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来年春の花粉 関東や北日本で2~5倍10月4日 5時3分
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来年春の花粉が飛ぶ量は、関東や北日本ではことしの春に比べて2倍から5倍と大幅に増えるという予測を日本気象協会がまとめました。
花粉の量は、夏場に晴れて雨が少なく気温が高い日が続くと翌年の春に多くなる傾向があります。
日本気象協会は、日照時間や気温などの気象条件から来年春のスギやヒノキ、それにシラカバの花粉の飛ぶ量の予測をまとめました。それによりますと、北日本や東日本を中心に晴れて暑い日が続いたこの夏の天候を反映して、来年春は、ことしの春に比べて九州を除いてほぼ全国的に多くなる見込みです。
特に北日本や関東では2倍から5倍に増え、このうち▽青森県と岩手県ではおよそ5倍、▽茨城県と埼玉県、それに東京で5倍近くと大幅に増える見込みです。
この10年間の平均と比べても▽関東と東北ではおよそ1.5倍に増え、▽北海道や東海・北陸、近畿、中国地方などで平均とほぼ同じか、多くなる一方、▽九州と四国などではやや少なくなると予想されています。
日本気象協会は、「おととしの記録的な猛暑の影響で去年の春は花粉が大量に飛んだ。来年の春は去年ほどにはならないと見ているがそれに次ぐ量になる可能性もある」と話しています。
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