった。でも電力大消費地の大阪は供給が必要」と皮肉ったものの、やはり維新批判は抑え気味だった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120918/stt12091800240000-n1.htm

 これは、何を意味しているのでしょうね。そして何だか自民党の総裁選に合わせたような橋下の「地方参政権については限定的に認めるべきだと指摘」という記事は…。色々と面白い事が裏側では繰り広げられていると考えられますよね。

 世間ではリードしていると言われている候補者の3人(安倍・石破・石原)ですが、最も今回の事で得をしているのは誰だと考えられますか?

 分かりますよね。では、今回の橋下発言もタイミング等が最初から仕組まれていたとするなら何が考えられますか?以前も同じ質問をされた時には、今回ほどは踏み込んだ発言はしていませんでしたよね。議会でも「時間を掛けて検討」と述べた位です。

 つまり今回の一連の事は、状況的に意図しているかどうかは別として、橋下関連は石破と共謀していたと見てとれますよね。そして、時間を掛けて安倍をスケープゴートにしていたと考えれば辻褄が合いそうです。そう言えば、マスコミも挙って石破候補有利と記事を書いていますよね。

石破氏優勢、地方票で差 総裁選で共同通信党員調査

 共同通信社は15、16両日、全国の自民党党員・党友を対象に総裁選の支持動向を調査した。石破茂前政調会長(55)に投票するとの回答が32・6%で最多。総裁選の仕組みに従い換算すると地方300票の半数に迫る勢いで、他候補に差をつけた。国会議員199票のうち30人台前半を固め、合計でも優勢だ。ただ1回目で過半数の250票獲得は難しいとみられ、決選投票となる公算が大きい。石原伸晃幹事長(55)と安倍晋三元首相(57)が追っている。

 党員調査で、投票で重視する点は「理念・政策」29・9%、「リーダーシップ」28・2%の順。「選挙の顔となれる国民的人気」はわずか6・5%で「若さ・清新さ」も7・8%にとどまった。

 新総裁が取り組むべき政策(二つまで回答)は「景気対策」42・4%、「外交・安全保障強化」38・8%、「年金や医療など社会保障制度改革」36・5%となった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209160109.html

 何が分かりますか?経済面に弱い石破候補に対して「新総裁が取り組むべき政策(二つまで回答)は「景気対策」42・4%」となっています。変ですよね。経済政策で何をしたいのでしょう?

連携も視野? 安倍氏、石破氏が勉強会に講師で出席

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120906/stt12090612580007-n1.htm

 こういった記事も出ていましたよね。安倍候補との仲を強調する事で、保守を装う事が目的だったのだろうと考えられます。安倍候補はまんまと橋下・石破連合に騙されたという構図だと私は考えます。そういった所が甘い(坊やだ)と私が述べている部分です。

 では、石破候補は総理総裁になったなら何をしたいのでしょう?自民党内で反対意見の多く出た人権擁護法案ですよね。では、経済関係では何をしたいのでしょう?殆どの政策は党として監督の下で決まっていますから、曖昧な部分の残る量的緩和(日銀買い取り)になると思われます。

 橋下が石破と連携するなら、政策的に美味しいモノが無いと無理ですよね。それが、量的緩和なのだとしたなら、安倍・石破の経済政策は同じで橋下(朝鮮関連)の思惑通りとなりそうです。

 さて、騙された坊やは今も演説では量的緩和とインフレターゲットを叫んでいます。馬鹿とは、坊やの為に有る言葉なのかも知れませんね。此処で、坊やを応援している人物に焦点を当ててみました。

自民・安倍氏、華麗なる大応援団!津川雅彦、奥田瑛二ら大物俳優も

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)への出馬を検討している、安倍晋三元首相に5日午後、政治評論家の三宅久之氏や、評論家の金美齢氏ら民間人有志が、「国家的危機を乗り越えるには、安倍総理の再登板しかない」として、檄文(げきぶん)を手渡す。有志の中には、俳優の津川雅彦氏や、奥田瑛二氏も名前を連ねている。「三つどもえの戦い」とされる総裁選だが、地方の党員票や国会議員票にも影響を与えそうだ。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120905/plt1209051139004-n1.htm

