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イオン 中国での被害額は“7億円”
10月4日 5時41分

イオン 中国での被害額は“7億円”
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先月、中国の山東省で起きた反日デモで現地のスーパーが壊されるなどの被害を受けた「イオン」は、被害額がおよそ7億円に上ったことを明らかにしました。

イオンが山東省青島で運営するスーパーは、先月15日に起きた反日デモで、暴徒化したデモの参加者に建物を壊されたり商品を奪われたりしました。
イオンが今回の被害状況を調べた結果、建物と商品の被害額は合わせておよそ7億円に上ったということです。
この店舗は修復作業を進めていますが、営業の再開は、来月下旬になる見通しだということです。
一方、イオングループのコンビニチェーン「ミニストップ」は、中国で重点的に進めてきた山東省青島でのことし1年間の出店計画について、当初の70店舗から20店舗余りに修正しました。
これについて会社側では、もともと出店のペースが遅れていたことに加え、反日デモなどの影響で出店に必要な認可の手続きが遅れる可能性があるためだとしています。ただイオングループでは、中国ビジネスは成長が見込めるとして、引き続き店舗数の拡大などを目指すとしています。

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