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不明者捜索中止の理由を変更10月4日 0時49分
先月28日から海上保安庁が岩手県の沿岸で予定していた東日本大震災の行方不明者の海中捜索が中止になりました。
これについて釜石海上保安部は、「尖閣諸島を巡る問題などで周辺の海域の警備が強化されたことなどから巡視船を確保できなかった」と当初説明していましたが、その後、海上保安庁は、「漁船の沈没事故で潜水士を確保できなかったのが理由で、尖閣諸島とは関係がない」と説明を変更しました。
釜石海上保安部は、「間違った説明をしてしまいました。一刻も早く行方不明の方を家族に返したいという気持ちには変わりはなく、海上からの探査なども活用して捜索を進めていきたい」と話しています。
岩手県内では、震災から1年半が過ぎた今も1200人を超える人々の行方が分からないままとなっていて、家族や親しい人たちが一刻も早く見つかることを待ち望んでいます。
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