 此処で名前の出ている「三宅久之」は本当に政治評論家なのでしょうか?確実にメディア側ですよね。彼のブログにもメディアの主張そのままが載っています。

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http://ameblo.jp/hisayuki-miyake/entry-11345618521.html

 この件に関しては、過去のブログエントリー(メディアスクラム)で書いていますよね。もし仮に、私の書いている事(情報)が入っていないなら政治評論家を名乗る資格も無いと言う事になりますし、情報が入っていて書いたなら…扇動目的の政治的テロリストという事でしょう。

 注目は安倍応援団に屋山太郎の名前が有る事です。これは、坊やのHPから確認してみて下さい。

http://www.s-abe.or.jp/wp-content/themes/politicianA/img/seisaku2012.pdf

 さて、その民主党応援団だった屋山太郎と言えば次の記事が出ていましたよね。

どこよりも早い“橋下新党”閣僚大予想!首相に石原慎太郎か

 政治評論家の屋山太郎氏は「自民党との連立政権になる」として、維新とパイプが太い自民党の安倍晋三元首相と、菅義偉元総務相の組み合わせ。在阪ジャーナリストは「橋下、松井両氏は衆院選出馬を否定しており、橋下氏が選挙の顔に希望している」として、東京都の石原慎太郎知事を首相、石原氏に近い山田宏・前杉並区長を官房長官に指名した。

 屋山氏は「官僚に丸め込まれない人材が必要だ。竹中氏を国家戦略担当相にして、改革や予算編成の指令塔にするのもいい」と話した。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120901/plt1209011457003-n1.htm

 こういった記事から何が分かりますか?もうズブズブですよね。竹中氏と言えば維新の顧問ですよね。大先生様は大声で橋下関連を非難しているようですが、実態は安倍応援団と橋下応援団は同類だという事ですよね。

 それにしても、インチキ経済評論家とインチキ政治評論家が推している安倍元総理というのも滑稽ですよね。そう言えば、前回のブログエントリーで取り上げた安倍応援団の高橋洋一もインチキ理論を振りかざしていましたよね。本来なら政治生命を絶たれてもおかしくない事態です。それを自らの総理再登板を投げ打って救ったのが魔法使いですよね。恐らくは坊やは気付いていないのでしょう。

 多くの方が派閥を否定しながら、派閥として安倍陣営に付いた魔法使いの行動を奇異に思ったのでしょうが、坊やの政治生命を守る為だったと考えれば合点がいきますよね(有る程度の数が必要という事です)。森元総理も魔法使いも本当に坊やに甘いと思います。馬鹿は淘汰されるべきだと私等は考えるのですが…。

 安倍再登板は望みませんが、魔法使いの再登板は心待ちにしていたのです。その可能性が限りなく低くなってしまいました。無能な味方は有能な敵よりも始末に負えないという事でしょう。

 さて、此処で大声で橋下関連を非難している大先生様の態度と言えば思い出すのが朝日新聞と産経新聞の関係です。お互いに反目しているように見えて、自民党叩きは息がピッタリでしたよね。そして、監督叩きも同じ人間が書いているのかと思う位に中身が同じでしたよね。

 これは、何も珍しい事では有りません。例えば小泉元総理の時代には中国とは表面上は対立していましたが、経済面では相互依存が進みましたよね。これは貿易統計グラフを見れば分かります。

Photo
http://www.jetro.go.jp/world/japan/stats/trade/

 このように表面上の出来事だけで考えると本質が見えなくなると私は考えます。最も信頼できるのが数値データなのだろうとも思っています。但し注意しなければならない事としてインチキ評論家がよく使う手なのですが、関係が有りそうで無関係の物事を比較対象にする事で結論を誤誘導させるモノが有ります。典型例が大先生様の「GDP比で○○%だから…」というモノですよね。

 結論としては、マスコミやネット上で小細工をして日本だけでなく世界経済を破壊する安倍・石破、参院の林氏は自民党総裁に不適格です。つまり、総裁選で勝ち残って貰いたい議員はマッチーしか居ないという事なのです。万が一にも総裁選辞退となってしまったなら石原氏しか居なくなってしまいます。

