「活力自治体フェア2002」にて「EM・EXPO 2002」盛会に開催 |
これまでは大阪で行われていた日本工業新聞等サンケイグループの主催による「活力自治体フェア2002」が、千葉の幕張メッセで1月29日から31日までの3日間開催された。
この間の30、31日の2日間に渡ってEMシンポジウムが、また、国際展示場での展示が3日間、「EM・EXPO 2002」と題して、(株)EM研究機構、U-ネット他EM関係9団体によるEMグループの総力をあげて開催された。
30日には、これまでU-ネット通信で紹介した事例も含めた瀬戸内海、有明海、東北、沖縄の事例のビデオ上映後、比嘉教授による講演が『地方自治体の優先課題を問いかける』とのタイトルでおこなわれ、「現在の世相の原因・状況の分析、生き甲斐のある人生のためには実生活レベルを維持し、健康で環境と共生する事が重要で、これをローコスト・ハイクオリティで達成するためにはEMを活用しつつ柔軟な発想に基づく施策が肝要」と述べられた。
午後から『EM活用自治体500の証言』のサブタイトルで、Eco Pureの福田編集長から取材時に受けた印象も交えた国内外のEM活用事例の状況や結果の報告がなされた後で、土井船穂町町長、木村宮崎村村長、山脇安芸津町助役による、EMとの出会いや活用までの経緯について、行政としての進め方や成果と苦労話の紹介がなされた。
その後、再び比嘉教授による『未来をつくる技術EMとは何か』の講演が行われ1日目は終了した。
31日は『EM活用自治体最新ノウハウ』と題して、実践団体・企業等により、畜産・有機農業・行政のコストダウン実績・環境浄化・有機肥料化等、多岐に渡って状況や成果についての事例発表が行われた。
国際展示場では、3日間に渡ってEM・EXPO2002展示ブースが設置され、千葉県堂本知事へ河川浄化の実績やEMトンボの説明なども行い、他のブースから不審に思われる程賑わった。
期間中、のべ3万人以上の来場があり、講演会等も超満員となる850名程の参加者により非常に盛会であった。