北九州市の災害廃棄物(がれき)処理支援
災害廃棄物(がれき)処理支援
災害廃棄物の受入れに関するQ&A
〜災害廃棄物の受入れに対して疑問や不安を持つ方へ〜 平成24 年6 月22 日 北九州市環境局 1. 受入れの必要性について
Q1-1 被災地(石巻市)ですべて処理できないのか。被災地に焼却炉を数多く建設すれば、現 地での処理が可能ではないか。 Q1-2 放射性物質の処理は封じ込めが鉄則であり、広域処理で拡散するのは間違っている。 Q1-3 災害廃棄物の処理は、時間をかけ被災地で処理すれば、雇用の確保にもつながるので
はないか。 Q1-4 わざわざ九州まで運搬して処理するのは、コストやエネルギーの無駄ではないか。
Q1-5 阪神大震災のときは、広域処理がほとんどなかったのに、なぜ、今回は必要となるのか。
Q1-6 宮城県知事は、コストを踏まえて広域処理を要請するといっているが、本当に北九州市に
処理してほしいと思っているのか。 Q1-7 岩手県岩泉町長は、「10 年、20 年かけて地元で片付けたほうが地元に金が落ち、雇用も
発生する。土地はいっぱいあり困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要が どこにあるのか」と批判しているが、どう考えているのか。 Q1-8 北九州市は金儲けのために受け入れるのか。広域処理の利権があるのではないか。国
からの補助金が目当てではないか。 Q1-9 災害廃棄物の受入期間の平成26 年3 月までに処理が終わらない場合、継続するのか。
Q1-10 災害廃棄物の推計量が減少した。こちらに持ってこなくても処理ができるのではないか。
Q1-11 被災地の災害廃棄物を利用し、防潮堤の建設を進めるべきではないか。
2. 試験焼却について
Q2-1 試験焼却の結果をどう考えているのか。
Q2-2 受入れ対象物は、あえて放射能濃度の低いものを持ってきたのではないか。 Q2-3 放射能濃度が低い災害廃棄物で試験焼却しても、処理の安全性を確認したことにならな
いのではないか。(低い放射能濃度で試験焼却といえるのか。) Q2-4 今回、試験焼却で受け入れた災害廃棄物には、異物が多く含まれていたようだが、「木く
ずを中心とした可燃物」といえるのか。 Q2-5 ごみ焼却施設での放射性物質の収支が明らかにされていないが、どう考えているのか。
3. 受入対象物について
Q3-1 石巻市も放射能で汚染されているのではないか。 Q3-2 受け入れ対象物を100Bq/kg 以下としているが、その確認はどうやるのか。全量検査は
しなくていいのか。 Q3-3 石巻市は、除染が必要な「汚染状況重点調査地域」なので、石巻市から受け入れるがれ きも放射性物質で汚染されているのではないか。 4. 運搬について
Q4-1 どのような方法で北九州市に運ぶのか。そのコストはどれくらいか。 Q4-2 運搬中に、沿線、沿道の人々が被ばくすることはないのか。
Q4-3 石巻市から北九州市へ運搬する際に、測定した対象物をどのように管理するのか。
Q4-4 北九州市までの輸送費用はどこが負担するのか。
5. 焼却処理について
Q5-1 北九州市が示した受入処理能力 39,500t の根拠は。
Q5-2 3 つの工場に広げるのではなく、1つの工場で処理すべきではないか。
Q5-3 39,500t の災害廃棄物を受け入れて焼却処理した場合に発生する焼却灰の量は、埋立 処分容量に影響を与えないのか。 Q5-4 バグフィルターではセシウムを除去できないと聞いたが、大丈夫なのか。実験データはあ
るのか。 Q5-5 焼却工場の周辺住民は本当に安全なのか。どのように安全性を確保するのか。
Q5-6 放射性物質を除去するバグフィルターからダストが漏れた場合、どう対処するのか。
Q5-7 災害廃棄物を焼却する場合、バグフィルターではなく、原子力発電所で使われているよう
な高性能のフィルターを装備すべきではないか。 Q5-8 放射性物質に汚染されたフィルターの取扱いはどうするのか。
Q5-9 日明工場に設置している湿式排ガス洗浄装置は、皇后崎、新門司にはないが、その役割
は何か。 Q5-10 本市が受け入れる場合の処理料金はどのくらいを想定しているのか。
6. 処分場について
Q6-1 最終処分場の外に放射性セシウムが流出することはないのか。
Q6-2 試験焼却の結果、主灰にも放射性セシウムが含まれているとの説明だが、埋め立てによ
って海に流出することはないのか。 Q6-3 福岡市では、処分場から放射性セシウムが流れ出ることから受けられないとしているが、
北九州市の処分場は大丈夫なのか。 Q6-4 被災地に大型処分場を作って、焼却灰を返すことはできないのか。
Q6-5 焼却灰のリサイクルを検討すると記載されているが、どのような利用を考えているのか。
Q6-6 ゼオライトとはどのようなもので、本当に放射性セシウムを吸着できるのか。
Q6-7 処分場に埋め立て後、どのくらいモニタリングを続けるのか。
Q6-8 埋め立て基準は8,000Bq/kg 以下とするのか。独自の基準を設けるのか。
Q6-9 管理目標を超えた場合、どうするのか。
Q6-10 埋立処理した場合、放射性物質を囲い込む施設〔防水シート〕の耐用年数は。
7. 放射能等について
Q7-1 ストロンチウムやプルトニウムは大丈夫か。 Q7-2 100Bq/Kg でも、放射性物質であることに変わりないのでは。
Q7-3 ダイオキシンやアスベストなどの対策はどうなっているか。
Q7-4 100Bq は安全と言うが、40,000t 受け入れると総量は40 億Bq になる。それを本市にばら
撒くのはとんでもないことだが、どう考えているのか。 Q7-5 政府の基準は最初100Bq/kg と言っていたのに、今では8,000Bq/kg と言っており信用で
きない。政府の基準についてどう考えているのか。 Q7-6 自然放射線と人工放射線を同様に比較してよいのか。自然放射線は許容できるが、人工
放射線は健康に悪いのではないか。 Q7-7 人体は、昔からある自然放射性物質が出す放射線には耐性があるが、新たな人工放射
性物質(セシウム137 等)の放射線には耐えられないのではないのか。 (人工放射性物質に は、人体への蓄積性がある。) Q7-8 一般公衆の線量限度を1mSv/年としているが、その根拠は。
Q7-9 焼却工場周辺の放射線測定は、空間線量だけでなく、土壌、松葉なども測定すべきでは
ないか。 Q7-10 焼却施設に放射線障害防止法で定める「放射線取扱主任者」を配置すべきではないか。
Q7-11 どんなに値が小さくても低線量被ばくによる健康被害があるのではないか。
Q7-12 放射性セシウムが、万が一海に流出したら生物濃縮があるのではないか。
Q7-13 集団(実効)線量※でリスクを考えるべきではないか。
Q7-14 内部被ばくによる子どもへの影響はないのか。
Q7-15 放射能濃度や放射線量を市民と一緒に測定することはできないか。
Q7-16 モニタリングポストを各区に置いてほしい。
8. 広報・風評被害について
Q8-1 市民の不安を払拭するためには、時間をかけて説明していく必要があるのではないか。 Q8-2 風評被害があったときは、誰が責任を取るのか。
Q8-3 健康被害が起こった場合には、国又は市が補償するのか。
Q8-4 市民への広報、マスコミへの対応を適切に行ってほしい。
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