 今回の自民党総裁選では中国の事が大きな比重を占めていますよね。そして、声高に愛国者を装った主張が成されています。タイミングを考えてみると、どうしても中国が誰か特定候補を応援しているように思えてなりません。

 安倍・石破がクローズアップされていますよね。つまり中国の件では、この二人が最も美味しい思いをしているという事です。

 中国軍部に大きな力を持っている勢力を考えると上海閥ですよね。上海閥とは中国でのユダヤ勢力です。そして韓国も同じくユダヤ勢力でしたよね。これは経済が外資に掌握されている事からも分かります。

 そのユダヤ勢力が自民党総裁選に合わせたように軍事的な挑発をしています。必然的に日本国内では経済問題よりも外交・安保の問題がクローズアップされ始めました。偶然でしょうか?

 石原都知事の尖閣諸島購入に関しては今まで何も行動を起こさなかった中国が民主党政権が国有化を発表した事で動きを活発化させました。口実にもしていますよね。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120920/k10015169471000.html

 このような記事も出ています。日中の経済を考えれば中国としても直接の行動はマイナスにしかなりません。それでも軍隊を動かしてまで示威行動をしているのです。まるで中国経済が混乱しても良いかのような態度は何を意味しているのでしょう?

 どうしても、今の北京閥(胡錦涛・温家宝体制)とは違う勢力が軍隊を動かしていると考える方が納得できるのです。つまり、一部の軍部による暴走ではないかと考えられます。

対日強硬策、習近平氏が主導 韓国大統領の竹島上陸など機に一変

【北京=矢板明夫】日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化を受け、中国で一連の強硬な対抗策を主導しているのは、胡錦濤国家主席ではなく、中国共産党の次期総書記に内定している習近平国家副主席であることが分かった。胡政権による対日協調路線が中国の国益を損なったとして、実質上否定された形。中国政府の今後の対日政策は、習氏主導の下で、強硬路線に全面転換しそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120919/chn12091911090003-n1.htm

 このような記事も出ています。恐らくは北京閥と上海閥との政治闘争の道具にされたのでしょう。しかし、実際に日本企業だけでなく外資が撤退を始め雇用環境が悪化すれば何が起きるでしょうか?

 誰かが責任を取らなければなりませんよね。中国の次期国家主席の決定は中国の経済をどうするかを決定する事にも繋がります。私の読みが当たるのか世間の読みが当たるのかは、もう少し先にならないと分かりませんね。

2012年9月19日 (水)

心配事

安倍氏以外が自民総裁ならデフレ続く!円高&株価低迷も

 次期総選挙で大敗が決定的な民主党の代表選より、第1党への返り咲きが濃厚な自民党の総裁選の方が活気が出ている。次の総理に一番近いのが自民党総裁ということなら、マスコミ報道の多さもわかる。

 もっとも民主党代表選は細野豪志氏が出ず、野田佳彦氏の再選が濃厚で盛り上がりが欠けているのも一因だ。また、親分である谷垣禎一総裁を追い落として自らが総裁選に出馬した石原伸晃幹事長の動きが人間模様として面白かったこともあって、世間の関心を集めた。

 自民総裁選候補は、町村信孝元官房長官(67)、石破茂前政調会長(55)、石原伸晃幹事長(55)、安倍晋三元首相(57)、林芳正政調会長代理(51)の「安原茂林町」。この中で「林町」はちょっと届かない。最終的には「安原茂」の争いだろう。

 各氏の経済知識や金融・財政政策の方向性はどうだろうか。町村氏は元経産官僚であるが、古いタイプの「産業政策」指向。マクロ経済にはほとんど関心がない。3党合意による増税路線の強力な支持者だ。

 石破氏は、安全保障には強いが経済政策は自ら認めるように弱い。与謝野馨氏に経済政策を依存してきたので官僚依存が強く財務省や日銀の主張はそのまま認めている。具体的には増税指向、デフレ脱却に消極的だ。先日のブルームバーグのインタビューでも、金融緩和は必要で日銀法改正もいいが、インフレにしようとは思わないと、デフレ容認姿勢だ。

