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日本維新の会 主導権巡る争いが表面化10月2日 6時10分
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「日本維新の会」は、次の衆議院選挙に向けた準備を進めていますが、代表の大阪市の橋下市長らと所属する国会議員の間で、今後の党運営などを巡って主導権争いが表面化しています。
「日本維新の会」は先週、7人の国会議員が参加して正式に発足しましたが、所属する国会議員と地方議員の立場を対等にすることに国会議員側が反発するなど意見が対立し、党の規約の取りまとめが難航しました。
こうしたことも踏まえ、維新の会としては、党の結束を図りながら衆議院選挙の準備を進めたいとしていますが、先の政策討論会で、松浪衆議院議員が、国政課題の方針決定の在り方を橋下市長にただしたのに続いて、みずからのホームページに「国政での決定は国会議員団ですべきことを橋下代表も認めた」などと書き込みました。
これに対し、橋下氏は1日夜、「国政で、国会議員が中心的な役割を果たすことは間違いない」としながらも、「大きな方針や戦略は国会議員団より私のほうがたけているので、私が方針を出す」などと述べ、主導権を渡さない考えを示しました。
また、政治活動費の調達をめぐって、党の規約で、企業・団体献金の受け取りの禁止を明記したことに国会議員側から不満が漏れており、橋下氏らと国会議員の間で考え方の違いが表面化しています。
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