 石原氏はロイターのインタビューで自ら「金融財政のスペシャリスト」としているが、「為替政策がデフレに一番効くことは誰もが分かっている」といった時点で、早くも化けの皮がはがれている。日銀の外債購入について「周回遅れだ」と断じているあたり、為替政策や金融政策を全く理解していない

 日銀の外債購入は、需給関係で為替に直接効果があるばかりか、日銀のマネタリーベースの増加になり、円安にするには即効性のある政策だ。これを否定するのは為替介入権限を持つ財務省の言いなりなのだろう。3党合意を主張し、増税路線を継承するのも財務省の意向だ。財政、金融ともに財務省そのままなのに「スペシャリスト」とは片腹痛い。

 安倍氏はデフレ脱却では日銀法改正を主張しており、総裁候補の中ではもっとも妥当な意見を持っている。消費税の地方税化についても、直ちに賛成とはいかないが、道州制論者であるので長期的な地方税化は否定していない。消費税増税についてもデフレ脱却を条件としており、穏健な方向だ。

 林氏は、若く理解力もあるが、あまりに器用なためか、経済政策の方向感がイマイチはっきりしない。基本的には石破氏と同じ方向であり、石破氏はしばしば林氏から経済政策に関するアドバイスを受けている。

 「安原茂林町」の中で、安倍氏以外が自民党総裁になったら、デフレ脱却はできず円高基調で株価はさえないだろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120919/plt1209190738004-n1.htm

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。それにしても露骨ですよね。所々に嘘や勝手な思い込みを散りばめて世論誘導をしようとしています。産経デジタルがテロリストであるという事の証左でしょう。

 私は以前のブログエントリーで次のように書きました。

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http://sanpoukojin.cocolog-nifty.com/mainblog/2012/08/post-4a71.html

 その通りに大先生様は行動していると思われませんか?このブログエントリーを書いたのが8月2日です。坊やの勉強会が発足したのは、この後の時期ですよね。

 さて、記事には「日銀の外債購入は、需給関係で為替に直接効果があるばかりか、日銀のマネタリーベースの増加になり、円安にするには即効性のある政策だ」と別の大先生様のお言葉が出ています。マネタリーベースが経済で最も大切なら、今の米国の経済はウハウハでなければなりませんよね

 実際の所はどうでしょうか?次のような記事が出ています。

8月の米雇用統計、市場予測を下回る

【ニューヨーク=小谷野太郎】米労働省が7日発表した8月の雇用統計(季節調整済み)で、非農業部門の就業者数は前月比9万6000人増だった。

 増加分は市場予測の12万5000人前後を下回り、2か月ぶりに10万人を割った

 米連邦準備制度理事会(FRB)は、今回の結果に基づき、12~13日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和策導入の是非を検討する。雇用環境の改善の遅れが鮮明となったことで、FRBの判断に注目が集まる。

 8月の失業率は8・1%で前月より0・2ポイント改善した。民間部門の就業者数は10万3000人増えたが、このうち製造業は1万5000人減少した。政府部門は財政難によるリストラで7000人減った。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120907-OYT1T01270.htm

 本当にマネタリーベースだけで経済を語って良いのでしょうか?私はマネタリーベースを未だに信奉している経済評論家は偽物かポジショントーク(誰かの代弁者)だと考えています。

 また、外債購入でマネタリーベースが増えるというロジックは何所から来ているのかも分かりませんね。債権も商品ですから、商品を買えばお金(マネー)は減ります。増えるというのは何を指して述べているのでしょう?

 経済の事を考えれば、マネタリーベースではなくマネーストックで考えるべきなのです。マネーストックとは経済活動が活発になれば何倍にも膨れ上がるのですから。(付加価値を付けて何度も売り買いされるという事です)

 記事には「為替政策や金融政策を全く理解していない」と石原氏の事を断じている言葉が載っていますが、本当に全く理解していないのはどちらだと思われますか?そして、今の資源高騰の時期に円安誘導を主張している馬鹿を経済の専門家だと本当に信じて良いと思われますか?

 テロ組織の産経デジタルが「安倍氏はデフレ脱却では日銀法改正を主張しており、総裁候補の中ではもっとも妥当な意見を持っている」と述べているのです。最も自民党総裁にしてはならない人物が坊やなのでしょう。

 それにしてもこのような頭の悪い主張を恥ずかし気も無く書ける所が凄いですよね。記事には「安倍氏以外が自民党総裁になったら、デフレ脱却はできず円高基調で株価はさえないだろう」と書かれています。

 実際の株価を調べてみましょう。

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http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=z&t=5y&q=l&l=off&z=m&p=&a=&v=on&bc=%E6%AF%94%E8%BC%83

 何か関係が有るのでしょうか?直近の6ヶ月のチャートも見てみましょう。

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 チャートを見ると為替(ドル・円の相場)に関係なく株価が動いているように見えますよね。つまり、最も注視しなければならないのは為替よりも外的要因、ハッキリ言えば諸外国(欧米・中国)での値動きだろうと考えられます。

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http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=000001.SS&ct=z&t=6m&q=l&l=off&z=m&c1=&c2=&c3=&c4=&x=on&bc=%E6%AF%94%E8%BC%83

 これが、中国の株価(上海総合)との比較です。欧米の資金引き上げ(キャピタルフライト)で中国から外貨が逃げて行っていたのが分かります。(欧米資本が逃げる為にゴールドマン・サックスが中国株を推奨したりして何とか株価維持をしていましたね。)同じように日本でも6月迄は外貨が引き上げていたのだろうと考えられます。

 しかし、その後は上海総合株価指数と異なる動きをしている事から欧米の投資家が日本株を安全資産として避難場所に考えたのではないかと思われます。つまり、日本の株価の激しい動きを欧米の投資家が望んでいない事から今の株価が有るのだろうと私は考えます。

 そこへ坊やの「日銀法改正を主張」ですから、株価も動くでしょう。仮に坊やが自民党総裁になり、総理になったとしたなら何が起きるかは明白です。その後の顛末を知りたければ、英国や韓国を見れば分かります。オリンピック特需が有ったのに失業率は英国で改善されましたか?物価は?

 金融政策では失業率の改善は望めないと私は考えます。やはり財政出動で公共投資を行い景気の下支えをする事こそが肝要だと考えます。そして、景気の下支えをしている間に物価が上昇してしまえば購買意欲が削がれます。結果としてモノが売れない状態になります。これをスタグフレーションと言いますよね。

 つまり、最も経済政策で駄目(出鱈目)な事を叫んでいるのが坊やなのです。そして、その坊やを必死で応援しているのがテロ組織である産経デジタルと大先生様という事です。

 資源の高騰が何を意味しているのかは誰にでも簡単に分かります。小麦が高騰すればパン屋さんは?うどん屋さんは?原油価格が高騰すれば輸送はどうしますか?農業でもガソリンは必要ですよね。林業は?漁業は?

 そういった事を考えて政策を決定しなければならないのです。お馬鹿さんが「中国との貿易はGDP比で○○%だから、必要無い」と叫んでいます。こういった事を叫ぶ方こそ頭が悪いと言うのです。

 対GDP比だけで考えれば原油を輸入しているアラブとの貿易は不要だとなりますよね。同じように中国との貿易ではネックとなるのがレアメタル(レアアース)です。

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http://www.brics-jp.com/china/rare_metal.html

 これが、何を意味しているのかが分からない経済評論家は居ません。何でもかんでも対GDP比で論じている馬鹿を経済の専門家だと勘違いしないようにしましょう

 少し気になる記事が入っていますよね。

町村氏が入院、総裁選は「医者と相談する」

自民党総裁選(26日投開票)に立候補している町村信孝元官房長官(67)が体調を崩し、18日夕に都内の病院に入院した。

 町村陣営の細田博之元官房長官が19日午前、党本部で記者会見して明らかにした。町村氏は19日の総裁選の行事をすべてキャンセルした。

 細田氏によると、町村氏は18日夕、神戸市での街頭演説を終えて帰京する際の飛行機内で気分が悪くなり、その後、検査のため入院した。19日も検査入院を続けているという。細田氏は、町村氏が総裁選をとりやめる可能性について「今後は検査結果などを踏まえ、医者と相談することになる」と述べるにとどめた。「電話の様子では町村氏は普段と変わらない。(総裁選を続ける)意欲はあると思う」とも語った

 自民党総裁選では19日午前、東京・有楽町の日本外国特派員協会で候補者の討論会が行われ、町村氏を除く4氏が出席した。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120919-OYT1T00521.htm

 これは、大きな事です。大事無ければ良いのですが…。今の所トータルの政策面で候補者の中で最も相応しいと考えているのが町村氏です。何とか無事に総裁選に復帰して欲しいと思います。本来なら少し静養に充てる方が良いのでしょうが、今は緊急事態ですから…私も鬼のような事を述べているのは重々承知です。

----------------------追記------------------

 リンクテストをしてみたのですが自分自身のブログでは、ちゃんとトラックバックも表示されてリンクも正常に動いています。しかしケノーベル・エージェントさんの送って下さったトラックバックは「インターネットエクスプローラーでは、このページを表示できません」と出てしまいます。

 何か技術的な問題が有るのか、単にページが無いのか、それともコピペをミスしたのかは分かりませんが、折角のトラックバックなのに申し訳有りません。

 同じ症状は、ユーチューブでも出てきます。

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http://www.youtube.com/watch?v=uuZCEJZ23ng&feature=player_embedded

 それにしても、私以外にも同じ動画をブログに嵌め込んだ方がココログの中に居られるのですね。日付が私のブログエントリーよりも早いですから…。

 ネットの世界も色々と変な事が有りますね。

2012年9月17日 (月)

保守って何?

石原氏「谷垣氏の政治姿勢、すごい好き」 良好な関係アピール

「人柄、誠実さ、ある意味で実直すぎる政治姿勢が好きです。すごい好き」。石原伸晃幹事長は15日の討論会で谷垣禎一総裁にこう言及した。
 谷垣氏は石原氏の立候補のあおりで出馬断念に追い込まれ、石原氏は「平成の明智光秀」などの批判の払拭に懸命だ。一方、石破茂氏は「私が出たから谷垣総裁がやめたとは全く思っていない」と違いに触れた町村信孝氏は谷垣氏の出馬見送りについて「あぜんとした」と表明した。
 安倍晋三氏は「外交・安全保障政策は私は保守的な立場。谷垣氏は少しリベラルと思う。路線は一緒ではなかった」と出馬理由を説明した。林芳正氏も「自民党は発信力が十分でなかった。個人の責任ではないが、組織の長が責任を取るべきだ」と語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1501C_V10C12A9PE8000/

 今日はこの記事を基にして考えてみようかと思います。記事の中で「町村信孝氏は谷垣氏の出馬見送りについて「あぜんとした」と表明」と有りますが、恐らくは本音なのでしょう。私がマッチーの立場ならば何を考えるかと思案してみました。

1.選挙に強い訳ではない
2.知名度のアップを図りたい
3.政策関連での実務責任者を務める事から監督との関係は良好

 こういった事を考えると、本音としては総裁選挙に出る事によって知名度のアップを図り来たるべき衆院選で確実に勝ち残り、監督の後を引き継ぎたいと私なら考えます。ですから、総裁選挙の後で監督とガッチリ握手をする所まで想定していたのではないかと私は考えています。

 ですから、マッチーとしては監督の出馬断念で計画が崩れてしまって目的が衆院選での勝利だけになってしまっているように感じます。私としては、それでは困るのですが…。

 さて、問題はリードしていると言われているお二方です。記事には「安倍晋三氏は「外交・安全保障政策は私は保守的な立場。谷垣氏は少しリベラルと思う。路線は一緒ではなかった」と出馬理由を説明」と出ています。坊やの考える保守とは何なのでしょうね。

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http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666.html

 これは、監督の下で谷垣自民党として出してきた憲法草案です。勇ましい事を述べている坊やなら他の憲法草案が出来上がったとでも言うのでしょうか?保守の結集を呼びかけて何とか自民党を纏めて来た監督に対して「谷垣氏は少しリベラルと思う」と根拠無しに述べるのが総理経験者の態度だと私には思えません。

 演説でも綺麗な言葉を叫んでいるようですが、坊やの言う保守とは恩人を根拠無しに非難してあらゆる党内(派内)手続き(人間関係)を無視して我を通す事でしか達成できないのでしょうか?それが本当に美しい国の姿なのでしょうか?私は違うと思います。

 坊やは「路線は一緒ではなかった」とも述べていますよね。それで橋下関連と頻繁に会合を持っていたのでしょう。そして、今回の自民党総裁選の本当のポイントは経済政策になると私は考えています。もっと言うと、日本が量的緩和をするかどうかという事です。

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 以前に出した穀物価格です。量的緩和をすれば何が起きるかも考えられないのか、それとも資源価格の高騰を望んでいるのか…どちらなのでしょうね。

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http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/rate/chart_jpy.htm

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http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/chousa/kakaku/genyu.html

 「円高=悪といった間違った考え」に凝り固まっている(又はポジショントーク)方の言葉は滑稽です。日本は大きな内需を支える為に貿易が欠かせません。エネルギーや鉱石、穀物の輸入を考えた時に量的緩和で世界中を過度なインフレにして安くなった円で割高になった資源を買いたいと言っているのですから。

 その点でも監督の下で党として出した政策は完璧ですよね。

(5)円高メリットを最大限活用すべく、強い円を使って海外優良企業のM&Aや資源獲得等の海外投資を積極的に促進します。

①官民で需要が起爆することが予想される成長分野について、産業革新機構による海外M&A支援、石油天然ガス・鉱物資源機構(JOGMEC)、日本貿易保険(NEXI)等による支援を総動員します。
②日本の資源・エネルギーの安定供給に資する海外の探鉱活動を下支えするため、海外減耗控除制度を拡充します。


http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/118337.html

 殆どの政策は党として決定していますから、曖昧な部分で強権を発動する事が考えられます。本当に自分の説に理が有り、日本の為に成るなら正々堂々と議論を戦わせて正式な手順を踏んで決定すれば良いのです。

 それこそが、本当の保守の姿だと私は考えます。陰でコソコソと蠢くような方を保守政治家だとは私は考えません。監督が自民党総裁に就任した3年前から述べている「本当のことを正直に、一生懸命訴える」(「まじめな政治」取り戻す)事こそが本当の保守政治家の姿だと私は考えます。

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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00230210.html

 こういった報道が先月(8月)の時点で出ていましたよね。つまり、坊やはチャンスが有れば恩人を平気で後ろから撃つ腹づもりだったのだろうと思われても仕方が有りませんよね。

 今も多くの方が坊やの事を保守政治家だと祭り上げていますが、坊やの行動は保守(正々堂々)とは程遠い(正反対)ですよね

 もう一人の有力候補は「石破茂氏は「私が出たから谷垣総裁がやめたとは全く思っていない」と違いに触れた」と出ています。説明になっていません。これも正々堂々とした議論から逃げて裏工作をしている坊やと同じメンタリティーですよね。

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http://www.ustream.tv/recorded/14826233

 人権救済法案を進めようとしている事実も有りましたよね。本当に保守政治家ですか?本当に自民党総裁にして良い人物ですか?

石破茂氏「中国の空母を脅威視すべきでない」―日中フォーラム

  中国新聞網は、21日に行われた「第7回北京―東京フォーラム」において、石破茂元防衛大臣が「中国の空母発展を脅威とみるべきではない」と発言したと伝えた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0822&f=politics_0822_002.shtml

 重ねて問いますが、本当に保守政治家で外交・安保に関して任せて良い人材ですか?

 裏でコソコソと仲間や恩人を裏切る算段をしている人間と、党が割れる位なら出馬断念をするという人間と…どちらが本当の保守議員だと思われますか?考える迄も無いですよね。

 そういった事も考えて、私は何が何でもマッチーに頑張って貰いたいと思っているのです。偽物の保守が幅を効かせる政治は民主党だけで沢山です。マッチーにしてみれば確かに迷惑な事なのでしょうが…此処は一つ苦労して貰いたいと思います。

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